ひよっこ 9/11(月) 時子のツイッギーコンテスト作戦会議で世津子がアドバイス

ダイジェスト

パジャマ姿の世津子と愛子は、プロレス中継をテレビで見ながら盛り上がっている。
アパート中に響き渡る歓声。
あかね荘の女性達は『楽しそうでいいね』と見守る。

プロレス中継が終わっても2人の興奮は冷めず、ドタンバタンとプロレスごっこが始まった。
空手チョップや16文キック、エビ固め、逆4の字。省吾の写真を盾にして愛子の攻撃をかわす世津子。小学生男子のように、はしゃぎ続ける2人。

漫画家たちは、また漫画のネタ探しだ。
世津子と愛子をネタにしてもいいが、年齢的に少女漫画には無理だろうと言う。どうしたものかとウロウロしていると、すずふり亭の厨房に電気がついているのを発見する。
厨房に押しかけた漫画家たちは、新メニューの開発のため試行錯誤しているヒデに『頑張ってください!君にすべてがかかっている。どうか新しい展開を』と嘆願する。

みね子は新しい制服のデザインを研究しており、かたわらの時子は、ツイッギーコンテストの自己アピール方法に悩んでいた。時子は、緊張しない自信はついてきたが、絶対に勝てる方法を考えたいという。
『世津子さんに相談してみれば?』とみね子がいい相談を持ちかけてみた所、世津子は、何でも相談にのると言う。

さっそく、あかね荘の女性陣が招集され、台所で作戦会議が始まった。
世津子は、ツイッギーブームは、男性目線ではなく女性自身が支えているブームだという点がこれまでとは違うという。女性に支持されることが大事だと。

感想

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世津子さんの心の内は?

愛子さんの部屋に同居することになった世津子さん。
TVにかじりついて、ジャイアント馬場のプロレスを見ながら大興奮でした。
そのうち立ち上がり16文キック。さらに対面試合になり、ドタンバタンと技を掛け合って大騒ぎ。キャーキャーと叫ぶ声がアパート中に響き渡るというはしゃぎっぷりです。

世津子さんの内心はわかりませんが、こうだったのかも↓

…少し前まで私は、誰もが知る国民的な大女優だったのよ。
叔父夫婦に売られ週刊誌にゴシップ記事を書かれたけど、記事の内容は嘘だから逃げ隠れする必要もなかったのに…なぜか逃げるように事務所を辞めてしまったわ。

私の周囲には、取材の記者たち以外、誰もいなくなった。運転手もマネージャも付き人も。
そこに突然、愛人だった人の娘がやってきて『お父さんの悲しい出来事をナシにしたい』と言われ連れ出された。家のカギ締める暇もなかった。

チョビ鬚のカメラマンを振り切り、走り通して到着したのは赤坂のボロアパート。
知らない人達に囲まれてその場で歓迎会が開かれ、ヤギの鳴き真似をさせられたわ。
疲れていたけど、アパートの女性達全員と楽しくおしゃべりして雑魚寝した。
皆さんが寝静まっても私は眠れなくて、窓から外をみていたわ。なんでこうなったんだろう。

パジャマも下着もないし、このアパートにはお風呂もないのよ。家を出るとき必需品をスーツケースで運ぼうとしたけど、あの娘にひどく叱られて持ってこれなかった。…預金通帳と印鑑はどうしたっけ?

いま、愛子さんという人の部屋に同居してる。知らない人だし気を遣うけどプロレス好きという共通点があるし…あの娘と同居よりはましかもね。

…ああ!なんでこうなったのか、よく解らない!
もうどうでもいいわ!これまでのこと全部、ナシにしよう!

ツイッギーブームの新しさとは

時子はツイッギーコンテストでの自己アピールをどうしようか悩んでいました。先日は英語でのスピーチを練習していましたが、無理そうだからナシにしたのでしょうか、今日は日本語で何かノートに書いていました。

時子を応援するため、あかね荘の台所に全員集合しみんなで作戦を考えよう!ということになりました。世津子さんは、ツイッギーブームは繊維会社がスポンサーだと言ってましたが、その通り。レナウンです。

♪おしゃれでシックなレナウン娘 のCMが大ヒットでした。

ツイッギーブームがこれまでと違う新しい点は、男性の考える女性像ではなく、女性自身がこうなりたいと思う姿だということ。コンテストの審査員の中にも女性はいるし、観客にも女性が沢山いるだろう、その人たちに素敵だと思ってもらえるような姿を見せれば良い、と世津子がアドバイスしました。

佐久間由衣さんがいい

世津子のアドバイスを聞いた時子は、わかったような解らないような、不安ではあるが何かを感じ取ったような表情でした。

この表情がとても自然で良かったと思います。
みね子なら『そうですよね♪ありがとうございます』といいそうですが、時子は違う。
時子は、少し考えて納得してからものを言う気がします。

時子は、緊張しない自信はだいぶ出てきたといいます。
劇団はどうなっているのか?どんなアルバイトをしているのか?ぜんぜん描かれないので残念ですが、気が強いくせに本番となるととたんにダメだった時子から、少しずつ成長しているのでしょう。三男を解放してやるためにも立派な女優になると決意し、さおりと三男の前でそれを宣言もしました。

時子を演じている佐久間由衣さんは、ファッションモデル。本格的なお芝居はほとんど初めてのようですが、なかなか良いなぁと私は思うのです。演技がうまいとかヘタとかではないです。ウソがないというか、良い意味での素人っぽさと、素直な態度がいいなあと思うのですよ。

あと三週間、みなさん一緒に完走しましょうね

ナレータの増田さんが、冒頭でいいました。
「あと三週間、みなさん一緒に完走しましょうね」

別の場面では、漫画のネタがなくなった漫画家たちがヒデに向かって言いました。
「頑張ってください!君にすべてがかかっている。どうか新しい展開を!」

これらは、ドラマ制作者たちが自分たちの舞台裏事情を小ネタにし、セリフで伝えてきたものと思われます。このやりかた、最近ちょくちょく出てきます。
言い訳でもあり開き直りでもあるのですが、笑いに変えつつ共感を呼ぼうとしているのでしょう。いまの時代、視聴者と制作者の距離はごく近くなり、一緒に楽しみましょう盛り上げましょうという風潮。

もし、ドラマ制作者のねらい通りすべてが順調に進んでいる時であれば、こういう舞台裏ちょっと見せは面白いし受けそうです。しかし今のひよっこの、この時期にやるとマイナスのほうが大きいと思う。余計なことは言わず身を低くして一生懸命、少しでも修復するため努力した方がいいと思います。(…と言っても遅いわ、失礼しました~)

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