越路吹雪物語(13) コーちゃん、うどん屋で阪大の学生に一目惚れ

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

コーちゃん・河野美保子(越路吹雪)は花組。オカジ(乙羽信子)とツメ(月丘夢路)は雪組。組が離れても三人は仲良しのままだ。

オカジもツメも役をもらい自分のサインも決めて、将来のスターらしく振る舞っていた。しかしコーちゃんにはスターになりたいという欲はなく、旺盛なのは食欲だけだった。

三人が仲良くうどんを食べていたとき、店にひとり学生が入ってきた。
大阪大学(阪大)の学帽をかぶったその青年に、コーちゃんは一目惚れしてしまった。うろたえるコーちゃん。オカジとツメはコーちゃんの遅い初恋を応援する。

宝塚歌劇団編集部では、岩谷時子が『読者のページ』の編集の仕事を任されていた。帰宅した時子は、病床の父と看病する母と三人で喜び合う。

ある日、雑誌『歌劇』に掲載された岩谷時子の詩を読んだコーちゃんは、編集部の時子を訪ね『一緒にわたしのサインを考えて』と頼み込んだ。

コーちゃんと仲良しの内田編集部長は時子にゴーサインを出すが、編集部員の森はあとから時子を呼びつけて『えこひいきになるといけないから、この話はうまく断れ』と言う。

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 コーちゃん、うどん屋で阪大の学生に一目惚れ

※ここから先は個人的な感想です。

コーちゃんの一目惚れ

『おばちゃん、うどんおかわりー』と叫んでいたコーちゃんが急にハッとしてよろよろ。さすが宝塚の研究生。一目惚れの態度もお芝居がかってます(^^)。コーちゃん、タカちゃんと初めて合った時もこんな顔してましたよ。

うどん屋からの帰り道、オカジとツメは、あの人阪大の学帽をかぶっていたから『阪大さん』と呼ぼうか、いやいや風呂屋の番台みたいだから『帝大さん』だね!と、コーちゃんの遅まきの初恋を応援する気まんまんです。

『頭の上から恋が落ちてきたとき、恋の鐘がなったでしょ?』とオカジ。続いて『ガラーン ガラーン ガラーン』と、西洋の教会鐘の音BGM!

ふーん。『恋の鐘がなる』の鐘って西洋の鐘のことなんですね。

もし日本のお寺の鐘だったら『ゴオ~~~ン! ウォンウォンウォン…』
と余韻たっぷりで、これはこれで素敵じゃないですか?
恋というよりは『諸行無常』かもしれないけどね(^^)。

編集部の男性たち、感じ悪いな

岩谷時子の職場の男性たち、感じ悪いんですよねぇ。
時子のことを、お前とか『お時』とか呼ぶんです。

なぜ『岩谷さん』と言わない?先輩の森継男には、森くんとか森とか呼ぶのに。女性蔑視が現れてます。いくら上司でも、時子に対する言葉使い、態度すべて、平成の感覚からすると信じられないくらい、横柄で感じ悪い。

でも、昔はこんな感じだったかもなぁ…

部長も編集長も悪気はないのです。部長はあとでお茶の入れ方のコツを時子に教えてましたし、編集長は時子に仕事を任そうとしてます。それでもこんな態度だったのですよね。昔の男性は。

でも、コーちゃんはそんな部長とも仲良しで『内ちゃん久しぶり~』なんてお気軽に声をかけている。時子は、おとなしくて真面目で不器用そうだから、困ったときは、人たらしのコーちゃんに助けてもらうといいかもね。

時子役の木南晴夏さん、好演です。

でも、先輩の森継男!この人は怪しいな、何かたくらんでる
時子の才能に嫉妬してるのか、なんだかよくわからないけどね。この人だけは悪意を感じるわ。

あとがき

時子の家では、病気のお父さんに缶詰の桃を食べさせてあげてました。病人はああいうものが美味しいんですよね。お母さんとお父さん、一人っ子の時子。3人家族の幸せが続きますように。

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