まんぷく#9 咲姉ちゃんの病気が良くなるまでは、萬平さんとは会わない。という福ちゃん

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

咲姉ちゃんが倒れたと聞いて、駆けつけた福ちゃんと鈴さん。病気は結核と診断され、大きなショックを受けます。福ちゃんをデートに誘おうとホテルにやってきた萬平さんは、事情を告げられ、自分にできることはないかと奔走。結核の専門病院をみつけて、福ちゃんに知らせにやってきます。ところが鈴さんに「福子に関わるのはもうやめてほしい」と告げられ…

引用:NHK公式ウェブサイト
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咲姉ちゃんの病気が良くなるまでは、萬平さんとは会わない。という福ちゃん

※ここから先は個人的な感想です。

あのお母さんは大変だわ

お母さんは、心配してご飯も食べられない自分の気持ちが、病気の娘よりも優先するんやね。わたしがこんなに心配してるのに!わたしはあなたのためを思っているのに!と、自分の感情で世界が終始してるんです。

わたしの身近にもこういう人がいますよ(-_-;)
松坂慶子さんが憎まれ役をうまく演じてるので、そこまでイヤな印象は受けないのが救いかな。

鈴さんは、社会的訓練をしないまま、小さな世界(家庭)の中で長年君臨して来た人みたいな気がする。みんなお母さんお母さんと言うこと聞いてくれて、家庭の中ではお山の大将でいられたんだろうね。

でも、夫が亡くなって娘をひとりで育てることになってからは、家長として対外的にもいろいろ役目があったろうに。あの性格をずっと維持してこれたのが不思議です。

咲さんも咲さんですよ。結婚を延期してと母親に言われたくらいで「結婚するのやめようかな…」「お母さんを置いていくのが後ろめたい」と言ってましたしね。病気になる前から、どこか母娘関係がいびつな感じがしてた。

今回も、お母さんに「ごめんなさい」ばっかり言ってる。お母さんとは、共依存でずっと生きてきたんでしょうね。夫にもいつも「大丈夫」「すみません」ばっかり言って、病人なのに泣き言が言えないのが、かわいそう。

咲さんは、きれいでおしとやかで、ぼうっと儚げで、薄ーい人だなぁ。

忠彦さんと咲さんの関係は?

克子姉ちゃんの夫・忠彦さんもちょっと不思議だった。

克子さんから咲姉ちゃんの病状を聞く忠彦さんは、心配そうな顔をしながらキャンバスに何か描いてました。

眼の前に克子さんがいたから、当然克子さんをモデルにして何か描いてるんだろうと思ったら違うんですよね。ボワッとアヒルの輪郭が描かれていただけだった。咲さんのことを思うと絵に手が付かなかったのでしょう。

忠彦さんは深刻な顔をしてじっと考え込んだ末、何か新しい絵を描き始めました。咲さんに贈るつもりなんだろうね。

もしかしたら、忠彦さんは昔、咲さんに思いを寄せていたりしてね。
咲さんは、芸術家である忠彦さんにとって女神様のような存在だったんです。
でも庶民的でたくましい克子さんと結婚したことで、忠彦さんにはしっかり地に足のついた人生が開けたのでした。

以上、わたしの妄想でした(^^)

萬平さんの変化

福子の家を訪ねた萬平さんは、もう可愛いだけの萬平さんではなかった!

福子と関わらないでくれというお母さんに対し「それはできません。お姉さまが元気になられら結婚を申し込むつもりです」ときっぱり答えた萬平さんは「では改めて」と立ち去りました。

そのとき福子をちらっと見てうなずいた表情が、もうすでに『夫』だったわ!
福子が承諾すると信じて疑ってないのね。福子と別れてあるき出す萬平さんは、今日は笑っていません。強く決意した真剣な表情でした。

ここでわたしはちょっと疑問が。
戦前のことだから、家督はどうなるのかが一大事じゃないでしょうか?
福子の家は三人とも娘だし姉二人は嫁にいったので、福子は婿を取らないといけないはず。勤め人かどうかより、そのことのほうが重大なのでは?

それからもうひとつ。
戦前ですから、結婚を意識した女性の家に初めて行くときは、家長(父親)の前でまず自己紹介と挨拶をしなければならなかったと思います。それもひとりではなく、誰か年長者と一緒に行って、身元人柄を保証してもらわないといけなかったのでは。

萬平さんのように、カジュアルな態度でフラッと夜に来るなんて、ないと思うなぁ。そのうえお母さんの姿をみてもすぐに挨拶するわけでもなく、娘とかかわらないでくれと言われてその場できっぱり拒否というのは、現代的すぎる行動だと思います。

もしあのとき家から出てきたのが、お母さんではなくお父さんだったとしたら?
それでも萬平さんは同じ態度だっただろうか?

これはわたしの杞憂に過ぎないですけど、見ようによっては、女世帯だから、家長が女性だから萬平さんは軽く見てるんじゃないか?とも受け取れる。もちろん、そんなつもりはないでしょうけどね。そんな誤解を受けないように演出して欲しかったな。

あとがき

ときどき小さな違和感はあるものの、登場人物のキャラクタが少しづつ深くなってきて先を見る楽しみが継続しています(^^)。

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