わろてんか 12/8(金) お夕の夫・団真(だんしん)と団吾(だんご)は、同門の兄弟弟子だった

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

ダイジェスト

お夕は、三人の関係を語った。

お夕の父は、先代の月の井団吾。お夕の夫は月の井団真(つきのい だんしん)で、お夕の父の一番弟子だった。二番目の弟子は、現在の団吾師匠。二人は本当の兄弟のように仲が良かった。

しかし、先代が二番目を跡継ぎに選んだため、団真は『あいつさえ居なかったら、お夕とも結婚できた』と弟弟子を恨むようになる。

10年前にお夕と団真は駆け落ちし、団真は破門される。二人は旅回りをしながら団吾の名をかたって芸を見せる毎日。稼いだお金はみんな団真の酒に消えてしまった。

いっぽう、藤吉は、月の井団吾を説得するため、またも座敷でどんちゃん騒ぎをしていた。団吾は、2万円の契約金と500円の給料を払ってくれたら風鳥亭に出演してもいいが、団真を出すならお断りだと藤吉に言う。

どんちゃん騒ぎの末の夜明けの座敷で、団吾はひとり熱心に稽古をしていた。その姿をみた藤吉はどうしても団吾が欲しくなり、2万円を用意しようとする。

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お夕の夫・団真(だんしん)と団吾(だんご)は、同門の兄弟弟子だった

三人の関係が明かになったけど、いろいろ疑問はありますねえ。視聴者の想像におまかせしますと言うことでしょうけれども、落語会のしきたりを良く知らないわたしは良くわからない。

まず、『ホンマは団真が跡を継ぐはずやった』のに、先代が弟のほうを選んだのはなぜ?
弟のほうが芸が上だとか、兄が何か問題起こしたとか、何か理由はあるでしょう。お夕さんは団真のほうが芸は上だと言ってるけど、惚れたひいき目ではないかな?

それから、名を継いだものは先代の娘と結婚するというしきたりがあるの?

団真さんは、なぜ駆け落ちまでした?破門になったら名乗れないし芸もできなくなるのに、まじめな人がそこまでするかなぁ?

北村有起哉さんってすごい

ストーリーに疑問は感じつつ、北村有起哉さん演じる団真に魅入られました。

若い日の団真が稽古に打ち込む姿、弟と笑いあう、くったくのない明るさ。数秒のシーンなのに、ああ、昔はこんな明るい人やったんやなあ…と感じさせる。

いったんは逃げたけど、こっそり長屋に戻って来て寝ころんでいる。お夕さんに見つかると「腹が痛となってな」と、悪びれもせずしれっと言う。…安心しきった相手に見せる態度ですね。

「お粥さんでも食べますか」。…お夕さん、甘やかしすぎやと思いますけど。

「あいつは何でも奪わな気がすまん男や。あいつには負けへん」「うちがそばにおるから安心して。あんたは芸を磨くことに励んでくれたらええんや」「任せとき」…団真は子供っぽい感情を見せてますけど、人間の本心ってこんなもんかもね。

ウフフフ!ハハハ!とじゃれて笑いあう二人ですが、笑い終わってほっと見せた一瞬の表情が良かった。この一瞬で、二人が離れようとしても離れられない仲なんだということが伝わりました。ダメ男ではあるけど、お夕さんはそんな夫に尽くすのが自己実現であり生き甲斐。こういうのは、他人にはわからないもの。

二人の演技に、すごいなーなんて感じたんですけれども、中村さんも北村さんもプロの俳優なんだから、あたりまえといえばあたりまえなんだと思います。

悲しいことだけど、わたしの目がお粗末なものに慣らされてしまっていたのかも。音楽でも映像でも食べ物でも、なんでもそうなんだけれど、良いものを選んで体験していかないと感受性が鈍ってしまうなぁ…

オッペケペ節について

あいかわらずどんちゃん騒ぎの団吾。大勢で踊りまくっていた『オッペケペ節』とは、明治時代に流行った風刺歌、ラップですね。歌詞にはいろいろなバリエーションがあったのでしょうけど、ドラマの中ではこんな歌詞で歌ってました。

オッペケペ オッペケペ オッペケペッポ ペッポッポ
女を騙して地獄に行って 閻魔に賄賂 使こたとて
極楽なんかに行けるかえ

ふーん…
権力を批判してるわけでも世相を風刺しているわけでもなく、楽しい歌詞でもないね。このあと面白い歌詞が続くのかもしれませんが、これだけだと魅力ないなぁ。不安をかきたてるようなBGMが重なって、なーんかイヤな事件が起こりそうな気もします。

団吾、天才の稽古がこんなものなの?

夜明けの座敷でひとり稽古をする団吾。

「瀬をはやみ、岩にせかるる滝川の~」こればっかり繰り返してます。いろんな声色で試していますが、こればっかり。その様子をふすまの陰から見て感動する藤吉。

…あの、わたし落語のことをあまり知らないのでアレなんですけど、これって本当に天才の稽古なの?笑いの神さんに愛された天才の稽古が、これなの?

…団吾より団真さんの芸のほうがいいわ。

…団吾の魅力がどんどんなくなってきました。藤吉に金を要求したり、かつての兄弟子のことを悪く言ったり。破天荒は許せるけど天才の品格は感じません。団真さんはダメ男で落ちぶれてるけど、つい同情してしまう魅力があるよ。

藤吉の人格がよくわからない

藤吉は、団吾の言うまま二万円の契約金を用意しようとしていますが、団吾のあの稽古だけでそこまで決心するというのが、どうもよくわからない。

もっとわからないのは、お友達の芸人たちに急に冷たい態度を取るようになったこと。以前は、お人好しと言っていいくらい友達には甘かったですよね。キースがどんな迷惑をかけても怒らないし、つまらない芸しかなくても寄席に出していたし。いまに始まったことではないですが、藤吉がのキャラクタがよく解りません。

あとがき

団吾の魅力が大幅ダウン。もしかしたら本当に団真のほうが芸が上なんじゃないかという気がしてきました。はやく二人の落語を聞きたいです。

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『わろてんか 12/8(金) お夕の夫・団真(だんしん)と団吾(だんご)は、同門の兄弟弟子だった』へのコメント

  1. 名前:匿名 投稿日:2017/12/09(土) 20:16:51 ID:1f70d4c26 返信

    あなたの中では藤吉は団吾師匠の落語を聞いていないことになっていますが、12/4(月)の放送でおもしろかったわ~と言いながら帰ってきています。
    よく見返してからブログ書かれた方がよろしいのでは?

    • 名前:simizuy 投稿日:2017/12/10(日) 05:34:17 ID:440be5f36 返信

      そうでしたか、気がつきませんでした。録画が残っていれば見てみます。ありがとうございます。

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