カーネーション(85,86) 安岡のおばちゃんは、奈津とともに美容室を新装開店

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

糸子(尾野真千子)は久しぶりに玉枝(濱田マリ)を訪ねる。奈津(栗山千明)の心を開くことができるのは、玉枝だけのはずだった。戦争で息子2人を失い、年老いて弱った玉枝は一旦断るが、思い直して糸子とともに奈津を訪ね、ひとり奈津と向き合う。玉枝の優しい言葉に涙が止まらない奈津。出てきた玉枝は何も語らなかったが、一瞬奈津と見つめ合い、糸子は希望を持つ。そして、周防(綾野剛)が仕事を終え、店を去ることになる。

昭和21年9月。安岡家に奈津(栗山千明)が訪ねてくる。久しぶりに起きだした玉枝(濱田マリ)は、店を手伝ってほしいと言い始める。身の上を恥じる奈津に、玉枝は前に進むようにと強く言う。糸子(尾野真千子)は奈津の借金の保証人となるが、祝言のときに助けられたから、と礼を言わせない。糸子が制服を作り安岡美容室が新装開店したのは、だんじりの季節。女の子である直子(二宮星)も、だんじりをひける時代が来たのだ。

引用:Yahoo!Japan テレビ

スポンサーリンク

安岡のおばちゃんは、奈津とともに美容室を新装開店

※ここから先は個人的な感想です。

雷の夜に絶縁されてから、何年経ったんでしょうか。安岡のおばちゃんを訪ねて二階に上がる糸子は、意を決してふすま越しに声をかけました。

「おばちゃん…」
「糸ちゃんか」

ああよかった…。まだ怒ったはったらどうしようかと思った。
弱い声やったけどおばちゃんの声は昔のままでした。なんでか知らんけど、わたしのお祖母ちゃんがわたしを呼ぶ声を思い出したわ。

安岡のおばちゃんは、急に奈津と話す気になった

あんたとこ、ようさん死んだんやな。とお悔やみの挨拶をしたおばちゃん。
糸子は涙ながらに、おばちゃん奈津を助けてと頼みました。
店では縫い子さんや子供を叱りつける怖いお母ちゃんやけど、安岡のおばちゃんの前では子供のままやね。

ボロボロのウチに何ができるのかとおばちゃんに拒否され、糸子は諦めて帰りました。
けど何日か経ったある日、八重子さんから電話があり、「お義母さんが、今から奈津ちゃんのところに行く言うてる」と。えっ急になんで?今から?仕事中やねんけど…行く、行くわ!とあわてる糸子。

そう!年寄りってこうなんよ。わたしの身内も、まさにこういうパターン(^_^;)

①人からのお願いや提案をかたくなに拒否(相手がわたしだと、なおさら)
②寝ながらツラツラそのことを考える(時間はたっぷりあるからね)
③急にその気になる(なんでやねん…)
④いてもたってもいられなくなる
⑤周りのものを呼びつけ、あれこれ指示して実行(人の都合は無視)

まさに、これですわ…。
①②③まではわかるよ。人から指示されるのはイヤ。急にいわれても…って意地やら抵抗があるんだろう。そのへん難しいのよ。

でも④⑤は、よくわかりません。別にそんなに急ぐことでもないのに、直前まで拒否していたのに、なんでそんなに焦るのか。なんで人の都合おかまいなしに呼びつけるのか(-_-;)

おばちゃんも奈津も先に進んだ

八重子さんは「お義母さん、なっちゃんがお線香あげにきてくれたで。降りてけえへん?」と声をかけたけど反応がありません。けど、八重子さんが立ち去ろうとしたとき「ちょっと手伝うて」と言っておばちゃんが部屋から出てきました。

これもよくあるなー。年寄りは反応が遅いんよね。

階下に降りてきたおばちゃんは「よう参っちゃってくれたな」と奈津に挨拶したあと「ところであれや、いまさら髪結いでもないしな、名前変えようか思てんねん」と。

えぇっ?

おばちゃんは止まりません。「安岡美容室。それや!店の中ももっとハイカラにして、あんたも仕事用の服を作ってもらい」「相談やけど手伝うちゃってくれへんか、奈津ちゃん、人手がいるよってな」。

「ウチはもう表の世界の女と…」いいかけた奈津を制して「金輪際言いな!ええな」とおばちゃん。ちょっとまだ怖いわ、こういうとこ。

「もう忘れ。忘れてな、先いこ」
「ウチもそないするよってな、あんたもそないし」

良かった(;_;)
おばちゃん何言い出すのかと思ったわ。ずっと店なんかしてなかったのに勝手なこと言い出して呆れたけど、奈津を助けるためやったんやね。意識的にそうしたのかどうかは判らんけど、プライドの高い奈津に「お願い」する形にしたんやね。

奈津にはおばちゃんがいて良かった…。
奈津は家族との縁が薄くて苦労したから、おばちゃんの助けは心底嬉しかったと思う。

うれし涙の八重子さん。これまでよく辛抱したなぁ…。

あとがき

糸子の表情がいいな。いつもにもまして、そう思いました。

周防さんとの別れ際に見せた、ほっとしたような表情。
奈津の借金の保証人になって、怖い男の人らを睨みつける顔(^^)。
「あんたも礼言わんでええ」と奈津に言った時は、なぜか幼い表情。

よう考えたらこれ全部、演技なんやった!
狭いセットの中で、カメラに囲まれた中で、直前まで違うことしてても はい!スタート!って言われたらサッと糸子になるんでしょうね。尾野真千子さんすごい。

安岡美容室の前で記念写真を取り、次のシーンではその写真を眺めながらだんじりを待つ糸子。時は流れて、まただんじりの季節がやって来ました。
演出のスマートさにも感動です。

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
error: Content is protected !!