越路吹雪物語(28) 森継男は無事に帰還。越路吹雪は宝塚の大スターに

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

1946年秋に宝塚大劇場が再開され、戦後復興とともに人気も上がっていた。
コーちゃん・越路吹雪の人気はうなぎのぼり。二枚目からコミカルな役までこなす男役スター越路吹雪の歌声は、多くのファンを魅了。
雑誌『歌劇』の発行も再開され、岩谷時子も多忙な日々を送っていた。

ある日、大スター越路吹雪と三羽ガラス(淡島千景、久慈あさみ、南悠子)は『週刊あけぼの』の記者に取材を受けることになった。飲み物を勧められたコーちゃんたちは、酒をのみタバコを吸って『清く正しく美しく』のイメージをぶち壊して楽しんだ。

取材を終えたコーちゃんたちは編集部の時子に報告し、時子を呆れさせていた。
そのとき「あいかわらずうるさいな」という声が。
森継男が戦地から復員してきたのだ。実家に帰るより先に宝塚に来たという。
コーちゃんたちも時子も、平山編集長も、森の無事帰還を心より喜んだ。

終戦から4年が経った。
『ブギウギ巴里』『モン巴里』『センチメンタル・ジャーニー』などの洋楽を歌いこなす越路吹雪は、宝塚の大スターになっていた。

越路吹雪が娘役を演じた『カルメン』は評判となり、新聞には『不良少女カルメン』と高評価の記事が載る。宝塚の編集部を始め理事長や演出部も、型にはまらない越路吹雪の魅力を評価する。

そんなある日、淡島千景は、今月いっぱいで宝塚を卒業するという。

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 森継男は無事に帰還。越路吹雪は宝塚の大スターに

※ここから先は個人的な感想です。

オリンピックの関係で昨日の録画ができていなかったため、今朝の再放送を見ました。森ちゃん無事でしたね!良かった~。

森ちゃんの帰還

平山さんったら、「そろそろ新しい人間を入れないとなぁ」なんて言うもんだから、やっぱり森ちゃんダメだったのか…と思いましたよ。もう。

森ちゃんが無事に帰ってこれて、本当に良かった。
コーちゃん達は喜びの歓声で迎え、時子は涙ぐみながら静かに「ご苦労様でした」と。意外だったのは平山編集長です。よく帰ってきた!と森ちゃんを抱きしめて、ワーワーと大泣き。

平山さんは、森ちゃんが演出の採用試験に落ちて編集部に来たときから、ずっと一緒だったんですもんね。コーちゃんや時子よりも付き合いが長いですもんね。気難しい森ちゃんを理解して見守っていたんでしょうね。

ファンの差し入れ

戦後4年が経ち、コーちゃんは宝塚の大スターになっていました。
大劇場の前では多くのファンが出待ち。わたしも昔「麻実れい」さんの楽屋入りに行きましたよ~。

女学生たちの差し出したお菓子は受け取らないのに、贔屓のおばさまからのカツサンドは受け取るコーちゃん。お金持ちからの差し入れは良いけど、親から小遣いを貰う子供からは受け取らないのがポリシーのようです。

その昔、失恋の直後なのにファンの女性の前で毅然とした態度を演じた健気なコーちゃんが、今は心からファンたちににっこりと微笑み明るく照らして…本物のスターになったんだねぇ。うんうん。

瀧本美織さんよくやっていると思う

舞台で歌う越路吹雪を演じる瀧本美織さん。
男役演技をしながらの歌唱、宝塚出身でもないのに素晴らしいと思う。

瀧本美織さんの演じるコーちゃんは、天真爛漫で人たらしでスコーンと抜けたような明るさですが、わたしの覚えている越路吹雪さんの印象は、もう少し暗くて、飄々としてちょっと変人っぽかったような…歌っていた曲のイメージも重なっているのかな。

でも、瀧本さんの越路吹雪も、とてもいいと思います。

楽曲リスト

ブギウギ巴里 (歌:越路吹雪)

センチメンタル・ジャーニー(歌:越路吹雪)

あとがき

ところで、タカちゃん・天代麗(たかよれい)さんはどうしたの?

卒業(退団)したというシーンはなかったので、まだ宝塚に在籍中ですよね。戦争が終わり慰問公演もないから、大劇場に戻ってきたはずなのですが。

コーちゃんが花組のスターだとされていますけど、タカちゃんはその前から大スターでしたしねぇ。おかしいな。

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