わろてんか 3/9(金) 『わろてんか』隊の慰問公演は、上海の最終日

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

風太(濱田岳)は本物の笑いを兵隊たちに届けたいと願う芸人らの真情を理解して、阿久津少佐(八十田勇一)に舞台衣装を着て高座に上がる許可を願い出る。慰問団で久しぶりに漫才をやったリリコ(広瀬アリス)と四郎(松尾諭)は、日本に戻って再び漫才師となる決心を固める。楓(岡本玲)が軍から注文された道徳的な漫才が書けずに苦しんでいることを知ったてん(葵わかな)は、自由に書きたいことを書けばいいと楓を励ます。

以上、yahoo!テレビより引用

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『わろてんか』隊の慰問公演は、上海の最終日

※ここから先は個人的な感想です。

ただただ稚拙。お粗末。
このドラマは、戦争や震災を描くべきではないですね。風太とおトキの恋ばなし程度の題材が、身の丈に合ってます。

風太のセリフ、聞いてられない

風太が、ホンマもんの笑いを披露したいと阿久津少佐を説得するシーン。

「笑いは薬です。どんなに苦しくて辛いことも笑いがあれば乗り越えられるもんです。うちら芸人たちは前線にいかはった兵隊さんに薬をお渡しできたかどうか…」

こんなのウソだ。人間は生命の危険が去り衣食住が足りて初めて、笑える精神状態になるんだと思う。ある程度余裕がないと出てこない感情だと思う。戦場から離れた兵舎の中で笑わせるのはいいですよ。でも死ぬかもしれない場所に行く人達に『笑いを薬としてお渡ししたい』なんてウソっぽい

ドラマ製作の人達は『ウマイこと言うた』つもりになっているんでしょうけど、こんなセリフ耐えられません。

「兵隊さんたちに薬をお渡しできたんか…こんな気持のままやったら、のこのこ内地には帰れまへんわ」

こんなのは奉仕じゃなくて自己満足でしょ。要するに、思い切り芸が披露できなくて不満なんやね。だったら『笑いの薬をお渡ししたい』なんて言うのはやめてもらいたいわ。

濱田岳さんの、息がスカスカ漏れたようなヘンなささやき声が不快。言っていることも不快。

戦時下の戦地なんですよ?
風太一人で、慰問の内容を直接阿久津少佐と交渉するはずがないです。軍部の人は一人しかいないし、現地での世話役もいないのがヘン。新聞社の人も同行してないのか?

てんの気休め、もうすこし言葉を選べば?

大阪のてんも無神経な発言。

慰問団が上海から次の場所に行くらしいことを新聞社から聞き、おトキは風太を心配しています。おてんさま曰く、
「陸やから、泳ぎベタな風太でも大丈夫や」

…わたし、この発言がすごくイヤだったんです。泳ぎベタな風太が溺れるイメージが強く引き起こされ、その恐怖感が『陸やから大丈夫』と言われても消えないし、逆に『津波』を連想してしまって…。

たぶんこのセリフも『ウマイこと言うた』つもりなんでしょうけど、適切な言葉を選んだとは思えないです。

てんはもうひとつ気に触ることを言ってくれました。

楓さんが書いた台本には、奨励された『親孝行』も『挙国一致』も入ってません。昨日の様子では、与謝野晶子の「君死にたもうことなかれ」が入っていたはず。そんなことしたらただ事ではすまないはずですが、おてんさま曰く

「楓さんは、書きたいもん書いとくれやす。責任は全部うちが取ります

…こんなこと言われたらムッとしますよ。北村笑店の経営をどうしたいという意思もなく考える力もなく、すぐ伊能さんに頼り、無力で自信のないお地蔵さんが、どうやって責任取るの?

今日は特にひどかった

今日の『わろてんか』には不快感ばかり。視聴者はどんな風に感じたのか、今後の朝ドラマ作りの参考にしてください>NHKの人。

・アッサリ夢を捨てた四郎、日本に帰ってまた漫才やろうというプライドのなさにウンザリ。

・伊能さんもすっかり、てんにウマイこと言うだけの人になってしまった。「あとは頼んだ」って…。業務提携をいい加減にあしらうとは。

・万丈目は漫才の台本を書き直す姿を見せていたのに、披露したのはまた、いつもの『うしろ面』。

・キースアサリも面白くないのに『渾身の芸を見せ…』という唐突なナレーションで、ごまかされてしまった。

・名古屋弁にほだされて態度を軟化させる阿久津少佐。陳腐やなぁ…

NHK朝ドラマ考 半分、青い。現代の物語

…前回からの続きです。

『半分、青い。』の背景は現代。失敗を恐れないヒロインが、片耳の聴力を失うという障害を乗り越えて一大発明を成し遂げる半世紀の物語。オリジナル脚本だそうです。

うーん。どうだろう。これだけでは、引きつけられるものは感じません。

わたしは、現代の話だというところがちょっと不安です。もしドラマの出来がよくなくても、時代ものであれば、その時代の風俗習慣など他の見どころで気が紛れますからね。『わろてんか』がそうです。昔の建物や着物、演芸シーンで多少は気が紛れました。でも現代ものとなるとそうはいかないしね。

ああ、ネガティブな予想ばかり書いてますね。
多分わたしは、NHK朝ドラマに失望しているのです。『ひよっこ』に失望した分『わろてんか』に望みをかけて応援していました。それが散々な結果になりましたから。

…続きます。

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