わろてんか 1/11(木) 息子・伊能栞のことを思い出した志乃は、突然東京へ帰ると言い出す

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

『伊能栞が被災地に救援物資を送るのは売名行為』という記事が新聞に載った。風鳥亭にやってきた志乃は、新聞を読んで『あの人はそんな人物じゃない』と激怒し、ゴミ箱に捨ててしまった。

栞は藤吉たちにお金を渡し志乃の今後の暮らしが立ちゆくよう頼んだが、藤吉とてんは断り『栞君がそうしてあげたらええ』と言う。

志乃は何かを考えこんでいる様子だった。
ぼんやりして料理を焦がしてしまったり、急に『息子が大変な目にあってやしないかと心配だ』と言い出したり、少し様子がおかしい。

ある日、会社の社長室にいる伊能栞のところに、重箱を持った志乃が突然やってきた。
栞に食べさせようと料理を作って来たという。

伊能栞は驚いたが、お食べお食べと志乃に勧められて卵焼きを一切れ、口にした。

そのとき突然、新聞記者たちが社長室に詰めかけた。志乃の東京弁を聞いた記者たちは『伊能栞の東京のお母さんですよね』と詰め寄る。もみあっているうちに志乃は倒れて頭を打ち、気を失ってしまった。

長屋で気がついた志乃、しばらく安静が必要だ。
栞の『へその緒』の入った桐箱をじっと眺める志乃はついに栞のことに思い当たり、愕然とする。

伊能栞を訪ねたてんは、志乃さんに会いに行くよう栞を説得。栞が活動写真を始めたのは、活動写真が好きだったお母さんの思い。てんは昔、そのことを栞から聞かされていたのだった。

志乃は突然、東京に帰らせてもらうと言い出した。『安静が必要なのに、住むところもない東京へ帰るとは何を言い出すのか』と怒るキースに『おためごかしは、もう沢山だ!』と激しい言葉を投げつける。記憶が戻ったのだ。

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息子・伊能栞のことを思い出した志乃は、突然東京へ帰ると言い出す

※ここから先は個人的な感想です。

銀粉蝶さんと高橋一生さん。
この素晴らしい俳優さんたち Vs ひどい脚本&演出 の戦いを見たような気がします。

志乃さん元気すぎる

キースと志乃さんはどうやって大阪まで来たのでしょうか。東京駅までは歩くか都電に乗って、東京駅から満員列車で一昼夜くらいはかかったでしょうね。

震災で頭に怪我をし心も傷ついた高齢の志乃さんが、大阪まで来ただけでも大変なこと。そのまま長屋で寝込んでしまうのが普通ですよ。それなのに翌日は元気よく起き上がり寄席を手伝うとはね。ドラマの都合とはいえ、現実離れしすぎ。

志乃さんの言動。押しが強すぎて、どこかおかしい

ある朝、風鳥亭に登場した志乃さん、いきなり北村夫妻の新聞を『わたしにも見せとくれ』って、ちょっと荒っぽいわぁ。

東京下町育ちのお婆さんだから、こんな感じなんかもね。わたしが最初に東京の下町に行ってびっくりしたのは、年寄りが時代劇に出てくる江戸っ子みたいにシャキシャキしてたこと。京都のお年寄りとは雰囲気がまったく違います。

でも、自分が読んだあとの新聞をゴミ箱に叩き捨てるなんて、ちょっと荒っぽすぎません?よそのお家の新聞なのに(^^;)

志乃さんはもっとスゴイ行動に出ます。伊能栞の会社の社長室に料理を持って押しかけ!青白い顔をした青年が気になり、わざわざ料理を作って重箱に詰め風呂敷に包んでね。

見知らぬ大阪で、どうやってひとりで会社まで行った?
どうやって受付を突破した?

栞さんの驚きを気にもせず都合も聞かず、あいさつもほとんど省略して『さあ、お食べお食べ』攻撃の志乃さん。

好意的にドラマ鑑賞をするならば、志乃さんは、栞さんの顔を見たとき何かしら気になるものがあり、やむにやまれなくなって突飛な行動に出たのかも知れないです。お年寄りは、認知症とまで行かなくても、思いつきだけで自己中心的な行動したりしますしねぇ。そのうえ志乃さんは頭打ってるし、情緒不安定だしね。

また頭を打って記憶が戻るとは…ひどい脚本

さて、ここまではドラマに好意的な解釈もできました。
でも、志乃さんが『新聞記者ともみ合ってまた頭を打ち気を失う』ことについては、どんな好意的な解釈もできません。ひどすぎます。

怪我をしたお年寄りの痛々しさ、身内に病人やお年寄りがいる人は身につまされるはずです。NHK朝ドラマは時計代わりなので、病院や介護施設で朝ごはんの時間に見ている方も多いと思います。そんな視聴者は想定外なんでしょうか?

『志乃さんが再び頭を打って怪我をした』

この事件が、何か重要なメッセージを表現し伝えるために必然で避けて通れないのであれば仕方ないでしょう。

でも『わろてんか』のこのエピソードにおいては、必然でもなんでもないですよね。『志乃さんは寄席を手伝ってリハビリしてるうちに、息子のことを思い出した』でも良かったわけです。そのほうがずっと自然です。

売名行為だと新聞記者に騒がせた上志乃さんにまた怪我をさせたのは、刺激的な映像で視聴者の気を引くためでしょうか。

『あまちゃん』では、避けては通れない東日本大震災のことを、とても気を遣って配慮して描写していました。脚本を書いた宮藤官九郎さんは何度も何度も打ち合わせをし、NHK制作陣と共に考えぬいたそうです。

あとがき

『わろてんか』の脚本があまりにひどいので、自分のブログに書くだけでなくNHKに直接抗議したくなりました。NHKのホームページでは、以下のURLでご意見・お問い合わせを送信できます。ご参考までに。

視聴者の皆さまからNHKへのご意見、お問い合わせ等は、電話やメール、FAX、お手紙で受け付けています。また皆さまからのご意見や、それに対する対応などは「週刊みなさまの声」「月刊みなさまの声」「視聴者ふれあい報告書」でご覧いただけます。
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