カーネーション(105,106) 小さくまとまった優等生の優子に、直子を理解するのは無理

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

上京した直子(川崎亜沙美)はセーラー服のまま口をきかず、優子(新山千春)をいらだたせる。糸子(尾野真千子)は三浦(近藤正臣)に安くて上等な生地を扱う問屋を紹介される。が、大量仕入れが条件のため悩むことに。高校生の聡子(安田美沙子)は有望なテニス選手として新聞に載るが、生地に夢中な糸子は気にとめない。一方優子は、憂うつそうに入学式に向かった直子が源太(郭智博)という青年を連れて帰ってきたことに驚く。

糸子(尾野真千子)は北村(星田英利)の既製服販売に加わる。上等な生地でウエストを絞ったデザインを考える糸子。が、ディオールのデザイナー、21歳のサンローランが発表したのは正反対の台形のデザイン。そのよさが理解できないことが不安になってくる。優子(新山千春)と直子(川崎亜沙美)の下宿に、教師・原口(塚本晋也)や直子の同級生が集まる。デザインの話で盛り上がるはずが、優子と直子の言い争いになって…。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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小さくまとまった優等生の優子に、直子を理解するのは無理

※ここから先は個人的な感想です。

最近の糸子はすっかり、おばはんらしくなりました。同業者の女性たちと一緒に、わーわーとサンローラン批判する姿は、岸和田の商店街のおばちゃんらとおんなじ。

振る舞いはおばはんやけど、糸子のアップスタイルの髪型はきれいで色気があるわ。
周防さんが居たときのサザエさんスタイルは、わたしは全然いいと思わない。せっかく恋愛してるのに、あのおばさん臭いヘアスタイルは最悪だと思ってた。いまのアップスタイルなら良かったのになー。

優子には直子がわからないだろうね

さて今回は、優子からの手紙で姉妹の東京生活の描写。

優子は、普通の優等生なんやね。
宿題はきちんと提出し、友達とは楽しく感じよくおしゃべり。
岸和田弁は恥ずかしいから東京弁を覚えました。ウチの学校の後輩たちが遊びにきたから、先輩らしい態度を取らなくちゃ。と、こんな調子。

ようするに、小さいスケールでキレイにまとまった優等生なんです。

優子は、岸和田の洋裁店を継ぐつもりで東京の学校に来た。
でも直子は違う。最初から自分の店・自分の世界を作り上げようと決めていた。

突然、直子にこんな事言われて、優子はびっくりしたでしょうね。

ウチは、姉ちゃんみたいに能天気ちゃうねん!
よう、そんな他人がデザインした服着て
ヘラヘラしてられるな!
この道で生きるときめたら、
うちらは、その瞬間からデザイナーなんや。
何着るかは、そのままデザイナーとしての面構えなんや。
自分の面構えもきまってへんのに、
よその服真似して喜んでる場合ちゃうんじゃ!

優子はこんなこと、考えたこともなかったでしょうね。
岸和田弁丸出しになった優子は、直子と掴み合いの大喧嘩。オロオロする原口先生と男子たち。

そして優子は泣きながら糸子に手紙を書き、源太くんはひっくり返ったちゃぶ台を片付けるのでした(笑)

この二人は、一緒に住まないほうがいいと思うな。

直子にしてみたら、凡庸な姉が、姉だというだけで偉そうに自分に説教してくるんですよ。嫌でたまらんと思うよ。

優子にしてみたら、妹を指導してあげようとしてるのに、言うことを聞かない上にひどい言葉で責めてくる。まさに「手におえない」相手でしょう。

二人の悲劇は、優子が姉だったから

優子が姉だから、こういう悲劇が起こったとわたしは思う。

たとえば、親より子のほうが人間的に大人だったり、
師匠より弟子のほうが能力が高かったりすると、当事者みんな不幸だよね。こういう不適合はすぐ解消したほうがいいんです。我慢して無理して、形にあてはめようとしても苦しいだけで良いことは何もない。

でも、師匠・弟子の場合は簡単に解消できるけど、家族はそうはいかないから厄介…。

直子の場合は、物理的な距離をとって姉から離れたほうがいいと思うなぁ。時が経って、自分の世界が確立できて姉と対等な立場になったら、また関係も変わってくるから。

わたしは、優子と直子の確執は、結構深刻に受け止めてます。家族間の人間関係が一番シビアです。

あとがき

テニスですごい成績を上げ新聞に載っても、お母ちゃんに興味をもたれない聡子が不憫だわ。おばあちゃんや、昌ちゃん&恵さんが喜んでくれて良かった。

組合長はどうも胡散臭いな。周防さんとの恋をけしかけといて無責任だったくせに、糸子を身びいきなんて言ってるし。フランス生地を売リ付けてきたし。

北村はええ味出してると思う。おばはん糸子と息がピッタリあってる。その昔、糸子と周防さんの仲に嫉妬してウソの噂を流して周防さんを窮地に陥れた北村。そのこと、ふたりとも気にしてないの?

優子と直子の喧嘩のきついこと。上品そうな顔をしていたのに、いきなり岸和田弁全開で直子をののしる優子。男の子たちはびっくりしたとでしょう(笑)

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