わろてんか 10/12(木) 藤岡屋の経営危機のさなか、新一兄さんが倒れ危険な状態に。家中から笑顔が消えた

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ピンチを伊能栞に助けられたてん。そこに風太も駆けつけた。
伊能栞はてんのことを知らなかったが、大阪に来た理由を正直に話すてんに大いに興味を持つ。

藤岡屋に帰宅すると、儀兵衛はてんを蔵に閉じこめ藤吉からの手紙を燃やしてしまった。

新一兄さんは、火事のことをなぜ教えてくれなかったのかと儀兵衛に問う。
てんの結納を急がせるのも金のためですか?と詰め寄る新一。

儀兵衛の恐れていたことが起こった。
藤岡屋の手形が不渡りになることを恐れた人が店に殺到したのだ。

新一は店で客との対応に追われ、儀兵衛は金策に出かけた。
3日3晩続いた騒ぎに懸命に対応していた新一は、ついに倒れてしまう。

今度は医者も暗い顔だ。
ドイツでは特効薬があるが、日本にはないという。
儀兵衛はそのことは承知だった。なので洋薬に手を広げようとしたのだ。

新一の容態は思わしくなく、藤岡家から笑顔が消えてしまった。

感想

新一兄さんが大変なことになってしまいました。

新一兄さんは、新しい製薬の先駆者になるという夢のために、勉強に励んできました。
跡継ぎとしての責任感や体のことで苦しみながらも、家の中のことを良く見ていて何でもお見通し、てんが自由に生きられるよう願ってくれる、優しい兄さん。

父を問い詰める新一兄さん

伊能栞に助けられて大阪から帰宅したてんは、藤吉の手紙をすべて燃やされ蔵に閉じこめられてしまいました。

新一兄さんはてんを蔵からだして、一緒に父と話をしようとします。
逃げようとする父儀兵衛に、新一兄さんは詰め寄りました。

  • 火事のこと聞きました。
  • なんで僕に黙っていたのですか?そんなに僕は頼りないですか?
  • てんの結納を急がせるのは、金のためですか?
  • 情けない…

怒りの涙を流しながら、儀兵衛を問い詰める新一兄さん
こんな新一兄さんは見たことがありません。よほど悔しいのでしょう。

新一兄さんの頭の中には、伊能製薬に頼らなくても藤岡屋を経営していける考えがあるのです。それを形にしようと、連日夜遅くまで論文を書いていたのです。
それなのに、体が思うように付いてきてくれない…

息子に責められ、儀兵衛さんは力の抜けたような表情。
こんな儀兵衛さんも、見たことがありません。

新一は店で顧客対応、儀兵衛は金策に

儀兵衛さんの心配していたことが起こりました。
藤岡屋の手形が不渡りになることを恐れた客が、店に殺到したのです。

「店は僕に任せて、お父さんは金策に行ってください」と言う新一兄さんに、儀兵衛さんはわかった、と答えます。これまで、ひとりでストレスを抱えていたお父さんは、頼もしい息子の言葉に救われたようです。

新一兄さんは、手形の払い戻しのために店に押し寄せた旦那衆に対応し、払い戻し業務に追われました。そして三日三晩続いたハードワークのせいか、これまでの無理がたたったのか、新一兄さんは倒れてしまいました。

新一兄さんの病状が良くない

新一兄さんの病状は思わしくありません。
気道から肺まで病巣が広がっている、ここまで来たらちょっと…と医者が言葉を濁しました。

ドイツには特効薬があるが日本にはまだない。という医者に、儀兵衛さんは「よう存じてます」と答えます。儀兵衛さんは新一さんのためにも洋薬の扱いを急いだのですが、今回の火事でそれが裏目に出てしまいました。

しずさんの前で悲嘆する儀兵衛さん、こんな姿も初めてです。

新一はわしよりずっと先を見ている。
自分と同じように苦しむ人を救いたいという新一の夢、かなえてやりたい。

と儀兵衛さん。

家の中から笑顔が消えてしまいました。

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あとがき

恋だお見合いだと浮かれていたのに、それどころではなくなりましたね。

藤岡屋の危機に奔走する儀兵衛さんと新一さん。
兄さんは、命をかけても店を守ろうとしています。儀兵衛さんも奔走しています。

この時代の大店の当主は、現代の会社社長よりも責任が重いのではないでしょうか。株主や長年のお客さん、取引先、店をここまで継続してくれたご先祖への責任があり、そのうえ従業員の身の上・人生まで引き受けているのですから。

こういう状況で、てんがすべきことは、やはり伊能家と縁を結ぶことでしょう。
気乗りしないなどと言ってる場合ではありません。意のままに自由に生きられる人は、少ないのです。

てんも覚悟を決めたようです。
藤吉さんは夢の中の人やってんや。おとぎ話を信じてる年やないわ!
と、けなげにも言っています。

「お嬢さんひとりで大阪漫遊、ええご身分やな」と大阪のごろつきに言われた言葉。

本当にそうでしたね。
家の危機を知らなかったとはいえ、てんは芸人に会うため大阪まで1人で行き、風太に骨を折らせ、家のものだけでなく伊能さんにまで迷惑をかけ…お気楽でした。

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