ひよっこ 9/13(木) 生意気だと言われる豊子。その理由と対策を考えてみた

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はじめに

時子のコンテストリハーサルにやってきた豊子は、早苗さんを相手にこう言っていました。

なんだか私、会社で生意気な奴だと思われてるみたいで。
仕事をちゃんとやって、必要なことだけをしゃべってるつもりなんですけど、女のくせにとか、子供のくせにとか陰でしゃべってて。
なんか本当腹立ちますよ。
くだらないなあとは思ってるんですけど。

悩んでいる様子の豊子です。
同僚に陰口をたたかれるくらいならいいですが、仕事に支障が出るといけません。わたしは豊子にビジネスウーマンとして活躍して欲しいのです。

豊子はなぜ、生意気だと思われてしまうのか?
その原因は何か。どうすれば仕事に差し支えなくなるのか。わたしの経験をもとに考えてみました。ただし今の時代にはあてはまらないと思う、あくまで豊子向けです。その点はごめんなさいです。

豊子が生意気だと言われる要因

根本要因3つ

豊子が生意気だと思われる、大きな要因は、言うまでもない。
根本的には、この3つだけ。

  • 賢いから
  • 女性だから
  • 中卒からたたき上げてきた人だから

(これプラス、ちょっとした態度が原因だと思いますが、それは後述します)

さて3つの大要因についてですが、

いまの時代はさておき、昭和50年ごろの日本では、女性が会社で男性以上の能力を発揮すると、それだけでもれなく『生意気』だと言われていたはずです。

昔は、女性はこうあるべしという規範となる考え方がありました。女性は夫を陰ながら支え、家族・親族のために生きるのが勤め。男性より学業に優れていたり仕事に優れていたりなどありえないし、あってはならないと。

この考えは、山本周五郎の「日本婦道記」という小説にキチンと描かれています。江戸時代の武家の妻は、どんなに優れた才能をもち発揮できる場があっても、それに力を注ぐべきではない。夫に仕えるのが最大のつとめであり本分だから。日本の婦人の道はかくあるべしと、そう心得を女性自身が語っています。この考えは、500年やそこらでは無くならないのですよね。

また、豊子が中学卒なのに事務職についたことも生意気だと言われる原因ではないかとおもいます。
中卒で会社の事務員の職につくのは珍しかったのではないか。工場ラインや職人仕事であれば、生意気だとは言われなかったような気がするのです。
中卒なのに事務職についており、高卒以上の社員たちに伝票や報告書の間違いを指摘するので、生意気といわれてしまうのではないか。

小さな原因がひとつ

あとは、小さなことですが、豊子の言動に原因がありそうです。
豊子はこう言っています。

仕事をちゃんとやって、必要なことだけをしゃべってるつもりなんですけど、

「必要なことだけをしゃべる。」これでしょう!

不要なことは言わず、理にしたがって簡潔に話すのがよくないのです。

豊子はもともとそういう子ですし、悪気なんて全然ない。仕事も多分完璧にできている。しかし、昭和の日本は義理人情の世界。理よりも情を重んじるのか?と思うくらい。社員旅行も運動会も家族ぐるみで行う小さな社会。その中で「必要なことだけをしゃべる」のは、圧倒的に不利です。

この態度を少し変えてみるだけで、会社で過ごしやすくなるのではと思います。

対策

対策の前に、ターゲットの優先順を考えてみました。

(1)男性上司
(2)先輩たち
(3)同年代以下のひとたち

目的は、豊子がじゃまされることなく仕事で活躍することですので、やはりこの順かな。
女性の上司はまず居ないだろうと思ったので、除外しました。

(1)男性上司向け

ひとつひとつ順に説明

とにかく上司に対しては、ひとつひとつ最初からていねいに説明しましょう。結論を先に言ったり簡潔にまとめようとすると怒らせてしまいます。上司は豊子みたいに頭がいいとは限らないし、当事者がいわないかぎり知らないことも多いのです。

ひとつひとつ最初から説明し、自分はどう考えてどうしたのか説明しましょう。時間がかかります。ついてきてくれてるか確認しながら進めます。それは分かったよ、で?と催促されたら早送りすればいい。

情に訴える

いちばん需要なことですが、事実だけを追うのではなく自分の気持ちも盛り込みましょう。必要ないと豊子は思っていそうですが、情に訴えたほうが絶対に良いよ。いかに苦労したか、頑張ったか。大変な思いをしたか。淡々とでいいから、伝えながら話を進めましょう。

豊子の気持ちに同感や同情を寄せつつストーリーについてきてくれたなら、もう大丈夫。昭和のおじさんは、少々出来が悪くても情に響いたら味方になってくれます。むしろ出来の悪い子に頼られるほうが喜びます。

言ってることは正しいけど情に響かないというのが一番ダメ。生意気だと思われ嫌われます。

(2)先輩たち

とにかく不要なことを沢山しゃべるといいと思います。豊子は、無駄口をたたかず一生懸命仕事してるに違いないんだけど、そこが裏目に出ているのでしょう。賢くて無愛想な子は生意気と見られます。

仕事をする時間をすこし減らして、雑談を増やしたらいい。ずっとおしゃべりしていて、早く仕事しろよ!って言われてから「はーい♪」と言って始めるくらいで豊子はちょうどいいと思います。それでも間にあうでしょう。わたし朝寝坊しましたとか、北国育ちなので暑さがこたえますとかの前置きしてから仕事の会話にはいるとか。くだらないですけどね。たぶん豊子に対する態度が変わると思うんだけどな。

できれば、自分の過去、乙女寮時代での話でもしてみましょう。苦労話がいいです。
実家では暗い中で本を読んでいたのです、乙女寮では怒られず勉強できて幸せでした、仕事おわってから勉強してたので朝起きるのが辛かったです、と。

客観的事実ではなく、自分の気持ちを話しましょう。
よほどの意地悪でない限り好意的にみてくれるはず。

だた、無理はしないでね。
こんな事しなくても、豊子を応援する人は沢山いると信じたい。

(3)同年代のひとたち

この人たちは豊子の仕事をじゃまするほどの力はないので、何と言われても気にしないで放置でいいと思う。自然に仲良くなれればいいし、なれなければ仕方ないかな。

あとがき

豊子に直す点があるとしたら、ほんとうにこれくらいしかないと思うのですよ。
いまの時代なら、どんどん転職してキャリアアップできますが、昔は転職エージェントなんてないです。残念ながら、周囲と仲良く和を保ちつつ引き立てていってもらわないと、道がないのでした。

豊子には、くだらないことで足を引っ張られずに、ノビノビ仕事してもらいたいと願っています。負けるな豊子!

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