わろてんか 10/3(火) 病弱な兄、新一は喘息発作で休学に…てんを励ます優しい兄さん

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笑い禁止令を出されたてん(ゲラてん)。
風太は、笑いそうになったら『両手で口を横に引っ張ってイー』してこらえる方法を考えだしてくれた。祖母ハツは、これまで以上に厳しく茶道・華道・お箏をてんに指導し、てんも笑わず一生懸命お稽古する。

お父ちゃんはわたしが嫌いなんやろか…とつぶやくてんに、母しずが父のことを話してくれた。父は丁稚奉公でこの家にきて、笑うひまもないくらい忙しく働いて来た人。商談のために外国語の勉強をしてホームパーティまで開いたのだという。眠れないてんは父の部屋をのぞき込み、父が勉強する後ろ姿をじっと見ていた。

てんの兄新一は、ぜんそくの発作が出てしまい、休学して安静にすることになった。あんまり兄の側には行かないようにと言いつけられるてん。笑わせると体に障るからだ。そんなてんを、兄新一は『てんの笑う顔を見ると僕も元気になるんや。』と優しくはげます。

感想

登場人物の背景が少しずつ見えてきましたね。
お父さんが怖いのには理由があり、お兄さんもただ優しいだけの人ではないのでした。人の行動には必ず理由があり、その人なりの事情があるもの。それを少しずつ、ていねいに見せてもらえることを期待してます。いまのところいい感じ。

お父さん・藤岡儀兵衛

てんのお父さんは、丁稚奉公で藤岡屋に来ました。たぶん子供のころですね。
親戚の風太みたいにお気楽な身分ではなく、甘えは許されません。笑う暇もなく一生懸命働いてきました。そこをハツさんに見込まれて藤岡屋の入り婿になったようです。

なるほど…だから、店先で薬研を使って薬をすりつぶしてたのか。丁稚時代からずっと手に慣れ親しんだ仕事を、旦那になった今もしているのですね。

大きな店の旦那さんなら、店のことは使用人にまかせて芸事や遊び三昧の人も多いと思いますが、このお父さんは違います。無愛想なのはもともとの性分みたいですが、マジメな働き者なのでしょう。ドイツ語も一生懸命学んで、商談につなげようと努力しているのです。性にはあわないホームパーティも、がんばって計画したのでしょう。なのに台無しになってしまって…
てんちゃんにお酒を持たせたのがアカンかったのよ。

お兄さん・藤岡新一

幼いころから病弱で、てんが4つのときに喘息を発症しました。今回、大人になってから発作が出てしまい、安静・休学しなければいけなくなりました。進学していずれは留学(ドイツでしょうかね)を予定していたのに、ダメになるかも知れないですね。

喘息のことや、勉強のこと、店を継ぐことを考えたらくじけそうになる。と新一さんは言いました。たぶん、父にも母にも言えない心の内を、てんちゃんにだけ聞かせたのでしょうね。てんの笑う顔を見たら僕も元気になるし、笑ろうてや。というやさしいお兄さんです。

お兄さんの部屋は、『離れ』なのですね。中庭を隔てて向こう側の一番奥の部屋のことを「はなれ ○●○ 」(イントネーション:○は低音、●は高音)と言います。喘息があり安静にしないといけないので、離れた部屋なのかも知れない。

ゲラてんは、少し大人になったかも

母しずさんの話では、てんが4つのとき新一さんが喘息になり、藤岡家は暗くなりました。てんは、そんな時でも笑う子。てんが笑うと家の中が明るくなった。てんはお天道さまのてん。いつも明るく回りを照らすように。という意味なのでした。

母からいろいろな話、自分の知らなかった父の姿や、自分の名前の意味を聞いたてんちゃんは、少しだけ大人になったかも?

武井風太

風太くんは、てんの親戚の子で藤岡屋には丁稚奉公に来ています。丁稚といっても気楽なもので、『行儀見習い』といった意味あい。大人になったら藤岡屋の使用人として働く定めのようです。

風太くんは、いつもてんと一緒にいて、てんを助けてくれます。
てんが走れないときは背負って走ってくれるし、てんが大事なところで笑わないように一生懸命。今日も『笑いをこらえる秘策』をてんに教えてくれました。

いまは子供同士、いつも一緒で楽しそうなてんと風太くんですが、大人になって、てんちゃんがお見合いしたり旅芸人と恋仲になったりしたら…風太くんは複雑な思いでしょうね。

薬の神さん

てんちゃんの言っていた『薬の神さん』というのは、やっぱり二条通の「薬祖神祠」のことでした!となると、藤岡屋はやっぱり二条通やな。予想が当たって嬉しいです。

薬祖神祠についてはこちらをお読みください。

2017年10月2日より放映されるNHK朝ドラマ「わろてんか」のヒロイン藤岡てんの生家は、京都の老舗薬種問屋 藤岡屋です。藤岡屋の所在地は京都のどのあたりなのでしょうか。

ただ、薬祖神祠は神社ではなくて小さな祠です。

現在の薬祖神祠のあたりに大きな神社はありませんので、てんちゃんが聞いた神社の祭り囃子の件はフィクションだと思います。神社の境内に芝居小屋が立つというのも、実際にはないと思います。

京都の地理

北村藤吉は、昨日はどこかの街道筋を走っていました。「ここから洛中」という道しるべが映っていたので、外から京都市内に入ったのですね。大阪方面から入って来たのかな?きょうは藤岡屋の近くの神社に走り込んできました。ずっと歩くか走るかして来たんでしょうね、すごいな。

ドラマの途中で一瞬、京都の街の全景が映り、五重塔が2つ見えていました。
山の遠さから考えて、たぶん東山の高いところにある寺社から京都盆地を見下ろした風景だと思います。手前の塔が八坂の塔かな?実際は、もうちょっと高い位置ではないかな…向こう側のは東寺の五重塔ですね。

私は2ついっぺんに見たことがないので、新鮮に感じました。明治時代なら高い建物もなかったから、こんな風に見えていたのかな。

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あとがき

しばらくは何も評価しないで、ドラマを見守りたいと思います。ちょっとだけ、京都弁で気になったところがありました。

ハツさんのせりふ「そないな事を、しなくても」(そんな事を、しなくても)は、おかしいです。「そないな事」まで言いかけたなら、「そないな事せんでも」●●●○●○●○○○と続けて言うのが自然。(○は低音、●は高音)

お父さんのセリフ「笑う、いうんは…」(笑うというのは)のイントネーションが違います。

(誤)笑う ○○●
(正)笑う ●●●

関西以外の方にはどうでもいいことですね。細かくてすみません…

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