わろてんか 1/5(金) 女優の仕事に悩むリリコ、安来節乙女組(やすぎぶし おとめぐみ)にプロの指導

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

ダイジェスト

風太は、キースとおトキの仲が気になってしかたがない。
しかしおトキが好きなのかと問われると『あんな気の強い女、誰が好きなもんか』と言ってしまう風太。その言葉を立ち聞きしたおトキは、黙って立ち去った。

安来節乙女組の稽古は順調に進んでいたが、何かこう『色気』が足りない。てんは、女優のリリコに頼んで乙女組を指導してもらうことにした。

リリコは乙女組の練習に立ち会うが、ダメだしするばかりで本気で教えようとしない。
『田舎者だからバカにされている』と感じた乙女組の娘たち。

リリコは『好きでもない男と抱擁する演技はしたくない』と伊能栞に反発していた。
栞は『これは仕事だ、映画の重要なシーンだから必ず撮影現場に来い』とリリコを説得する。

乙女組の娘たちは、リリコのやり方に不満を抱いていた。理由も言わずにけなされ、派手な化粧をさせられ、やはりバカにされているとしか思えない。きちんと自分たちの気持ちを伝えようと決心して四人が稽古場に向かうと、そこにはてんがいた。

娘たちは、どこが悪いのかちゃんと教えて欲しいとリリコに訴えた。
てんは娘たちのプロ意識のなさを叱り、リリコ先生はそこを治そうと厳しく稽古してくれているのだと言う。そんな事も解らないのなら安来に帰れと。

これまで優しかったてんの厳しい言葉に驚き、娘たちは心を入れ替える。
リリコも娘たちの真剣な態度をみて、本気で指導を始めた。

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女優の仕事に悩むリリコ、安来節乙女組(やすぎぶし おとめぐみ)にプロの指導

※ここから先は個人的な感想です。

『お母ちゃん』てんの愛が、リリコと乙女組の子たち、両方を救った。というお話にしたかったんでしょうね。それは解るんですが…うーむ。

乙女組の指導、やる気のないリリコ

リリコは乙女組を指導する気など、なかったですね。

リリコは最近、気がふさいでた。女優はイヤや藤吉が好きや、でも藤吉は手の届かん相手。もんもん、うつうつ。だから、ちょっとした気晴らしのつもりで指導に来たんと違うかな。

乙女組の踊りをみたら何が足りないかどこがアカンのか、リリコにはすぐわかってた。

  • 都は学校の先生みたいで面白くない
  • なつは花があるけどウマイでしょの押し売り
  • あやは気持ちがよそにいってる
  • とわは自信がなさすぎて、見ててハラハラする

これ、そのまま言ってあげれば良かったのにね。

どこがわるいのか教えてもらえず、ただ、けなされたり、派手な化粧させられたり。そりゃ、乙女組の娘たちにしてみれば、田舎もんだからバカにされてると思うわなぁ。

てんの『嘘も方便』

確かに、彼女らはプロ意識に欠けていた。一生に一度のチャンスをものにし、プロの芸人になって稼ごうという風には、とても見えなかった。そこをてんが叱るのはその通りだし、納得できます。

しかしこの次が問題のセリフ。『リリコ先生は、その気構えを厳しく稽古つけてくれてはるんや、そないな事もわからへんのなら安来に帰りなはれ』

…お母ちゃん、これはウソだすな。リリコ先生は、気晴らしたはったんやし~。ラブシーンがいやで女優を辞めたいというリリコ先生こそ、プロ意識なしやで。

…お母ちゃん、生徒の手前やから先生をけなすわけにいかず、うまいこと言わはったな。娘たちと同時にリリコ先生にも渇を入れたつもり?そこまでは意図してなかったかな?

結局、乙女組の娘たちが、騙されたフリではなく本当に騙されてくれたもんで、丸くおさまった。娘たちがもうちょっと賢かったらどうなってたかなぁ。

今回ばかりは、甘いのはリリコのほう

今回ばかりは、甘いのはリリコのほうですね。
女優なのにラブシーンもイヤやなんてね、それはアカンわ。そもそも、何の苦労もせずに、道でバッタリ伊能栞と会っただけで女優になってますしね。寺ギンさんに『女優の代わりはいくらでもおる』とでも言ってもらったほうがいいわ。

乙女組の指導も、引き受けた仕事やったら誠実にやらんとね。田舎娘の芸なんかちゃんちゃらおかしいんやろうけど、けなしてあざ笑うとかはアカンよねえ。このあたりに、リリコの寂しい心が見えるなぁ。

この先リリコは、乙女組の指導をしていくうちに自分自身も成長し、プロの女優の自覚が出来るのでしょうけどね。

中学生が大学生を説教してるように見えた

そんなわけで、芸のことはさっぱりわからんにも関わらず、乙女組の娘たちとリリコの両方の面目を保ちながら和解に仕向けるとは、てんは大したお母ちゃんぶりでございます。

しかしですね…

てんが娘たちを叱るシーンは、中学生が大学生に説教しているような光景。
都ちゃんは、大人なのに無理やり子供の表情をさせられていた。

このことが目立ちすぎてねえ。役者さんたちの外見の年齢バランスがおかしいから、こうなっちゃったのですね。

あとがき

あいかわらず、安来節を知らない風太やリリコが指導してて、もはや民謡・安来節を披露するという印象はなくなっちゃいました。

ちゃんとした芸の指導者がついて踊りを仕上げていれば、安来節そのものはリリコにバカにされるようなものではなかっただろうし、リリコは見せ物としての色づけだけすれば良かったと思う…そこが残念。もっと芸事に敬意を払って欲しいなぁ、何度も言ってますけどね。

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