ひよっこ 8/24(木) みね子とヒデ、TV局で世津子に出会う

ダイジェスト

みね子を解放してやりたい

奥茨城、谷田部家の居間。
茂、実、美代子、宗男、滋子がスイカを食べていた。

実は座り直し、
「話というのは、みね子のことなんだが…」と話しはじめた。

「あの子は自分が行方不明になったために人生変わってしまった、なんとか元に戻してやりたい。
少なくとも、給料のほとんどを仕送りするような事から開放してやりたいんだ」

「じゃねえと、谷田部家に起こった悲しい出来事が終わらない」と宗男。
「んだよね。好きに生きさせてあげたいよね」と美代子。

収入を増やす手だてはないか

実は話続ける。

「俺が戻ってきても、畑の働き手がひとり増えたってだけで、何も変わっちゃいない。また俺が出稼ぎするのが一番金になるんだろうけど、美代子にもう心配かけたくない」

「となると、収入を増やす手だてを考えなくちゃならない。何かできることがあるんじゃないか」

「米だけでは厳しい状況だ。
米を止めようとは言ってない。米は、父ちゃんの命みたいなもんだから。ただ米以外にも成功している人もいる。メロンやいちごなどで」

「米つくりながらでも、頑張って何かできることあるんじゃないか。それで宗男、滋子、相談にのってくれねえか」

「おう!」と明るく合点する宗男と滋子。

宗男が言う。「悲しいことは、降ってくるようにいきなり起きるんだ。どんなに誠実に生きていても、どうしようもなく」
「でも悲しいことから救ってくれるのは人だよ、人間だ」
「でれかに助けてもらったら誰かを助ければいい。みんながそうすれば世界はまわっていく」

こういう風に、すぐ話がでっかく訳わからなくなるのが実さんと違うね。さすが次男だ、と滋子が笑った。

絶対に取り戻す

夕方、谷田部家の縁側。

風鈴の音、蚊取り線香。ヒグラシが鳴いている。
実は縁側に座って外を見ており、後ろには美代子が座っている。

「さっきはありがとう、うれしかった」
「最近思うんだ、思い出せなくてもいいって。ここで生きてることが好きだ。美代子のことも好きだ」

美代子は泣きそうになる。

「似合ってたよ、ミニスカート、はいたらどうだ?」
いやだーもう!と美代子が崩れ、2人は笑った。

「ここからだ。取り戻すんだ、絶対に」
「はい」

由香がヤスハル父に頼みごと

すずふり亭の前。
ミニワンピースを着た由香が、すずふり亭に入ろうかどうしようかと迷っている。親を許すのが大人だと言ったみね子の言葉を思い出しているらしい。

ドアに手をかけたがやっぱり止めて、和菓子屋のほうにはいっていった。

「こんにちは~」
「ああ由香ちゃん。どうしたんだ」ヤスハル父がいた。
「ちょっと頼みがあるんだけど」
「何だ、何でもいってごらん。俺にまかせろ。座って座って」

みね子とヒデ、TV局で川本世津子に会う

すずふり亭裏庭。

みね子とヒデが、これから出前に出ようとしている。
「途中さぼるなよ」「先輩とは違いますよ」
「気をつけて、いってらっしゃい」

軽く言葉を交わして2人は出かけた。

TV局の受付の横で、みね子とヒデが出前箱をもったまま待っている。

沢山の人が行き交っている。

「思い出しちゃう?川本世津子さんのこと」
「はい」
「でもなんか不思議です。あのときCMに出ることがなければ、お父ちゃんに会えてなかったかも知れない」
「そっか。そうだよね」

2人はTV局の人に誘導され、楽屋の廊下を進んでいった。

「川本さん、あと20分、お待ちください」
「はーい、わかりました」楽屋の中には川本世津子がいた。

世津子は鏡の前に座り、一生懸命、台本を読んでいる。
みね子とヒデには気がつかない。

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感想

『絶対取り戻す』ものは何

実さんが、絶対に取り戻す、というのは記憶のことではないですね。記憶が戻らなくてもいい、といってますから。

絶対に取り戻すと決意したのは、谷田部家の失われた3年間でしょう。実さんは、3年間の家族の苦しみ悲しみが全部、癒されて余りあるほどの幸せを、奥茨城でこれから作っていこうと決意したのですね。

そう決意したからこそ、米の他にも収入を得る方法を考えたいと弟夫婦を呼んで相談した、ということなんでしょう。

米だけじゃだめ?何をいまさら

しかしですね、
米だけではやっていくのは難しいって事、実さんが出稼ぎにでる前からわかっていたんではないの?

何をいまさら?
農家でない私が聞いてても、言ってることおかしいです。米以外で収入を得る方法は当然、以前からずっと模索してて、それができないから実さんは出稼ぎに出るしかなかったんじゃないの?

それなのに、いま急に問題が持ち上がったかのように、わざわざ弟夫婦を呼んで改まった様子で語り、美代子さんも初めて聞く話のような顔でうなずいてます。(記憶喪失の人が初めて提起したから。という設定?)

そして、解決案のひとつも出ないのに、安堵の表情で笑い会う一同。

みね子が自由に生きられるようにしてやりたい、と言うけれど、実さんが行方不明にならなければ、みね子は家で農業手伝っていた訳で。それだって自由とは言えないと思うんだけど。

この先たぶん、宗男と滋子がビックリするような策を突然打ち出して、ワッハッハとハッピーエンドになるんでしょうけどね…

記憶喪失の原因解明は?

実さんが『記憶が戻らなくてもいい、失われた時間を取り戻すんだ』と決意しました。いつまでも過去の災難を悔やむより、新しい幸せを作ろうということですね。

となると、記憶障害の原因はもう解明されないで終わるのかな?

これまで、記憶障害は『どうしようもなく理不尽で怖ろしく悲しいできごとを思い出したくない、という強い抑制によるもの』という医者の診断がありました。また、実さんが何度も夜うなされて、とてもとても悲しそうだ、と美代子が観察していました。

なので、ただ引ったくりに会っただけではない、絶対になにかもっとヒドイ事件があったに違いない、と私は思っていたのですが…

ただ、川本世津子は何のためにまた登場したのか、が気になります。これから解明される可能性もゼロではないかも。

不自然なヒデとみね子の出前

ヒデとみね子の出前、これがまた、おかしいことだらけ。
TV局で不自然に待たされる2人、そこでヒデが突然

「思い出しちゃう?川本世津子さんのこと」

って言うとは….。

お父さんが世津子と同棲していた件は、谷田部家の家族にとって思い出したくないこと。なかったことにしたいはず。

それをわざわざ口に出すヒデ、こんな無神経な人だったの?

そもそも、みね子は、父の行方不明事件についてどこまで周囲の人に明かしていたのか不明だったけど、女優と同棲していたことまで知らせてたとはビックリ。

こんな話ご近所に知れたら、あっという間に広がって、
大スキャンダル騒ぎになるのでは?

他にも、小さく不快感が残ったのは、

  • 出前の箱の持ち方、中身が空だとひと目で解る
  • 出前にでかける2人の態度が仕事ではない感じ
  • いちいち「ミニスカート&新しい風」を出してくる

色々あったのですが、こういう事にも慣れてしまいました。

このドラマ、最近本当にヘンです。
奥茨城編、乙女寮編はとても良かっただけに、残念なことになりました。

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