わろてんか 10/9(月) 藤岡屋の縁談は、てんと伊能製薬の息子

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17歳の女学生になった藤岡てん。そろそろ嫁に行く年頃である。
藤吉からは年に1,2回ずつ手紙が届いていた。

風太は、伝書鳩のように藤吉からの手紙を運びつづけていたが、内心面白くない。
てん付の女中・トキと、てんの妹・りんは、てんの良き理解者だ。

女学校の友人たちは、てんが恋文を持っているとはしゃいでいたが、手紙の差出人が芸人だと知ると、眉をひそめた。芸人は卑しい者だという社会通念があったのだ。

さらに、女学校の先生に手紙を持っていることが知れてしまい、母しずが呼び出され、親子ともども厳重に注意された。

しずは、「親の決めた家に嫁にいくのが藤岡屋の女子の定め、藤吉のことは忘れなさい」と、てんにいう。

ある日、大阪の伊能製薬から帰宅した父・儀兵衛は「婿さんや!」とてんに写真を見せて笑顔になる。洋薬に進出したい父は、伊能家との結びつきを強くするため縁談を進めようとしていた。

感想

女学校のお友達が言うように、明治の社会通念では芸人は「人に笑われて、その日暮らしの旅ガラス。落ちこぼれや、ハンパもんがなるもん」ですね。藤吉はもともと大阪の老舗商家に育ったから手紙が書けますが、リリコのように、生まれも定かではなく字も読めない芸人も多かったのではないか。

このあたりの事情にも、ちゃんと触れられていて良かったと思います。

妹りんと女中のトキ、風太

てんの妹りんちゃんは、いつも大人しくて、姉が笑うとつられて笑うような、頼りなげで幼い子供でしたけど、成長しても雰囲気はそのままですね。
典型的な「世間知らずのエエトコのお嬢さん」という感じです。りんちゃんだったら、親の決めた家に大人しく嫁に行くだろうな。

てん付の女中のトキさんは、てんより少し年上かな。
身分は違うけれど、いつもてんの味方で、頼れるお姉さん的な存在なんでしょうね。

ちょっと良くわからないのが、風太。
風太は、藤岡屋の親戚筋の子で丁稚に入りました。
丁稚といっても行儀見習いのようなもので気楽なもんや、という話だったので、わたしは、風太の実家も商家で他の家で修行するために出されたのかな、と思っていました。

しかし風太は実家に帰らず、藤岡屋で手代になっている。

このドラマ、キャラクタ設定はしっかりしていますので、わたしの以下の疑問をクリアにしてくれないかなあ。

  • 風太は最初から、藤岡屋の使用人になる定めだったのか?
  • 親戚ならもっと気を遣うはず。丁稚扱いはおかしくない?
  • 入り婿の儀兵衛さんが、藤岡の親戚筋の風太を叱れるものだろうか?

りんちゃん、おトキさん、風太の3人は、てんの身内の中でも年も近くて特に仲のよい間柄です。伝書鳩の風太をからかうトキさん、風太くんにちょっと気があるみたいですね。この2人の掛け合いは面白い。

芸人と商家のお嬢さんの接点

女学校のお友達が言うように、芸人は卑しい身分とされていました。芸人と商家のお嬢さんの接点といえば、寄席で芸を見るだけでしょうね。友だちのように親しくなることはありえなかったと思います。

なので、子供のてんちゃんが、芸人たちの楽屋に躊躇なくさっさと入ったり、藤吉と仲良くできたのはどうも不自然だし、大人の藤吉が、幼いてんちゃんに近づくのは少し危険な感じがありました。

いまさらですが、藤吉にも子役がいれば良かったですね。そうすれば、子供同士、無邪気に仲良く笑い合う様子がもっと自然だったと思います。

藤吉の手紙

藤吉は伊予の宇和島から大阪へ帰る途中だといいます。

藤吉の手紙によると、
苦節8年、寄席でトリを任された」と。

嘘やろ~!? 

どうも嘘っぽいです。
楽屋で書き上げた手紙を読む藤吉の姿は、どうみてもトリを任されるような風には見えません。

藤吉はいい加減な奴やね~
この、いい加減なほら吹きを、愛すべきダメ男として魅力的に見せられるかどうか。ここが、大事なポイントではないかな。

松坂桃李くん、大丈夫か?

今日の笑いをひとつ。
手紙とかけて、お弁当と解く。その心は…
開けてみるのがお楽しみ。

てんの縁談

儀兵衛さんは、大阪から帰ってくるなり、てんの部屋に駆けつけます。
そしてひとこと

「てん!どや?」「婿さんや」

と写真を見せます。そこには伊能製薬の息子の姿が…

お父さん、うれしそうな笑顔!

「よかったなー!」

って、本当にうれしそう。

大阪の伊能製薬に商談に行き、いきなりてんの結婚相手を決めてきたようです。

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あとがき

葵わかなさん、実際のお年よりもしっかりして見えます。
京都ことばも大丈夫です、だいたい合ってます。

もし、子供時代のてんを葵わかなさんが演じていたら、松坂桃李くんとのシーンは年齢的にもうすこし自然だったかな?でも、それはそれで「無邪気に芸人を訪ねていくお嬢さん」を描くのは難しかったかも知れません。

何にせよ、物語は今週から始まったものと思って見るのが良さそうです。

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