わろてんか 12/18(月) 風鳥亭は大繁盛し、芸人たちは天満・玉造・松島の三カ所を掛け持ち

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

ダイジェスト

月の井団吾を専属の大看板に据えたことで、風鳥亭は大繁盛。
新たに寄席が一件増え、芸人たちは天満・玉造・松島の三カ所を掛け持ちする日々だった。藤吉は、寺ギンからの派遣に頼らず自由になる芸人を増やしたいと考える。

ある日、寺ギン派遣の曲芸師・佐助が足に怪我をして出演できなくなった。寺ギンは佐助の借金を取り立てるが、佐助の家には4人も子供がおり、女房が内職してもなかなか返せない。

佐助の女房は、恥を忍んで風鳥亭に金の工面を頼みに来た。
藤吉は、寺ギンの所の芸人に金を貸すのは筋違いになる、と断るが、てんは困ったときはお互い様だといい金を渡す。

ある日、伊能栞が天満・風鳥亭を訪れた。
寄席の桟敷席でいつになく大笑いした伊能栞は、郊外に住宅地と商業施設を開発する壮大な構想を暖めていた。活動写真館も作りスター役者を育てたいという。しかし、活動写真に女優として出演していたリリコが、女優を辞めたがっていた。

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 風鳥亭は大繁盛し、芸人たちは天満・玉造・松島の三カ所を掛け持ち

風鳥亭の売り上げと演目数

風鳥亭は松島に新店をオープンし、風鳥亭は天満・玉造・松島の三カ所になりました。売り上げは①天満 ②松島 ③玉造 の順に多いのですね。

藤吉は、芸人のやりくりが大変そう。

演目は、一日に24(昼に12、夜に12)×3軒 =72

芸人たちに3軒をかけもちしてもらって、間に合わせています。

…現代なら電車に乗って30分以内で寄席から寄席へ移動できる距離ですけど。団吾なら人力車、アサリやキースなんかは電車と徒歩で行ってたんでしょうね。

寺ギンからは15組くらい差配してもらっているが、誰が来るかは寺ギンの胸三寸。どんな人がくるのか解らないまま番組を作るのは困難。

キースとアサリは新しい芸で大受け。万丈目は…

ちょいと出ましたお笑いは 花の浪花(なにわ)の八百八橋(はっぴゃくやばし) はしはしづくしとまいりましょう
まずは浪花の三大橋。天神橋(てんじんばし)、天満橋(てんまばし)…

『橋』のところでバシっとハリセンでしばくキース。

アサリ:ちょっと何すんの!
キース:何すんのって、「ばし」の所でバシっと合いの手入れてるんや。

…難波橋(なにわばし)、道頓堀(どうとんぼり)は戎橋(えびすばし)、最後はご存じ心斎橋(しんさいばし)~

アサリ:三大橋やのに何で五回も叩くねん!
キース:あっ。誤解してました~

…先週からずっと言うてた新しい芸はこれか。やっと見れましたよ。リズミカルな節に身近な内容の唄、ハリセンで音と動きが派手。舶来ものまねや百面相よりはマシやね。お客さんも喜んでます。

…キース&アサリは大受けして寄席を掛け持ちしているのに、万丈目さんは昼に一回やって終わり。面をじっと見つめながら(何とかせな、あかんな…)と万丈目さん。早よ歌子さんと組んで、夫婦漫才見せてください(^^)。

伊野栞の壮大な構想

天満の風鳥亭に来た伊能さんは桟敷席に通され、生き生きと働くおてんさんを見て微笑。
万丈目さんの『うしろ面』が始まり、伊能さん大笑い。膝を叩き笑い転げてます。他のお客さん達もみんな。

…しかし、あの「うしろ面」でそこまで笑えますか? 舞台で何が起こっているのか見せられないまま、爆笑する客の顔ばかり写されてもねえ。伊能さん、何かあったんか?と心配になるくらいに笑いすぎ。

伊能さんは壮大な事業の構想を温めていました。

大阪郊外に大規模な住宅地を開発。
中心となる駅周辺に、飲食店や遊園地の一大娯楽施設を作る。
一番の目玉は、活動写真館。

新時代のスターや花形役者が誕生したとしたらすごい。しかし失敗したらすべてを失うかもしれない。それくらいの覚悟で伊能さんは事業を始めるつもりのようです。

…阪急電車沿線の文化は、この構想から始まったんですね。京都の住人からすると阪神、特に神戸は、海が見えて明るくて華やかで冬も暖かそうで。あこがれです。

…てん夫妻宅で伊能さんをもてなす酒の肴は、かまぼこ、ふきと豆腐(?)の炊いたもん、焼き魚、つけもの。おいしそうやわ。

あとがき

この際、てんを狂言回しにして『大阪演芸の歴史』を見せるドラマに軌道修正して欲しいです。夫婦の問題など見せなくていいですから、もっと芸と芸人たちを密に描く方向に行ってくれないでしょうか。不毛な部分はいさぎよくカットして。

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