わろてんか 12/15(金) 団真(だんしん)が風鳥亭で『崇徳院』をやることに。団吾(だんご)とお夕は来るのか?

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

ダイジェスト

団真の書き置きを見て死ぬのではないかと思ったてんたちは、団真を探し回る。お夕も駆けつけた。お夕は、こうなったのは自分のせいや、あの人は反対やったのに、私が駆け落ちしてと頼んだからやという。

団真は、ぼーっと川を眺めていたところを発見された。

けろっとして風鳥亭に顔をみせ、お夕の姿をみて驚く団真。
お夕は涙を流しながら激怒し『うちへのあてつけか。そんな事する前に根性みせて落語に精進し』というが、団真は『なんでお前がここにおる、さっさと団吾の嫁にしてもらえ』と言い返す。

いっぽう、ストライキ中の色もの芸人たちは、「これまでの甘えを反省し、真剣に新しい芸を磨いたので再び風鳥亭に出演させてくれ」と藤吉に言う。藤吉も「よろしゅう頼んます」と答え、両者は和解した。

団吾という天才を目の前にして、団真は自分の小ささを思い知り苦しんでいた。それでも団真は、ひとり無心に『崇徳院』の稽古を続ける。

てんは、団真とお夕のことばかり考えていた。
二人の仲を修復させるため、てんは団真を風鳥亭に出演させてくれないかと藤吉に頼む。
藤吉は許可したが、その代わり自分の頼みも聞いてくれという。

藤吉は、団真に『崇徳院』を演じてもらい、天才・団吾と共演ということで客を呼ぼうと考えた。てんは席主の代理として団吾を説得する。団吾にその気はなかったが、お夕も来ると聞いて少し心が動いたようだ。

団真の出演当日。楽屋で出番を待つ団真は、おトキも心配するくらい緊張していた。
団吾もお夕も、まだ来ない。

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団真(だんしん)が風鳥亭で『崇徳院』をやることに。団吾(だんご)とお夕は来るのか?

団真さんは風鳥亭で『崇徳院』を演じることになりました。大丈夫やろか。

団真とお夕が対面するシーン。人と人が本気でぶつかる姿を、俳優さんたちがちゃんとお芝居で見せてくれた。よかった~。迫力ありました。

団真の書き置き

席主 御寮さん お世話になりました 團真

きれいな字です。

われても末に あはむとぞ思ふ 團真

崇徳院の和歌の下の句ですね。

瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の
   われても末(すゑ)に 逢はむとぞ思ふ

『分かれた川の流れが再び合流するように、必ずまた会おう』という意味。

対面するだけで、もう素晴らしい二人の芝居

『川をぼーっと眺めていた』所を発見された団真さんは、けろっと風鳥亭に帰ってきました。「ご心配かけまして」と謝ってはいますけどね。

悪びれない態度をとる団真さん、ええなぁ。
涙ぐんだ目で団真さんを睨み続けるお夕さん、しれっと気をそらそうとする団真さん。
もうこの瞬間だけで、二人のお芝居は素晴らしい。

お夕と団真、どっちもどっち

「うちへのあてつけやったんやろ!」とお夕さんが怒り、「そやったら何や」と団真さん。

…えっ!あてつけやったんですか。崇徳院の下の句を書いたのは、お夕さんに戻って来てほしかったんか。でも「こんな事してうちが戻ってくるて思ったんか!」お夕さんは戻る気なさそう。

…『なんで落語を精進しやへんの!』とお夕は団真さんを叱りますが、団吾に買ってもらった高価な帯しめてそんな事言うのか。団吾のところに行ったのも、あてつけ半分かも知れないですね。

…団真さんのやり方も浅はかだし、お夕さんの残酷な仕打ちもひどい。この二人、どっちもどっち。だから離れられないのでしょう。

団真さんは『ほんまもんの天才を目の前でみたら自分の小ささに気づいて、この辺ざくざくされんねん!』と後頭部を叩きながら去りました。

お夕さんの悪女ぶりは、かなりのもの

団真さんはそれでも、無心に稽古を続けてます。こわれた扇子も修繕してます。

自分の小ささに打ちのめされながらも、自分の芸を信じようと必死なんやな。地位も名誉もお夕さんも…全部失って、もう失うもんはないしね。

お夕さんはあいかわらず節操がないね。団吾さんの別宅で団真さんの置き手紙を読むなんて。団吾さんに見られてるし。

内心はともかく、お夕さんは団吾に囲われたのです。高価な着物や帯を着せてもらって団吾の世話をやいてますし「師匠の大事な娘さん」と言っていた団吾もいまでは「お夕はわしのもんや」と言ってますから、弁解の余地はないでしょう。

お夕さんは、団吾さんを捨てて団真と駆け落ちし団真さんには月の井の名を捨てさせた。こんどは団吾さんを利用して団真さんに当てつけ?ひどいね。かなりの悪女ぶり。

団真さんには立ち直って欲しい。端席でもいいから、自分の落語を淡々と続けて生きていってほしいわ。落語に打ち込む自分を無くさないで欲しい!

そして、お夕さんは、もし団吾のところを出ても団真さんの所には戻らないでほしい!
団真さんを愛してるなら、お茶子でもして少し離れたところから団真さんを見守っていただきたい。

あとがき

北村有起哉さんと中村ゆりさんのお芝居がいい!
特にお夕さんの怒り、迫力ありました。

この気迫、おてんさんには出せませんね。てんを見ているとどうしても『お多福人形』を思い出します(^^;)

葵わかなさんの演技、表情は作っていますが感情がない感じ。余計な感情をくっつけてない分、イヤな感じもありません。声がきれいで京都弁もできている、その点はいいですね。

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