ひよっこ 9/6(水) 世津子の救出作戦。ヤスハルの『あんこづくりは勘だのみ』

ダイジェスト

みね子が世津子の家に行ってみると、記者が沢山来ていて家に閉じこもっている様子。
世津子を助けたいみね子は、たまたま休日に店にきていたヒデに相談する。

ヒデはある作戦を提案するが、実行するためには協力者が足りない。
そこへ偶然ヤスハルが通りかかり、みね子とヒデはヤスハルに協力を頼み込む。

世津子の救出作戦が始まった。

まず、みね子が出前を装って家の中に入り、世津子を説得した。つづいてヤスハルの仕掛けが発動し取材陣の関心をそらせる。そのすきにみね子と世津子は部屋を出て走った。
ヒデの懸命の制止にもかかわらず、取材陣はみね子と世津子を追いかけて走り出した。

感想

みね子が世津子を助けるというシチュエーションが気持ち悪くてイヤだったのですが、ヤスハルのバカバカしい提案に笑いながら『ああ、これはコントだったんだ。そう思ってみればいいんだ』と気がつき、そこからは楽しく見れました。

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世津子の生い立ちとスキャンダルの真相

ナレーター増田さんにより世津子の生い立ちとスキャンダルの真相が語られ、週刊誌のゴシップ記事に書いて会った内容とはかなり違いました。()内は週刊誌の内容です。

  • 昭和6年、埼玉県の大山田村に農家の長女として生まれた(埼玉県秩父)
  • 五歳のとき両親が亡くなり、東京で牛乳店を営む叔父夫婦に引き取られた。
  • 苦しい家計を支えるため、学校にはろくに行かず家の手伝いをした(学校に通わせてもらっていた)
  • 映画撮影所で牛乳販売をし、監督やスタッフ・俳優たちにかわいがられていた。
  • 監督に声をかけられ、初出演・初主演の映画が大ヒット。スター街道まっしぐら(お金くれるの?と言い放った
  • 世津子の稼いだお金は、保護者である叔父夫婦のもとへ。
  • 叔父夫婦は贅沢三昧とギャンブルで借金をつくり、世津子に頼るようになった。(叔父夫婦は国のために耐え忍んだ生活をしているのに、世津子はヤミ物資パーティ)
  • 世津子は叔父夫婦を拒否。怒った叔父夫婦はあらぬ噂を週刊誌に売り込み、世津子は事務所を自ら辞めた。

なるほどね~。
大山田村というのは実在しないようです。秩父の農家から苦情がでないように配慮したのかな?
映画撮影所に子供が入り込んで牛乳を売る、戦後すぐの頃ならあったかも知れない。

しかし叔父夫婦、たびたび世津子の家を訪問していたようですが、実がかくまわれているのには気がつかなかったのでしょうか。気がついてたら悲惨なスキャンダルだったな。

それから、ゴシップ記事くらいで事務所を辞めるなんて、世津子がそんなに根性なしだと、私は思わないんですけどね。幼いころの貧しさが身にしみているから、今の地位を簡単に捨てたりしないよ。

事務所を辞めたから、みね子以外誰も助けてくれない、ということなの?
初めてすずふり亭を訪れたときは、男性のお付きを数人連れていたし、二回目の訪問時には運転手も付き人もいたのに、みね子のお父さん事件のあたりから、全然見かけなくなった。今回もまったく出てこない。

ああ~またマジメに考えてしまった。
コントなんだから、あれこれ真剣に考えるのは野暮ですね。

ヤスハルの奇策『あんこ作りは勘だのみ』

『飛んで火に入る夏のヤスハル』とみね子とヒデが言ったあたりから、コントらしくなってきて『おのおの抜かりなく』で確定。

偶然にもギターを抱え、♪若さゆえ~、とジャガーズを歌いながら通りかかったヤスハル。
俺は流しじゃねえぞ!と言ってたけど、いやいや、たいへん優秀な流しですよ。困ったときに現れて無理難題も聞いてくれる。ヤスハル、私の所にも来て欲しいわあ。

(『流し』というのは、酒場や屋台にギターをもって現れ、客の伴奏をしたり自ら歌ったりする商売のこと。カラオケが普及する前の時代)

ヒデの策は『アイスクリーム屋台が音楽を流しながら無料サービスをし、取材陣をおびき寄せる』というものでしたが、そこはさすがヤスハル。バカな音楽を流しながら移動販売するというのです。昔作らされたバカな曲があるからと。

そのバカな曲とは…あれでした。柏木堂のお父さんがときどき歌っていた、

♪あんこ~づくり~は、あんこ~づくりは、ああん、ああん、あああん 勘だのみ~ 

拡声器でこれを流しながら、移動販売したのでした。世津子の家の前で待機している記者たちは、扇子やうちわで顔を仰ぎ汗を拭きながら、テラスから身を乗り出してヤスハルの車に気を取られています。そのすきにみね子と世津子は脱出。ああ、昭和はのどかだったな。

あんこ作りは勘だのみ』は、都はるみさんの『アンコ椿は恋の花』のパロディというか、替え歌ですね。アンコ椿は小節を効かせた演歌です。都はるみさんの、サビの部分「あ~んこ~」のうなり節がものすごくて、印象があまりにも強くて、替え歌やコントでよく使われる気がします。

つっこみどころ

みね子、世津子を連れ出すときに『世津子さんには幸せでいてもらわないと困るんです。でないとお父ちゃんの悲しい出来事が無しにならない』とか言わないで欲しかったなぁ。せっかくのコントが一気に冷めちゃった。

ヒデ君のいう、アイスクリーム屋台がボヨヨンの音楽を流し無料サービスする映画って何だったのかな。

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