カーネーション(79,80) 八重子さんはパーマ機を手に入れて仕事開始。生きているものは、これからも生きていく

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

糸子(尾野真千子)は八重子(田丸麻紀)と昌子(玄覺悠子)と一緒に、パーマ機と洋服の生地の調達のため上京する。空襲の爪痕が残る東京でパーマ機を探し当て、糸子は得意の値切り交渉をする。パーマ機を手に入れた一行だが、宿は雑魚寝で、糸子たちは気をつけようと言い合う。案の定、貧しい子どもたちが金品を盗みに来る。ようやく追い出してほっとしたのもつかの間、糸子は自分の布団の中に幼い少女が隠れていることに気づく。

昭和20年暮れ。糸子(尾野真千子)は八重子(田丸麻紀)にパーマをあててもらい、改めて頑張ろうと思う。大みそかには、来年はよい年になるようにと祈った。年が明けた昭和21年。まだ生地は不足ながらも、洋裁の仕事が忙しくなってきた糸子。ある日、夫・勝と同じ部隊に属していた復員兵が訪ねて来た。糸子の脳裏に勝の思い出がよみがえる。勝が常に身に付けていた、と渡されたのは、勝と糸子、娘たちの家族写真だった。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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八重子さんはパーマ機を手に入れて商売開始。生きているものは、これからも生きていく

※ここから先は個人的な感想です。

八重子さん元気になって良かった。
パーマ機が、先に誰かに買われてしまったらどうしよう…ってハラハラしましたよ。

八重子さん、これからやで

パーマ機は、ミシンみたいにかっこよくないね。真っ黒の傘からコードがいっぱいぶら下がってて、エイリアンのよう。そんなパーマ機を見上げた八重子さんの顔が輝いてました。

10月に東京で買ったパーマ機が岸和田に届いたのは12月。昌ちゃんと糸子が真っ先にパーマあててもらうことになりました。

二人の喜びようがものすごいです。
糸子なんかおしゃれにあんまり興味ないというか、商売で頭いっぱいの人なのにね。
戦争は終わった、辛い苦しいことはもう終わり、これからは好きな服着ておしゃれして笑って街を歩くんや!という女性たちのワクワクはこんな感じやったのかも。

八重子さんは、
「お義母さんはウチが勝手にしたことが気に食わんらしくて、降りてけえへんようになった」
「けど好きにさしてもらうわ」

と。わたしはこれ聞いて、八重子さん吹っ切れたな。もう大丈夫だなと思った。

ほんとうに、八重子さん一人ではここまで行動できなかったと思う。
こんな風に、ご近所さんの二人が助け合って商売して、おたがいの店を繁盛させて、いっぱい儲けて、料理作ったら持っていってだんじり見て、一緒に歳とっていく…ええなぁ。楽しいやろなぁ。わたしもこんなご近所さんが欲しいです。

安岡家 時間が止まったままの人たち

糸子がパーマあててもらいに安岡家へ行くと、勘助も泰三兄ちゃんも遺影になってた…。
生きているものは、ご飯食べて寝て、少しづつ新しいことも始めて、毎日生きていかなあかんのです。でも亡くなった人は、いつまでもそのままなんですね。

勘助も泰造兄ちゃんも先週戦死したばっかりやのに、ドラマは現実より時間経過が早いなぁ。

わたしも最近父を失いましたが、強烈な辛さ悲しみは日が経つにつれ少しずつ薄れてきました。四六時中父のことを考えていたのに、忘れている時間も増えてきました。

それは結構なことなんやけど、同時に父の姿も少しづつ遠ざかって行くようで…父の笑顔や手の感触をずっと覚えていたいのに、だんだん忘れていってしまうことが、しみじみと寂しいです。

安岡のおばちゃん…

安岡のおばちゃんは、暗い二階で寝たきり状態。一階に降りてこなくなりました。
会話もできるし体も動くけど、心が病んでるってことなんでしょう。

まずは、二階の窓を開けて風を入れて太陽の光を入れたほうが良いと思うのですが、おばちゃんは怒るだろうしすぐに閉めるでしょうね。健康なもんには風も光も入らない部屋なんか我慢でけへんけど、病んでる人は平気、むしろ好む。そこが病んでる証拠。

実の親子でも、人の心まではどうしようもないことがあります。ましてや嫁の八重子さんには、おばちゃんを助けたくてもどうしようもなかったでしょうね。

八重子さんには三人も息子がいます。
みんな大きくなって、長男の太郎君はもう大人です。

安岡のおばちゃんは、この孫たちが可愛くなかったんだろうか?
今でこそ大きくなってるけど、もっと小さい頃はギャーギャー泣いてやかましくて可愛くて、家の中は生命力に溢れかえっていたはず。戦時中で大変やったとは思うけど、おばちゃんは、そんな孫たちを抱っこしても癒やされへんかったんやろうか…。

あとがき

今回は、糸子の女性の部分が垣間見えたかな。勝さんが芸者と一緒に写っている写真を、火鉢で燃やす糸子。許しちゃる…とつぶやく後ろ姿に色気がありました。

こういうシーンはたまにあるから良いのです。
ふだん他人になかなか見せない姿は、ドラマでも見せないで正解だと思う。

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