ユニバーサル広告社(第2回) 広告は魔法じゃない!

ダイジェスト

杉山(沢村一樹)が働くユニバーサル広告社に朝早くから一人の来客が、それは鶴亀会館・社長鶴田(甲本雅裕)だった。提案された案どちらが良いか決め兼ねていると言う。そこに大学生・嶋田武弘(森下大地)が広告の依頼に訪れる。石井社長(三宅裕司)は実家を継ぎたい、流行らせたいと語る武弘に感心し、一度店舗を見て宣伝展開を考えたいと申し出たが拒まれ依頼は破談に…。そんな中、さくら(和久井映見)に誘われ、一行はお通夜に出席することに、そこには武弘の姿も。依頼の件には触れずにいた杉山たちだったが、光(やついいちろう)と、さくらの父・宏(でんでん)が加わり意外な展開に…「商店街に魔法をかけて」さくらの願いと秘密とは!結婚式場の運営と未来を懸け悩む鶴田が下す運命の決断は一体!? ユニバーサル広告社が絆と笑顔のために奮闘する!!

TV TOKYOウェブサイトより引用
http://www.tv-tokyo.co.jp/universal_koukoku/story/?trgt=s_02

第二話のストーリーざっくり

結婚式場「鶴亀会館」の二代目社長鶴田さんが「ユニバーサル広告社」を訪れました。杉山たちが作った広告が気にいり、A案B案のどちらを採用するか悩んでいたのです。杉山たちは、とことん鶴田さんに付き合います。

さくら商店街の和菓子屋「嶋清」の息子・嶋田武弘がユニバーサル広告社を訪ねて、うちの店を広告して欲しいといいます。老舗を継ごうとする感心な若者かと思いきや、武広は、就職できないから実家を継いだら楽だろうな、というイージーな考えでした。

藤沢さくらの勧めで、広告社の社員たちは街中の人が集まるお通夜に出かけて顔見せをしましたが、この街には未来がないと言う住人たち。あきらめムードが蔓延していました。

その中でも、藤沢さくらの父・宏は、広告の仕事を非常に嫌っていました。藤沢さくら親子は過去に結婚詐欺にあい、その相手が大手代理店の広告マンを名乗っていたためです。

街の人たちは、広告屋に懐疑的でありながらも期待もしているのです。
さくらは「この街に、本物の魔法、かけてくれませんか」と杉山に頼み、街中の人は固唾を飲んで杉山の言葉を待ちます。

杉山は「広告は魔法ではない」と言い、さくらの依頼を断りました。

広告は魔法ではない!その通り!

藤沢さくらの頼み「この商店街に、本物の魔法をかけてくださいませんか」に対して、杉山さんがキッパリ「広告は魔法ではない」と言ってくれて良かった!

広告は、目立たない小さな輝きを、多くの人に知らせるためのもの
その通り!拍手。

広告は、人知れず輝いている素敵なものを、みんなに知らせるためのもの。「価値のないものを、価値あるように見せる」ことではない。これは勘違いしたらだめですね。「もともと価値があるもの」でなければ、広告する意味がありません。

じゃ「輝き」「価値」って何なの?

たとえば和菓子屋「嶋清」なら、代々その土地に伝わる名物だったり、言われや秘伝があったり、祭りのときに神社に奉納していたり、賞をもらっていたり…何かあるんじゃないか。長く続いた店だということも、和菓子が作れるのはこのあたりではココだけというのも、貴重なことだと思うのです。

当事者はけっこう、自分たちの「価値」に気がついてないことが多いので、外部の人間の眼で調査する必要があるな。

嶋清の息子がダメ。これじゃ成功しない

それなのに嶋清の息子は!
就活に失敗したから実家を継ごうかというくらいのイージーさ。そんなのでユニバーサル広告社を訪ねても、お話にならんのよ。杉山さんが親切に教えてくれたこと

  • 販売促進(チラシ、雑誌に載せるなど)
  • TVのCMトータルプロデュース(店のあり方、レイアウト、品物、装飾など含め)

も、イメージをつかめないようす。どんなお店なんですか?という質問にも、
え…別に特に特長はなないし…」老舗(しにせ)の意味も知らない。

もっと家業のことを知ろうよ!ちゃんと他人に説明できるくらい程度は。

「これはダメですね。絶対に成功しない」と、鶴亀結婚式場の二代目が言いました。
そうですね。

若者はいったん外に出たら?

どんな店ですか?と聞かれて、「別に…特長はなく、普通です」みたいな返答をする人。自分の狭い世界でしか見ていないから、こうなるんです。もうアホかと言いたい。あなたにとっては普通でも、他の人にとってはどうなのか、考えたことある?

こういう若者は、いっぺん外に出たほうがいいと思う。都会でも外国でもいいから外に出てひとりで苦労して修行して。そうしたら家業がどういうものだったのか良く見えてくるんじゃないのかな。

結婚詐欺にあったことも同情できないな

藤沢さくらと父・弘さん、この二人にも、わたしは同情できないなー。
広告マンだという男性に騙されて大金をだまし取られた藤沢さくらさん。結婚詐欺にあったのは気の毒だけど、親子そろって、自分たちの人生をパッと魔法みたいに変えてもらおうというイージーな気持ちにつけこまれたんじゃないのかな。

この商店街のひとたちの態度はこんなかんじ:

  • 広告をなにか汚いもののように言い、よそから来た杉山たちを警戒する
  • 年寄りたちはあきらめている。後を継いでも店はつぶれるだけだ。
  • 若者たちもやる気がない人物ばかり。口ではあきらめてる、と言う。
  • そのくせ、ユニバーサル広告社が何かをしてくれるんじゃないか、期待してる

な~んか、他力本願なんですよね。 杉山さん、きっぱり言ってやって良かったよ。
あきらめてしまった人を輝かせるのは、広告にはできません。申し訳ない」そうそう!そういうのは、広告の仕事やないっちゅうの。

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あとがき

若者たちのふがいなさに思わず熱くなってしまったけれども、地方の商店街のリアルはこの通りなのかも知れないですね。

過疎←若い人がいない←働く職場がない

元凶は、職場がないことなんだろうね。昭和の初めには栄えた炭坑町が閉鎖されていくように、需要のない産業で持っていた街は幕を閉じる運命なのかもしれないけど、この街はどうなんだろう?

杉山さんが住むことになった船具屋には、祭りの日の賑わいや笑顔の人々の写真がいっぱい飾られていました。こんな伝統あるお祭りが廃れていくのはしのびないです。わたしは日本の伝統文化が好きだから。

ぜひ、自分たちは気づかなかった宝物を見つけて磨いて、輝かせて欲しい。そうしたらきっと杉山さんたちが、素晴らしい広告を作って日本中・世界中に知らせてくれるにちがいないです。

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