越路吹雪物語(29) 淡島千景、南悠子、乙羽信子が相次いで宝塚歌劇団を卒業

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

淡島千景は、映画会社と専属契約して映画女優になるという。仲良しのおけいちゃんがいなくなるのは寂しいが、コーちゃんは彼女の新しい挑戦を応援して送り出した。そしてヨッタン・南悠子も同時期に退団。

公演終了後にお茶を飲むコーちゃんとオカジ・乙羽信子。
オカジもまた宝塚を退団することをコーちゃんに告げた。可憐な娘役だけをやっていることに限界を感じたという。それに、映画会社と契約すると月給はいまの何倍にもなるらしい。

家庭的で暖かい宝塚を出るのは勇気がいる。
それでも、おけいちゃんもヨッタンもオカジも広い世界に出たいと思ったのだ。コーちゃんは、自分の中にも同じ思いがあると気がつく。

編集部では、平山編集長がスターたちの退団の連鎖を危惧していた。
森は、さっきコーちゃんが理事長室に入っていったのを見たという。
まさか越路吹雪まで…?

そのとき突然コーちゃんが編集部のドアを開け、真剣な面持ちで時子をどこかへ連れていった。

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 淡島千景、南悠子、乙羽信子が相次いで宝塚歌劇団を卒業

※ここから先は個人的な感想です。

未婚女性だけの劇団・宝塚は、大きな学校のようなものだそうです。

ドラマを見ていてもその雰囲気はありますね。劇団員も演出や編集部たちスタッフも、みんな愛称で呼び合って仲良さそうです。先輩は後輩の面倒をみてかわいがっているしね。宝塚は神戸からも離れており町ごと夢の国のような雰囲気なのかも。

オカジが金魚でコーちゃんがクジラ?いつの間に…

宝塚音楽学校時代、オカジもツメもスター候補生でした。実力も心構えもコーちゃんを圧倒していました。歌劇団に入団したあとも、オカジは早くから娘役の大役をもらっており、コーちゃんとはかなり差をつけていたはずです。

でも、宝塚のスターはやっぱり男役。娘役のオカジはいつも可憐な娘を演じてばかりだったのかな。退団を決意したオカジは「わたしは小さな池の中の金魚。コーちゃんはクジラ」って言ってました。いつの間にコーちゃんは、オカジを超えたんだろう。

やっぱり戦後ですよね。わたしはコーちゃんが洋楽を歌えたことが大きいんじゃないか?と勝手に想像しています。戦後に流行ったブギウギやブルースを歌いこなす男装のコーちゃんは、不良イメージと相まって抑圧された時代が終わった開放感を象徴しており、ものすごくカッコよかったのではないでしょうか。

楽曲リスト

shall we dance? (歌:越路吹雪)

あとがき

映画会社と契約すると月給が何倍にもなるそうです。宝塚の月給ってどのくらいなんだろう?下世話な好奇心。

今日もタカちゃん・天代麗(たかよれい)さんの話は出てきません。ツメもオカジも、淡島千景も退団したことが描かれたのに…おかしいですね。

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