わろてんか 10/7(土) 旅立つ藤吉。「これからもずっと、その笑顔でわろてんか」

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藤吉を探して神社の寄席小屋にはいるてん。そこでは俄が上映されていた。
初舞台の藤吉は、出番を間違えて舞台に走り出てしまい観客の罵声を浴びるが、キースの機転により助けられる。

情けない姿をてんに見られてしまった藤吉は、うちひしがれていた。

後日、てんはチョコレートを持って藤吉に会いに行き、2人は屋根の上で話をした。
家族のこと、笑いの色のこと。
藤吉は、笑いは心が温かくなる、日本中ぬくぬくにしたるんや。という。

藤吉は屋根の上で即興芝居をして、てんは笑った。
藤吉はてんに、君は笑うてくれた最初のお客さんや、これからもその笑顔で笑ろてんか。といい、旅立っていった。

感想

日本一の芸人だとホラを吹いていた藤吉でしたが、初舞台はさんざんです。
落ち込む藤吉でしたが、てんちゃんが笑ってくれたおかげで元気を取り戻し、旅立って行きました。初めて自分の芸に笑ってくれたてんちゃんのことを忘れず、旅先から何度も手紙をくれるようです。

俄芝居、塩谷判官(えんやはんがん)切腹の段

神社の寄席小屋で演じられていたのは、「俄」(にわか)でした。

俄というのは、江戸~明治にかけて流行った即興芝居で、大阪喜劇や漫才の源流といえるものだそうです。

てんちゃんが見たのは、仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)の四段目をコント仕立てにしたものですね。

右の人が塩谷判官(浅野内匠頭)で、切腹の途中、左に家臣の由良助(大石内蔵助)が駆けつけて、義士をつのって仇討ちしますと誓う場面のようです。

由良助:四十七士の義士を募りて~
塩谷判官:そんなに集まるか?

由良助:義士を募りて~
塩谷判官:…(切腹で苦しい)

由良助:義士は、いずこじゃ~
塩谷判官:…はよ、しいや(早くしてくれ)

由良助:義士いでよ~

由良の助がわざとゆっくりセリフをいい、客席が笑っています。

このあと多分、何かオチがあったのだと思いますが、藤吉イノシシが舞台に乱入してしまいました。イノシシは、もっとあとの五段目で出るはずだったのです。

観客は大ブーイング。観客は歌舞伎のあらすじも知った上でコントを楽しんでいるのでしょう。イノシシがオチを台無しにしたので怒っています。藤吉、何か上手いこと言って引っこめば良かったのですが…。キースが助けてくれなかったらどうなっていたことか。

初舞台は大失敗。落ち込む藤吉

藤吉は落ち込みます。
芸人にとって客席が白けかえるのはものすごく怖い、夢でうなされる。
(と、チュートリアルの徳井さんが言ってたような気がする)

情けない初舞台をてんに見られたことを知り、藤吉はますます落ち込みます。

てんは楽屋に行き、藤吉に会ったのですが、藤吉は「悪いけどいんでくれるか」(悪いけど帰ってくれるか)といいます。

藤吉はショックだったようですが、人を笑わすのは泣かせるより難しいもの。
厳しい(そして暖かい)お客さんに鍛えられて、育っていけばいい。初回で大失敗したのですから、もう怖いものはなくなったんじゃないかな。頑張ってほしいです。

これからもずっと、その笑顔で笑ろてんか

チョコレートを持って再び藤吉のところへいったてん。
2人は屋根に登って色々な話をするのでした。

藤吉の「日本一の芸人」というのは嘘ではない、ただしずっと先のことだといいます。
「笑いの色」、藤吉の考えも「茶色」でした。

藤吉の家には笑顔がひとつもない、真夏でも冷え冷えやと。
それがいやで家出してきたようです。

笑いはいいな、心がぬくぬくになる。
たった1人でも笑てくれはったら、それが広がってみんな幸せになれる。

藤吉は、てんに芝居を少し見せてくれました。

とざい東西、塩谷判官切腹の段~

口元がチョコレートで汚れていたので、「泥棒さんの判官さんや~」とてんが笑います。

石川や、浜の真砂は尽きるとも、世に盗人の種は尽きまじ~
天下の大泥棒、石川チョコ右衛門たあ、おれのことよ~

「チョコ右衛門やて~アハハ~」てんちゃんが笑いました。
さして面白くもないのですが、子供のゲラてんちゃんにとっては、楽しいのでしょうね。それを見て藤吉も笑顔になります。

「君は僕の芸に笑うてくれた最初のお客さんや。これからもその笑顔でずっと笑てんか。」と藤吉はいい、鳥の付いた鈴をくれました。

藤吉の手紙

藤吉からてんちゃんに届いた手紙、宛先住所は「京都市上京区西福本町351」となっています。

いまの上京区に西福本町という町名は見あたらないのですが、二条城の東に「西福寺(さいふくじ)」というお寺があります。てんちゃんの家は西福寺の近くという設定かもしれません。二条通は薬問屋が並んでいた通りなので真実味があります。

京都の二条通については、こちらの記事をご覧下さい。

2017年10月2日より放映されるNHK朝ドラマ「わろてんか」のヒロイン藤岡てんの生家は、京都の老舗薬種問屋 藤岡屋です。藤岡屋の所在地は京都のどのあたりなのでしょうか。

さて、藤吉の手紙には、こんなことが書いてありました。

お米とかけて、初代北村藤吉と解く。その心は…
うまいと思ったが ぬか喜び。

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あとがき

てんちゃんの屈託のない笑顔に救われた藤吉さん。旅の途中でもてんちゃんのことを忘れずにいて欲しいなぁ。芸人仲間のリリコが気になります。

今日までが序章で、来週から本格的に物語が始まるようです。子役さん(新井美羽ちゃん、鈴木福くん)は今日でおしまい。

お疲れ様でした。2人とも上手かったです。特に、福くんの自然なしゃべりに驚きました。

来週は高橋一生さんが、てんの婚約者で登場するようです。

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