わろてんか 10/28(土) 楓は自分の気持ちに正直になり、北村屋を去った

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てんが母からもらった白喪服が庭の隅に捨てられていた。
てんとトキは楓の仕業ではないかと疑うが、それは家中から金目ものを集めていた頼子の仕業だった。

てんは楓を疑ったことを謝る。
楓は実は、歌人になりたいという夢があったのだ。夢をあきらめて北村屋に嫁ごうとしていた楓だが、まっすぐなてんの心に触れ「うちも、うちらしく生きたい」と笑って北村家を去っていった。

いっぽう藤吉は、啄子の眼を盗んで北村屋の帳簿を見て驚く。番頭はここのところ不審な外出が続いていた。北村屋に何か大変なことが起こっているようだ。

感想

てんちゃんの「あほの力」

てんの白喪服がなくなり、庭の隅で発見されました。
犯人は楓さんと思いきや、頼子さんでした。家中の金目のものを探しては質屋に売っている頼子さんは、てんの着物がうらやましくて…と泣き真似をしながら白状。

てんちゃんは怒ると思いきや、パッと笑顔になり

「なーんや!そやったんどすか。おおきに!」(アハハハ。楓さんと違ごうたんやな)

明るいアホてんちゃん。こういう人がいると救われるわぁ。「あの子は、笑いで家族を明るく照らしてくれた」としずさん言ってましたが、笑いというより「あほの力」かな。

与謝野晶子…ああっ、いやらしい!

楓さんはなんと、短歌が趣味だったのです。
てんとおトキは楓さんの部屋を掃除していて、与謝野晶子の歌集を見つけました。

乱れ髪?はしたない!
柔肌の熱き血潮に触れもみで…ああっ!いやらしい!
「夜な夜なこれを、むさぼり読んで…」

トキは大騒ぎ。まるでエロ本を見つけたみたいな反応(^^;)

明治時代の女性がこんな歌を詠むなんて、ビックリ仰天のセンセーションとして知れ渡ってたのでしょうね。いやらしい!はしたない!と言いながら、トキもてんも知ってますもんね。

楓さんの短歌 笑わしてくれはるわぁ

川の畔でぼんやりしている楓を、てんが見つけました。

「楓さん♪着物のこと違いましたんやな、何で『やった』やなんて」
「どうせ誰にも信じてもらえへん。昔からそうやった」

楓さん、いきなり自分のことを語り始めました。楓さんも誰にも理解されない寂しさを抱えていたのでした。与謝野晶子を読んでいたのは、恋愛に興味があるからではなく歌が好きだからだと言います。楓の短歌はこれ。

枯れ肌の 水も弾かぬひとり寝の あわれなりけり 女もののふ

「楓さん女侍なんや!すごいなあ、こんなん書けて♪」てんちゃんは喜んでますけど、

これ与謝野晶子の「柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君」のパロディですね。独身女性の孤独がよく表現できており習作。身につまされます(^^;)

楓さんの門出

てんのアホパワーが楓さんにも伝搬し、楓さんは「ほんまは親の決めた結婚なんか興味ない。自分のことは自分で決めたいんや」と言い出しました。

自分に正直になった楓さん、自分らしく生きようと決心し、晴れやかな顔で啄子さんに挨拶しました。

短い間でしたがお世話になりました。もめ事にはもう飽き飽きしまして。すんまへん、許しとくれやす」「うちは、うちに会う男はんを、自分で見つけてみよう思います」

普通は「長い間お世話に…」ですけど…。楓さん、初めての笑顔がすてき。もめ事には飽き飽きしたという挨拶も、潔くていいね。意思のハッキリした楓さんですから、きっとこれから自分のしたいように生きていくでしょうね。こういう女の子は、是非応援したい。

北村屋の番頭がおかしい

ところで、北村屋の番頭はやっぱり挙動不審です。

ボンクラ藤吉に「さすが北村屋の若だんさん」とお世辞を言ってみたり「大阪人は味より値です」と嘘言ったり。最近は行き先を告げずにどこかへ行くことが多いのです。

店の帳簿をみた藤吉が顔色を変えていましたし、へんな洋装の男が来店しましたし、北村屋は何かマズイことになっているに違いありません。

使用人を大事にせず、番頭とごりょんさんの間にも信頼関係がなく、笑いのない家が繁盛するはずはない。そのうち潰れるのではないかと思ってましたが、いよいよのようです。

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ドラマ開始から一ヶ月経過

このドラマが始まってほぼ一月立ちましたので、これまでの評価を書いてみたいと思います。あくまで、わたしの見解。私見です。

「京都弁」「大阪弁」

一番心配していた「京都弁」「大阪弁」は、悪くないです。個人差が大きいので、僭越ながらランク付けさせてもらいますね。※敬称略。

★★★上手
子供のてん(新井美羽)、子供の風太(鈴木福)、てん(葵わかな)、風太(濱田岳)、杉田楓(岡本玲)、藤岡りん(堀田真由)、藤岡しず(鈴木保奈美)、藤岡ハツ(竹下景子)、藤岡新一(千葉雄大)

★ヘタ
藤岡儀兵衛(遠藤憲一)、北村藤吉(松坂桃李)、秦野リリコ(広瀬アリス)、北村啄子(鈴木京香)

◎ネイティブスピーカー
トキ(徳永えり)、北村頼子(西村亜矢子)、北村屋の番頭(井之上チャル)、北村屋の女中(楠見薫、土井玲奈)、藤岡屋の番頭(国木田かっぱ)

方言以外について

★★★素晴らしい
建物(藤岡屋、北村屋)町並み(船場、京都)
衣装、小道具、大道具、時代考証、演芸の考証、通行人、京料理、オープニングテーマ

★★まあまあ
登場人物のキャラクタ設定、俳優さんたちの演技、音響効果

★ダメ
脚本、演出、ナレーション

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