越路吹雪物語(22) 森と一緒に酒を飲み、どんどん酔っぱらう時子

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

妹のフリをした時子が森継男(崎本大海)に声をかけたため、森に絡んでいた男性は退散。森と時子は一緒に屋台で酒を飲むことになった。

一杯だけ酒を飲んで帰るはずの時子だが、雑誌休刊の悔しさを森に訴えているうちにどんどん酒をのみ酔っぱらってしまった。

『女のくせに』とまた森に言われて憤慨した時子は『女だって頑張ってるんです。兵隊さんだけが戦ってるんじゃないですよ!』と一人でクダクダしゃべり続け、森の心のうちには全く気がつかない。

岩谷家では、コーちゃんと時子の母が楽しくあやとりをしていた。夫をなくした時子の母と、実母と離れてばかりのコーちゃんは仲良くなっていたのだ。

森に背負われて帰宅した時子は、翌朝、コーちゃんから話を聞いて愕然とする。

出社してすぐ森に平謝りする時子に、森は「お前は二度を酒を飲むな」と叱った。そして「女だからじゃないぞ」と付け加えた。

コーちゃんたちの二年下には優秀な生徒が三人おり、三羽ガラスと評判になっていた。ある日、その三人が歌劇団を見学にやってきた。

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森と一緒に酒を飲み、どんどん酔っぱらう時子

※ここから先は個人的な感想です。

今日の主人公はコーちゃんじゃなくて、時子と森さんです!
二人のシーンは最高。気持ちよく笑わせてくれました。

酔っぱらいの時子が楽しい

最初はおとなしく、よそよそしく一杯だけ飲んで帰ろうとしていた時子。次のシーンではすでに酔っ払ってました。その様子だとかなり飲んだね?

「また女のくせにって言いましたね!この美味しいお酒は、男だけのものなんですか~?ええ?」と森さんに迫っていく時子が最高。大変な酔っぱらいぶりなのに見苦しくなく、楽しく笑わせてくれます。時子の横で困り呆れている森さんの表情もおもしろい。

そのうち時子は、酔っぱらいのクダクダ状態に。

戦地の兵隊さんたちだけじゃない、女だって頑張ってるんです。宝塚だって頑張ってる人達をほんのすこし元気づける、そういう大切なものじゃないですか。兵隊だけが戦うことのすべてじゃないと思います!

酔っ払って口が回らないところとか、木南さん演技上手いなぁ。しっかり戦時中の価値観を現した脚本もいいです。兵隊の話題で動揺する森さんだけど、時子は全然気がつかないで一人しゃべり続け、コトッと寝てしまいました。そのあと、ひとりごとで心情を語り涙ぐむ森さん。

このシーンは本当によかったわ。二人の演技が最高だったし、最後まで時子が森さんの心に気づかない演出も素敵。時子が寝てしまったあと酒をおかわりする森さんの哀愁が、しみじみと良かった。

森さんの屈折の理由はやはり

森さんは宝塚は好きで演出をしたかったのですね。でも試験に落ちて編集部に来たのでした。さらに森さんは、徴兵検査では『丙種合格』だったと。これは日本男子として『恥』だったのですね。

森さんの屈折の原因はこれだけだろうか?
なんとなく、まだありそうな気がします。

あとがき

森さんは時子に出会って少しずつ変化してる。
時子が酔っぱらったことを叱りはしましたが、女だからじゃないぞ、と付け加えたりして、ちゃんと時子を理解してくれた。でもよく意味がわからなくてポーッとしたままの時子。

おとなしくて真面目なだけじゃない、時子おもしろいわ!
森さんも少しづつ魅力的になってきました。二人がもっと仲良くなって欲しいです。

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