わろてんか 11/2(木) てんから相談を受けた伊能栞は『僕はいつでも君を待ってるよ』という

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啄子は、キースの芝居用の刀を奪い取り藤吉を成敗しようとするが、万丈目吉蔵は機転を効かせて啄子をなだめた。

藤吉が大量購入したパーマ機の保証書は英語で書かれていた。てんは伊能栞に相談に行き保証書を見せたが、これはきちんとしたもので訴えても無駄だと言われてしまった。

栞はてんの境遇を心配し、いつでも自分は待っていると告げる。

啄子は心労のあまり体を悪くしてしまった。それにも関わらず、家中の米を売って金にしようと奮闘する。見かねた藤吉も米を売り歩くが、ほとんど収入にならない。

金貸しが催促にやってきた。
啄子は、この家はわての命、家を奪うというなら、わてを殺しなはれ、という。
藤吉は奥から包丁を持ち出した。

感想

万丈目吉蔵の機転、芝居仕立てで刃傷沙汰を回避

啄子さんは、藤吉に向かって刀を振りあげました。
それ、芝居用の刀やから切れませんけど。まぁそのくらい怒っているということですね。

万丈目吉蔵がとっさに一芝居打ちました
「殿、殿中でござる!殿中でござる!」
殿、ご乱心めされたか!おのおのがた、御出会い候、御出会い候~

「俄」芝居、忠臣蔵の江戸城・松の廊下での、刃傷沙汰の場面ですね。「殿、城の中です!やめてください。殿さまがご乱心だ!みんな来てくれ!」と人を呼び、野次馬の観客が集まりました。啄子さんは右に左にと藤吉に斬りかかりますが、「よっ!日本一!」と観客から拍手が起こり「何やの、これ?」と戦意喪失

このコント、藤井隆さんは良かったけれども他の人たちの動きや表情、写し方・効果音など全体的な「間」が悪くて笑えませんでした。「間」としかいいようがないのですけどね。でも、やろうとしていることは分かるし、うまくなれば面白いと思う。

啄子はてんに心を開く

借金のカタに家と土地を取られるかも知れず、心痛のあまり体調を崩した啄子さん。てんの用意した薬を飲んでいます。京都へは帰らないというてんに、

「困ったおなごや。あんたも貧乏くじ引いたな」啄子さんは昔のことを語り出しました。

藤吉が子供のころ、わては藤吉の手を引いて帰ってこない夫を探し回っていた。このまま川に飛び込もうかと思うくらい疲れ果てたとき、藤吉は寄席の提灯を見て『あれ見たい。なあお母ちゃん、あれ見たい』といった。寄席の提灯がお祭りみたいだったのだろう。親子水入らずもこれが最後と思い、二人で落語を見た。もう哀しいやらおかしいやらで、わては笑った。

啄子さん、少しずつてんに心を開いているのですね。てんも啄子さんの話をじっと聞き入ります。啄子さんの気持ちわかりますよ。絶望の中でも、哀しいやらおかしいやらで泣き笑いしてしまうものですね。

伊能さん、何と都合のよいことを

藤吉が大量に買った粗悪なパーマ機の契約書は英語で書かれていました。弁償してもらえるかどうか、てんは契約書を伊能栞さんに見せて相談します

伊能栞さんの答えはNOでした。

契約書に問題はない。訴えても無駄だ。
粗悪品を確認せずに契約したほうが悪い。
外国でもこの機械は開発されたばかり。西洋の考え方をまねるのはまだ早すぎる。
目のつけどころは面白いが…

てんはいたたまれなくなり、最後まで聞かずに逃げるように去ろうとします。
栞さんは、大丈夫か?とてんを気遣い、

「このままそんな男と一緒にいるつもりか?」
「君はそいつといるほうが幸せだと思ったから、あのとき僕は…」
僕はいつでも待ってるよ

うわー!!なんちゅう都合のいい展開や!
てんちゃんの、どこをそんなに気に入らはったんか知りませんが…

藤吉の根性なし

北村屋では、啄子さんが必死で米を荷車に積んでいました。全部売り払って金にするんや、といいます。藤吉は「そんなこと…」しても無駄やと言いかけますが、啄子さんは、最後の一粒まであきらめへんと。

その言葉に、根性なしの藤吉も荷車を引いて米を売りに出かけますが…「お米いりまへんか。長いつきあいですし、そこをなんとか」と、ヒジョーに甘いです。

万丈目夫妻の歌子さんは「買うてあげたいのはやまやまやけど、うっとこは安いのしか買えへんのや…」と。「うっとこ」というのは、うちの所=我が家という意味です。歌子さんの感覚はまともですね。米は買えないけど差し入れしてくれました。

店に帰った藤吉は「これだけしか売れへんかった。もう…」ダメやと言いたいんでしょうね。お母さんの言葉に発奮してがんばっても、すぐにへたれて口をモグモグさせ、弱音を吐きます。

もう、この人の顔も見たくないですよ、わたしは。

金貸し再登場

大阪人の金貸しがまたやって来ました!

お取り込み中のところ、エライすんまへんな」いきなり登場。
利息だけでも払ろてもらえまへんやろか。払えんようなら、借金のカタ、差し押さえちゅうことに、なりまんな」顔色をうかがい、「エライすんまへんな、金貸しはもう、せっかちでしてな。ごめん」帳場に入ってきました。金貸し業はせっかちで困りますね。と自分を客観視するクールさが、大阪人(弁)の面白いところです。

「あ~あ。この店もたたむよりしょうがおまへんかなあ。あーもったいないこっちゃ」「この柱かてもう…何もかも、いい焚き付けになってしまいよるがな…」早く金を返してくれないと、家屋がつぶされ、木の柱は火をおこす時の着火剤にされてしまいますよ、というのですね。

わたしはこの金貸しさんがお気に入り。
言葉・動作・雰囲気すべて大阪人ですね。借金の取り立てという憎まれる役回りですが、尊大な態度は取りません。北村屋の家屋にも敬意を払っています。

本当に、この金貸しさんだけはまともですね。不思議です。
京都編で伊能家の当主が、一方的に縁談を断ったにもかかわらずエラそうな態度でしたので、ドラマ制作の人の神経を疑いました。その後も番頭さん引き抜き騒ぎの描き方を見て、その思いは強くなっていたのですが。

なんでだろう、この金貸しさんの行動は、まともです。

わてを殺しなはれ!

絶対絶命の啄子さんは、「わてを殺しなはれ!」と激高。

この家はわての命や、この家をつぶすというのは、わてに死ねいうこっちゃ。
一歩も動きまへんで。さ、殺しなはれ!

金貸しに土下座して、待ってくれと頼むてんちゃんの横で、ただオロオロしていた藤吉。
わたし、この人の顔はもう見とうないんですが…大写しになって思い詰めた顔。

藤吉は奥へ走り去りました。もうこのまま永久にいなくなって欲しい…しかし藤吉は、包丁を手にして戻ってきて「お母ちゃんのいうとおりや。いっそこの家壊して…」啄子さんに向かって、包丁を振り上げました。

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あとがき

このドラマ、いい加減で浅はかなエピソードが大半のうえ、主人公たちに魅力がなく、ギャグも滑りまくり…という、トホホな出来映えですが、本当にたまーに、部分的に、いいシーンやいい役者さんが出るんですね。それで、もうちょっと見てみようという気にさせられて視聴を続けております。

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