まんぷく#25 終戦。玉音放送の内容が理解できなかったのはもったいない

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

長く続いた戦争がようやく終わり、疎開していた福ちゃん、萬平さん、鈴さんは大阪に帰ってきました。戦後の深刻な食料不足の中で、闇市で高いお金を払って食料を買わなければなりません。福ちゃんたちは、持っていた着物を売ってお金を作ろうとします。そんなある日、福ちゃんと萬平さんはラーメンの屋台に長い行列ができているのを目にし…

引用:NHK公式ウェブサイト
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終戦。玉音放送の内容が理解できなかったのはもったいない

※ここから先は個人的な感想です。

戦争が終わりましたね。
わたしの母の話では、天皇陛下の玉音放送が何を言ってたのか、その場にいた大人含めて誰も理解できなかったそうです。

父は海軍兵学校にいましたが、兵学校の教官でさえ放送内容がよくわからず、翌日に東京の海軍省まで聞きに行った。そしたらもう、庶民と一緒に汽車の窓から乗り降りせざるをえない事態だったそうです(※軍人は一等車にしか乗れなかったのに)。

こちらは、2015年に宮内庁が復元・公開した、玉音放送の現代語訳・原文↓

玉音放送を現代語にすると…「耐え難いことにも耐え、我慢ならないことも我慢して…」【終戦の日】

以下に、現代語訳の一部を引用しますね。

なおも戦争を続ければ、我が民族の滅亡を招くだけでなく、ひいては人類の文明をも破壊してしまうだろう。そのようなことになれば、私はどうして我が子のような臣民を守り、歴代天皇の霊に謝罪できようか。これが、共同宣言に応じるよう政府に指示した理由だ。
(中略)
国を挙げて家族のように一致団結し、この国を子孫に受け継ぎ、神国(日本)の不滅を固く信じ、国の再生と繁栄の責任は重く、その道のりは遠いことを心に留め、持てる総ての力を将来の建設に傾け、道義心を大切にし、志を固く守り、国の真価を発揮し、世界の流れから遅れないよう努力しなければならない。

↑ああ涙が出そう(;_;)
昭和天皇のこの思いが、当時の国民にリアルタイムでまったく理解されなかったなんて、もったいなすぎるわ。うーん、そのころはTVなんかないし、字幕やら副音声の解説もないしねぇ。後日、新聞に解説文が掲載されたり、したんだろうか?

さて『まんぷく』では、家が焼けてしまったこととか、夫の消息がわからないとか、そういう物理的な喪失感は描かれてました。でも、これまでの価値観が180度ひっくり返り、いったい何のために私達は…という精神的な虚脱感、ダメージが描かれてないですね。わりとアッサリ立ち直って、物々交換したり友人と再会して喜んだりしてね。

そのあたりが、ちょっと物足りないです。
まぁでも、このドラマは戦争を描くことが目的ではないから、そこまで期待しても仕方ないかな。

戦後二ヶ月たっても、忠彦さん真一さんも消息不明。
親友のトシちゃんハナちゃんも、牧先生とめぐみさんもどうしているのかわかりません。
…と、芦田愛菜ちゃんの明るい声でナレーションが終わり。

ええっ、野呂くんはどうしたのよ?
福ちゃん、なんで野呂くんのことを思い出してあげないのよ?

野呂くんは、ホテルの厨房にいた経歴を買われて、軍関係の施設のレストランでコックをしてて、戦後また缶詰を持って登場してくれたらいいなぁと思ってたのに。
まさか、もう出てこないの?

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