わろてんか 10/5(木) 化け猫はお父さんだった!哀愁ただよう父・儀兵衛は後ろにも眼がある

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くすり祭りから帰ってきたが、藤吉のことを考えるとドキドキするてん。

汚れた着物を着替えさせてもらいながら、藤吉の言葉「笑いの色は何色か知ってるか?」について母や祖母に聞いてみたが、よく分からない。大好きな兄の部屋に行き、一緒に考えてもらったが、やはりよくわからない。

そのころ台所では、来客用の上等なお酒が毎晩減っていく、という事件が続いていた。

犯人に疑われた風太が必死に否定していると、大奥さんのハツは「この家には化け猫がいはる、化け猫のしわざや」という。

風太とてんは、化け猫をおびき寄せるためマタタビを用意して、台所の隅から見張ることにした。ほどなくして2人とも寝てしまったが、丑三つ時を過ぎたころ、足音がした。

足音が止まり、戸棚をあけて茶碗でお酒を飲み干したのは…

お父さんだった!

感想

お父さんが、だんだん魅力的になってきました。
怖い顔のまま笑わせてくれます。哀愁がただよいます。

お酒も飲めない堅物のお父さんが、無理にお酒を飲み干すとは…何か事情がありますね。

お祖母さんのハツさんは、化け猫のはなしを持ち出して、お酒の件から皆の気をそらせようとします。ハツさんには、誰が飲んでいるのか分かっていたようです。

笑いの色は何色?

「笑いの色は何色か、知ってるか?」という藤吉の言葉が気になってしかたがないてんちゃん。

お母さんとお祖母さんに聞いてみました。

お祖母さんは、こんな話には相手になってくれませんね。
「そんなことより泥棒に気いつけなあきまへん」とか言っています。
現実的で厳しい人なんでしょうね。

お母さんは、こんな問いかけにも「何やろなあ?」と考えてくれ、しばらく考えたのちに
「赤や!」と断言します。

(なんで赤なんやろ?)

この母娘、ハツさんは現実的でマジメ。しずさんは、ほんわりした人のようです。

てんはお兄さんの部屋に行き、一緒に考えてもらいます。
鯛さんの赤、餅の白、錦糸卵の黄色… てんはお腹へってるんか?とお兄さんに言われます。金、紫…どれやろ?

お兄さんは、お膳のチョコレートを見て「茶色や、お茶や!」と思いつきました。

昔から、笑うことにはお茶の字が使われてるのが多い。
お茶らける、茶化す、お茶目…

さすがお兄さん。学生さんで本もたくさん読んでるから、物知りです。

ホンマやな!お茶の茶色!アハハハ!と喜ぶてんちゃんとお兄さんですが、あれ~?

「…けど、お茶って緑色や…」

(そうやったわ!わたしも茶色やと思て聞いてたけど…)

こういうのが、地味ですけど「お笑い」だと思います。
昨日のドタバタは、「お笑い」と違います。

哀愁のお父さん、後ろにも眼がある!

くすり祭りから帰ってきたてんと風太が、お父さんの後ろを這って通ろうとしたとき。
お父さんは前を向いたまま「何やその格好は?」
これはびっくり。

帳場で証文にハンコを押し、ため息をつくお父さん。
金額が書いてある…借金かな?
外はお祭りでざわめいているのに、暗い顔をしていますが、着替えてきたてんちゃんがうしろを通っただけで、「なんや?」と気づきました。

すごいな、お父さん!

ギョロ眼の鬼さんは後ろにも眼がある、と(使用人から)怖がられているのは本当ですね。

夜更けになってもお父さんは、ドイツ語の辞書を引いてノートに書いてます。
消化酵素、ディアスターゼ…。ていねいでマジメな字。人柄が出てます。

家族みんな、のんびり笑いの色について話しているのに。
外は、お祭りでみんな浮かれているのに。
儀兵衛さんだけが、ため息をつきながら怖い顔をしているのでした。
哀愁ただよう姿です。

遠藤憲一さん、いいですね~。ぴったりの役柄だと思います。

毎晩、酒を飲むのはだれ?風太が疑われる

台所で、使用人たちが騒いでいます。お客様用の上等なお酒が、毎晩減っていくというのです。泥棒やろか?イヤや~!

だんさんは下戸、一滴も飲まはらへん。大奥さん、奥さんも飲まはらしまへん。
ましてやご病気の新一さんが飲むわけない。

あ~聞いててほっとする!
使用人4人のうち、3人は関西出身のようですね。ネイティブな人のセリフはやっぱり聞きやすいです。

風太が疑われました。
風太は、紅白饅頭は5つ食べたけど、酒なんか絶対に飲んでまへん!といいます。
翌朝もやっぱりお酒が減っており、番頭さんは風太に言います。

「酒を売って小遣いにしてたんやろ?とんだ忠義のネズミやな」
「違う、わてと違います!」

そのとき大奥さんのハツさんが現れ

「ネズミやのうて、化け猫ちゃうか?」と言います。

「この家には代々、化け猫がいはる。
月も見えん暗い夜、丑三つ時に、廊下をヒタヒタ、おくどさん(台所)でピチャピチャ、何ぞ飲むような気配がするんどす」

そして、これ以上詮索するな!と番頭さんにもクギを刺すのでした。

ハツさんは、お父さんが飲んでいると分かっていたのですね。
でも、そのことをあまり(使用人や子供には)知られたくないようです。

化け猫もマタタビ好きやろか?

風太とてんは、化け猫のしわざかどうか確かめるために、台所のすみにスタンバイします。
またたびでおびき寄せるんや!という風太に、てんの一言
「化け猫もマタタビ好きやろか?」

マタタビ好きの化け猫かあ、かわいいでしょうね(^^)

2人の会話が子供らしくて、ほのぼのします。
気合いをいれたわりには、すぐ寝てしまうところも可愛い。

丑三つ時をすぎて足音がし、戸棚を開けて酒を茶碗につぎ、
飲みほしたのは、お父さんでした!

お酒一滴も飲めへんのに…まずそうな顔してます。
(上等のお酒やのに、もったいない…笑)

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あとがき

このドラマ、細部までちゃんと設計されていると思います。
人物設定が狂わないし、映像もセリフも、嘘やごまかしがないと思います。
ちょっと不安な所もありますが、わたしは少なくとも「手抜き」は感じないです。

…それが普通といいたいところですが、「ひよっこ」後半の手抜きは、ひどすぎましたから。新人ならともかく、ベテラン脚本家や演出家の仕事とは思えなかったな。

しかし、「わろてんか」もまだ始まったばかりだから、油断禁物です。

脇役の人たちは魅力あるので、もっと主人公たち(藤吉と大人のてん)の魅力が出ればいいなぁ。

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