わろてんか 1/23(火) キースとアサリは『どつき』『インテリ』など萬歳スタイルを模索

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

子育てが一段落したてん(葵わかな)は興行主の仕事を藤吉(松坂桃李)から直接教わることになり、女性ならではの新しい寄席演芸の形を模索し始める。新聞連載がスタートした万丈目(藤井隆)の小ばなしは評判も上々で、文筆業に思わぬ才能を発揮する。風太(濱田岳)はその小ばなしにヒントを得て、何気ない庶民の生活の中から新しい万歳のネタを探そうと考え、キース(大野拓朗)とアサリ(前野朋哉)に銭湯通いを始めさせた。

以上、yahoo!テレビより引用:https://tv.yahoo.co.jp/program/?sid=399707

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 キースとアサリは『どつき』『インテリ』など萬歳スタイルを模索

※ここから先は個人的な感想です。

キース&アサリがしゃべくり一本に?

キースアサリは、落語のように100年以上続くような萬歳を作ろうとしてますが、冒頭でやっていたのはこんな調子。

『金返しとくなはれ』
『気色悪い、離せ、離せ』
『わかった、わかった。ゴム長やったら貸したるわい』バチーン
『痛あ~』『何してくれとんねん。このスカタンが』

…よくわからんけど、別に面白くもなんともないですね。籐吉に「古臭い、もっさりしてる」と言われたキース&アサリと風大は、喫茶店で思案します。

なぜ落語は100年以上も続いたんやろ?
『落語はしゃべくりだけやから、時代や客に合わせて変化させやすいんや』キースの言葉に、風大はバーンと机を叩いて決断。『音曲もハリセンも使わん、歌も踊りもどつきも止めてしゃべくりだけで勝負する』

…風太、キーキー声も机バーンも、やかましいから止めて。
…うーん。『萬歳をしゃべくりだけにする』のって、キース&アサリにはハードル高すぎるのでは?

キースはもともと『舶来ものまね』というしゃべり中心の芸でパッとせず、アサリと組んで歌やドツキで動きを派手にしてから、やっと人気が出たんです。アサリは百面相。見た目で笑いをとっていました。ふたりとも話芸に長けていないのに『しゃべくりだけ』で客を引きつけられるようにするには、そうとうの努力が必要でしょう。一生かかってできるかどうか。

それより『わろてんか』を改革するほうが先では?
『「わろてんか」からその場限りのあざとい演出を排除し、物語だけで視聴者を納得させる』。こちらのほうがまだ簡単ではないでしょうか。

『インテリ萬歳』は舶来ものまねと変わらない

次に、キース&アサリがトライしたのは『インテリ萬歳』。

『オランダにおらんかったんや』
『イギリスに、キリギリスを買いに』

こんな調子のダジャレ、キースの舶来モノマネと変わりません。

万丈目吉蔵さんは『インテリ萬歳は客には難しすぎるんとちゃうか』
『わての小咄は散髪屋や風呂屋で聞いた話を書いてるだけ』

これを聞いた風大は「風呂屋へ行ってどんなくだらん話でも聞いてこい」と、アサリ&キースに命令。

…万丈目さん、違うよ。インテリ萬歳は難しくないです。外国のトーキー映画が流行ってる時代なんだから、外国の地名くらいみんな知ってます。

まぁ『萬歳のスタイルを模索してドタバタする姿』を描きたいんでしょうが、この話の持っていきかたには納得できません。

それにキースは本当に渡米したの?アメリカで暮らしていたような気配がまったくないです。やっぱり神戸あたりでチャップリンの映画みただけじゃないの?

突然、新一兄さんの話題が!

今日一番の驚きはこのシーンです。

インテリ萬歳で客席から投げられたみかんの皮を、漢方薬の材料にと藤岡りんに提供するてん。そのとき、りんが驚きのセリフを言いました。

『新一兄さんの夢、ようやくかないそうです。藤岡屋の本店を大阪に移して、自分らでお薬作ることになったんえ』

『良かったな。これで兄さんもお父さんも、きっと喜んだはるわ』とニコニコするてん。この間わずか20秒くらいでこのシーンは終わり。

…はぁ?何これー?

藤岡屋の事業内容は謎だった

いまを遡ること3か月。10月14日の放映で、新一兄さんの夢が書かれた論文を読んだ伊能栞が、藤岡屋に出資しました。

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そして、藤岡屋は伊能栞のおかげで倒産を免れ、西洋薬の専門店になったことが描かれていました。こちら↓

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その後は、りんが見合いしたとか結婚したとか、こちらは大丈夫だとか、支店を増やしたとか、婿さんが働きもんやとか、そういう話題はたまに出てきていました。しかし、藤岡屋の事業内容について言及されたことは、なかったと思うのですが。わたしが忘れているだけでしょうか?

新一兄さんが話題になったのは、しずさんが琢子さんと対決したとき『わたしにも息子がいました』と話したときだけだったと思います。それ以外はなかったはず。てんが借金しにいったときも、てんの祝言の席でさえも、誰も新一兄さんの話をしない薄情な家族でした。

なのに、今回突然、新一兄さんの夢やら製薬事業やら大阪移転やら、いっぺんに見せてきました。籐吉が倒れた日もりんはてんに合ってましたが、こんな話少しも出なかったのに、なぜ今日になって、突然?

…ドラマへのテコ入れ策でしょうかね。あと二ヶ月の間に、藤岡屋のしずさんやりんを時々出して、華を添え盛り上げようということか。

あとがき

そういえば『わろてんか』前半に時々あった『みんなでコケる』『お茶を吹きだす』などの演出は、後半になって影を潜めています。演出方法を変えてみたり小さなエピソードを入れてみたりと、いろいろな修正は入っているのかも知れません。

やはり、唐突に藤岡屋の事業について触れてきたのは、何らかの対策でしょうか。

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