まんぷく#14 誰にも相談できず苦しむ福ちゃん。軍に直接掛け合おうとしたが無理…

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

軍から支給された物資を横流ししたという罪で逮捕された萬平さんを救おうと、福ちゃんは悩み続けます。心配したホテルの先輩の恵さんは、歯医者の牧さんとホテルの厨房係の野呂さんに頼んで、福ちゃんの様子を探ってもらうことに。すると、福ちゃんは親友の敏ちゃんとハナちゃんと一緒に憲兵隊の庁舎に乗り込んでいくではありませんか!

引用:NHK公式ウェブサイト
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誰にも相談できず苦しむ福ちゃん。軍に直接掛け合おうとしたが無理…

※ここから先は個人的な感想です。

ああ、長谷川博己さんの演技がうますぎる。リアルすぎる。

どん!と壁に打ち付けられる音が骨にまで響きそう。殴られて痣だらけの顔、苦しい表情。
これはドラマなんやし、実際は殴ってへんしね、大丈夫!と自分に言い聞かせながら見てるけど、痛々しくて体に力が入っちゃうよ。すごいわ。

「やってもいないことを認めるくらいなら、死んだほうがまし」と萬平さんは言う。
誇りを捨てて生き永らえるのを良しとしない萬平さん。天涯孤独の身だからだろうね。でも嘘でもいいから認めて、服役しながら釈放を待つのはダメなんだろうか。だって福ちゃんが。

わたしならどうするだろう…。
ああどっちもイヤ!なんでこんな目に合わされな、あかんのよ!加地谷ー!!(怒)

ラストシーン、福ちゃんの泣き顔。
思いつめて考え詰めてやつれ果てながらも、愛を信じようとする強さ・決意が感じられて、痛々しいけど美しいなと思いました。安藤サクラさんやっぱりイイわ。

主役二人の苦痛がリアルな分、今日は脇役がほっとさせてくれた。

「福子が毎晩うなされるのよ」とお母さんが克子さんに話すシーンで、克子さんの幼い息子が「僕も怖い夢みた!たぬきに追いかけられた夢」って言うのがいい。孫の相手をするお母さんが微笑ましい。松坂慶子さんの人柄も出てるような気がする。

牧先生と野呂くん、二人そろって保科さんに告白したのち今井福子さんの事情を探りに…なんてね、この人たちどんだけ暇やねん!どんだけご都合主義やねん!と思うことは思うんだけど、それがぜんぜん見ててイヤじゃない。むしろ面白い(^^)

牧先生と野呂くんが、僕が僕が!と張り合いながら、いつの間にか相棒のようになりつつ福子を助けていく姿にはフッと笑ってしまったわ。

彼らは結局、福子と萬平さんとの関係を知ることになり今後も関わってくるんでしょうね。少ない登場人物だけで見せていく展開が強引ながらも、違和感を感じさせない。作り方がうまいなぁって思います。

何度も引き合いに出して申し訳ないんだけど、『半分、青い。』の正人くんや、三オバたちも同じようにご都合のいいコミカルな脇役だったけど、彼らが活躍すればするほど、空虚で苦々しい印象が残っていました。

なんで、こんなに差が出るの?
いろいろ考えてみたんだけど、やっぱり、作り手の、ほんの小さな神経の使い方の差が積み重なるんだと思う。ひとつひとつは小さなことなんですよ。

『まんぷく』は、おふざけの程度、言葉が適切かどうか、どこまでリアルな表現にするか、などなどを、ここまではOK・これ以上やったらやりすぎ。というラインを見極めて、細部まで神経使って製作してると思います。きちんとアイロンのかかったシャツのようにピシッとね。

そして、主人公二人のお芝居が圧倒的なことも、大きな要因だと思う。だから脇役のコメディが生きてくる。

さてお母さんは福子の話を聞いて、どういう反応をするでしょうか。
福子とお母さんの二人だけでは絶対話にならないから、第三者が心強いです。絶対第三者を交えたほうがいいよ。これ、わたしの実感。

そういえば、克子姉の夫・忠彦さんも昨日「お母さんと二人きりなのが良くないんじゃないか」と言ってました。お母さんが『困った人』なことを、周囲がちゃんとわかってるから安心なのよね、このドラマ。

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