わろてんか 11/23(木) てんの父・藤岡儀兵衛の死を知らせる風太

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※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

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久し振りに大阪に来た風太は、藤岡儀兵衛が亡くなったことをてんに告げた。
てんは今すぐにでも京都の実家に行こうとしたが、すでに49日も終わっていると聞いてショックを受ける。

悲しみでぼんやりするてんに、啄子は『親の願いはただひとつだけ、子供の幸せや』と言う。

藤吉はてんを寄席の末席に連れていった。
舶来ものまね。うしろ面。落語。お客さんに笑ってもらおうと懸命に演じる芸人たちを見る藤吉とてん。てんに笑顔が戻った。

感想

風太が悲しい知らせ

風太は暗い顔をしていました。

いつものようにお気楽なてんは、「風太、どないしたん~」「そうや!お父はんに怒られたんやろ。『お前の暑い暑い聞いてたら余計に暑うなる』て、よう怒ったはったもんな」

…そうそう。京都の夏は大阪よりずっと暑い。つい『暑い暑い』が口癖になるけど、それ聞いて余計に暑うなります。リアルな会話です。

風太は「旦さんが亡くならはった。病気やったんや」とてんに告げました。
てんは、そんなん嘘や!冗談やろ!と風太を問い詰めますが、風太の目からこぼれる涙が、嘘やないことを示していました。

もう49日も過ぎてしまった。儀兵衛さんは病気のこともその後のことも、てんには言うなと言っていたのです。

「お父はんに会いたい!イヤや、こんなんイヤや!」てんは、力が抜けて座り込んでしまいました。

悲しみに沈むてん。親のたったひとつの願いは

いつか父と見た雪の花を思い出し、縁側に座るてん。
「ひとめでええさかい、会いたい。お父はんとこに帰りたい」藤吉の肩で、てんは泣きました。

…悲しいですね。こんなに早く逝ってしまわはるなんて、考えてもみなかったでしょう。いつか寄席で俺を笑わせてくれ、という夢もかなえてあげられず、親不孝ばっかり。

寄席の夜、風鳥亭の客席からは笑い声が聞こえてきます。啄子さんは、てんのお茶子の仕事を助けて働いていました。

「冷やしあめがよう売れてるで」と穏やかにてんに声をかける啄子さん。
芸人は親の死に目にも会えへんそうや。親が死んでも、笑ろて高座を全うせなあかんらしい。あんたは、それひどいと思うか?わてはそうは思わへんな。親が死んだとき、子供が笑ろて仕事に打ち込んでるやなんて、それこそ親の本望や」

てんは、父と最後にあったとき「てん、お前は笑ろてるか?」と言われたことを啄子さんにいいました。

「ええお父さんやな。親のたった一つの願いは、子供の幸せや」
「帰ってくるなと言わはったお父さんの想い、ちゃんと考えるんやで」と、啄子さん。

…啄子さんが居てくれて良かった(T_T)

夜の風鳥亭で、てんの悲しみが癒される

藤吉は、てんを寄席の客席に連れていきました。

キースの舶来ものまね。あいかわらずのダジャレでパッとしませんが、キースは懸命に演じます。客席からパラパラと拍手、笑い声。

万丈目吉蔵のうしろ面。「今日も一日笑ろてすごしましょ。陽気に陽気に」客席の手拍子に乗って、ホッ、ヨイトナ。背戸の段畑、なすとかぼちゃの喧嘩がござる♪

松葉亭ぽん蝶の落語。演目はわかりませんが、パオーパオーと象のものまねをしている様子。

大勢のお客さんたちは、笑ったり手拍子うったりしながら夜の寄席を楽しんでいます。てんも次第に笑顔になっていきました。

…風鳥亭の雰囲気いいですね。提灯の灯る寄席で、こんな風にのんびりと夕涼みがてらひと笑い。わたしも行ってみたい。悲しい心もゆっくり癒されそうです。

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あとがき

てんの悲しみは身につまされました。わたしも笑って生きていこう。

でも、よく考えるとおかしな所もあったわ!悲しさで紛れてたけど。

まず藤岡屋。いくら勘当の身とはいえ、儀兵衛さんの危篤時になぜ知らせない?死去したことや葬式は他人にも知らせるのに、49日が終わるまで、てんに「だけ」隠していたのはなぜ? 風太はなぜてんに『京都へ帰ったらあかん』というのか?

それから、北村屋の親子は、藤岡屋への借金もまだ返せず、てんの嫁入り道具も質屋行きのままです。藤吉は、てんを幸せにするという約束をまだ果たしていません。そもそも藤吉がきちんと結婚を申し込んでいたら、てんは勘当されずに済んだのですし。啄子さんも、てんを一人前に仕込むといいながら、まだ出来ていません。

ですので、北村の親子はもうすこし、儀兵衛さんに申し訳ない気持ちがあってしかるべき。てんを慰める様子がまるで他人ごとのように見えて残念でした。

さらに、キースと万丈目さん、いつから、なぜ、客に受けるようになったんだろう?
特にキースのは、芸と言えるかどうか怪しいレベルやのにね。

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