わろてんか 10/20(金) 藤吉は藤岡屋の蔵に通って芸を見せ、てんはついに笑う

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怒った風太は、藤吉を締め上げて「早く大阪へ帰れ」と言ったが、藤吉はどうしてもやらなければならないことがあるらしい。「これからずっと養ってあげるから一緒に大阪へ帰ろう」というリリコを突き放し、藤岡屋の蔵に通って、てんを笑わせようと芸を見せ続ける。

風太は伊能栞を訪ねて藤岡屋の婿になってほしいと頼み込むが、本心を見破られ断られてしまう。

ある日、北村屋の番頭が藤吉を見つけ「ごりょんさんが倒れはった。いますぐ家に戻ってください」と言う。藤吉は最後のつもりでてんの所へ行き、かつててんが笑ってくれたチョコ右衛門の芸を見せる。笑い転げるてん。

その姿を、儀兵衛としずが見ていた。

感想

藤岡屋の一大事ですが、家族にも風太にも悲愴感はあまりなく、お気楽にやってるようです。
それはそれでありだとわたしは思うのですが、藤吉だけが浮いています…

風太の怒り、なぜトーンダウン?

風太は怒りの形相で神社へ向かい寝ていた藤吉を揺り起こして、船場の店はどうする気や!と問い詰めました。

俺は商人として役立たずや。そやから、なんとか芸で身を立てるしか…

(よう言うわ、芸もできずに家に逃げ帰ってたくせに)
(生きるために必死で精進してる芸人に対して失礼やろ)

風太は怒ります。

ハンパもんのくせに。甲斐性もない、根性もない。ろくに芸もできんカス芸人のおまえに、あいつを守れると思てんのか!」

(その通り!)

話はそれだけや。早よ大阪帰れ

じっと藤吉を見たあと、ポンと背中をたたいて去る風太。

あれー?風太、なんでクズ藤吉に同情するの?(^_^;)
ボロボロのズタズタにやっつけると思って期待してたのに…

そやけど俺は、どうしてもやらなあかんことがあるんや!

(藤吉しつこい。どうせ、てんを笑わすことやろけど、しつこすぎる)

リリコを振り切る藤吉

藤吉を殴ろうとした風太を、突然現れたリリコが制しました。

「藤岡屋の手代が人殴ったんが知れたら、大騒ぎやろうなあ」

リリコまた機転を効かせたようです。(大阪弁が残念…)
リリコも大阪へ帰らず、京都に留まっていました。

あんたにはうちが必要やろ。これからはうちが養のうたげるさかい

藤吉はこれを拒否しました。

悪いけど一緒には帰られへん。おてんちゃんに惚れてるからや」

藤吉は、風太に締め上げられて初めて分かったといいます。

「うちは絶対あきらめへん」走り去るリリコ。下駄が走りにくそう。

藤岡家の困惑

あいかわらず食事をしないてん。
「この意固地は誰に似たんやろ」とハツが嘆いています。
「天照大神みたいに岩戸に籠もって笑いもせん、家の中が暗ろうなって」
「りんのほうが器量よしでしっかりしてる。この家を継ぐのにふさわしい気がしてきたわ」

儀兵衛さんは焦って見合い写真を見ていますが、後ろから番頭が近づいただけで「いま忙しい」と一喝。やはり後ろにも眼があるようです。

風太は大阪の伊能栞を訪ねて、縁談を再考してもらえないか頼み込んでいました。
このままやとてんは、あの泥棒芸人のところへ行ってしまいます」風太、先走らんでええっちゅうに。

「伊能さんやったら良いとてんも言うてます。わても…男前やけど許す」
婿を取ってもらったら同じ屋根の下に居られるからだろう。いいな、君にはそんなに好きな人がいて

風太の下心は、伊能栞に見抜かれてしまいました。

藤岡家のひとたち、跡取り娘の一大事なのに、のんきにフワフワしてますね。

風太の京都弁で、どうしても突っかかるのは「縁談(えだん)」と言っていること。
えんだん」と平坦に発声するのが正解だと思います。

藤吉の出張演芸

藤吉は相変わらず藤岡屋の蔵に通い、風にも雷にも負けずろいろな芸を披露していましたが、てんは笑いません。

藤吉はこれまでのいきさつをてんに語りました。

てんは最初の客でたったひとりのご贔屓さん、ずっと自分のひいきでいて欲しかった。
それを励みに、なりたい自分の姿を手紙に書いていた

大阪に帰っても、学業にも米屋にも身がはいらず寄席をみては笑う毎日だったが、リリコに偶然会って誘われまた家出した。

すまんかった。そやから最後に…」はしごから落ちる藤吉。まだ引っ張るつもりでしょうか。

ちなみに、藤吉の演じていた「生玉人形」とは、大阪の生國魂神社に伝わる郷土玩具だということです。大阪上本町の老舗写真館「写真サロン日本館」に良い説明があったので、引用させていただきます。出典:http://nihon-kan.com/ikutama/

生玉人形について

当神社の門前町で売られていた事によりこの名がある。
大名・武士・三番叟(彦八)・町人・娘(巫女など十種類前後あり、大阪を代表する郷土玩具である。
昭和初期まで伝わっていたが、その後廃絶した。人形浄瑠璃の文楽人形を玩具化した「棒人形」と呼ばれるもので、人形の胴体と手に付いた竹串を動かして遊んだ浪花っ子の基本的な玩具である。

北村屋のごりょんさんが倒れた

大阪船場の米問屋、北村屋の番頭である又八が藤吉のところへやってきました。リリコから藤吉の居場所を聞いたのです。

「探しましたで、坊ん」
「ごりょんさんが倒れはった。いますぐわしと一緒に大阪に戻っとくなはれ」

しかし藤吉は、一日だけの約束だと言って又八を待たせ、てんの所へ向かいました。

てんがついに笑った

藤吉はチョコレートをてんに見せます。

「日本一の芸人になった時は部屋いっぱいのチョコレートを送ろうと思てたけど、そうもいかんようになりそうや」

藤吉はてんに石川五右衛門の俄芝居を見せます。口のまわりにチョコレートを塗りつけて見得を切る藤吉。

石川や浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種はつきまじ~
天下の大泥棒、石川チョコ右衛門たあ、俺のことよ~

「アハハハハハ…泥棒さんや、チョコ右衛門さんや。」てんは大笑いしました。

久し振りに、てんの笑い声が聞こえます。
その姿を、儀兵衛さんとしずさんが見ていました。

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あとがき

藤吉を「愛すべきダメ男」に見せられるかどうか?が肝心だと思うのですが、できてないですねぇ。てんと同じ年ごろの娘をもつ親世代の人たちには不快なドラマだろうなと思います。松坂桃李さん、大阪弁がしゃべれてないし演技も堅すぎるので、喜劇から浮いてしまっているのですよね。

大阪編に期待しております。

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