カーネーション(43) 小原洋裁店の開店

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

小原「洋裁店」とするべく、善作(小林薫)は質屋の雇われ店主となり家族と共に家を出た。戸惑う糸子(尾野真千子)だが、千代(麻生祐未)に励まされハル(正司照枝)との二人暮らしを始める。迎えた開店の日、家族たちに祝福され気持ちを新たにする糸子。だが急には繁盛せず、ヤス子(中村美律子)からは以前のように裁断だけを頼まれてしまう。そんなある日、珍しく伯父・正一(田中隆三)に連れ出され、意外な人物と再会する。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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小原洋裁店の開店

※ここから先は個人的な感想です。

ある雪の夜。糸子が仕事から帰ってくると、店の看板がない!
電気もついていないし誰もいない。家財道具もない。

寒い冬の夜に帰宅して、家族が誰もいない寂しさはこたえます。その上昨日まで居た家族が急に居なくなった、これは寂しいわ。

でも良かったぁ。おばあちゃんが台所にいました。

お父ちゃんのけじめ

店の中に置かれた大きな包みの中は『小原洋裁店』の看板でした。
お父ちゃんはこの看板を作って運び入れたあと、隣町の質屋にお母ちゃんと妹たちを連れて引っ越したのでした。ここで糸子は洋裁店を開いて、おばあちゃんと二人で暮らせと。そういうことです。

クリスマスケーキ事件以来、糸子とお父ちゃんはなるべく顔をあわせないようにしていたけど、お父ちゃんはけじめの付け方をずっと考えていた。

糸子に店を譲って自分は隠居する。
でも、糸子に食べさせてもらうのだけは、あかん。
ということで、お母ちゃんと妹たちを連れていったんやなぁ。

お父ちゃんは最後の意地を見せ、すっぱりけじめを付けました。
急に引っ越すとかしなくても、店を糸子に譲るなら譲るでちゃんと言葉で説明したらええのに。それがでけへんのが、お父ちゃん。

糸子の号泣は、嬉しい・ありがとう・ごめんなの涙

糸ちゃんは、まぁショックやわね。
お父ちゃんがそこまでするとは思ってなかったから。

ウチのせいで家族がバラバラになってしもた。と嘆く糸子ですが、お母ちゃんは喜んでくれました。お母ちゃんは、お父ちゃんに言われて糸子の様子を見にきたのです。雪の降る中、道に迷いながら(^_^;)

「喜びいな。あんたの洋裁店ができるんやで」
「あんたはただ頑張ったんやし。あんたが悪いなんて思てへん」

お母ちゃんの笑顔を見てると、泣けてくるわ…。
糸子はお母ちゃんに抱きついて号泣。びっくりして台所から出てきたおばあちゃんに「あっち行って。あっち行ってて言うてるやろ」と言いながら、大泣きです。

糸子の泣きっぷりがキモチいい。これだけ感情を全開にできたらキモチいいやろうなぁ。
クリスマスケーキ事件のときの悲しい・悔しい・もうイヤやの涙ではなくて、今回は、嬉しい・ありがとう・ごめんなの涙でした。

脚本が素晴らしい…いまさらながら

桜のころに「小原洋裁店」の看板が上がりました。
隣町から妹たちとお母ちゃんが来てくれました。お父ちゃんもよそ行きの着物で登場。
糸子はお父ちゃんに駆け寄って「お父ちゃん、ごめんな」と言いたかったんやけど、
お父ちゃんは「お前肥えたやろ。顔パンパンや」と言って、糸子に謝らせてくれません。

「お前肥えたやろ。顔パンパンや」この一言で、二人が3ヶ月あまり顔をあわせてなかったことも、お父ちゃんの意地っ張りも、お父ちゃんが糸子を案じていたことも、全部伝わりました。こういうセリフがさらっと出てくるところが、『カーネーション』が並の朝ドラマと別格なところです。

あとがき

ついに川本さんがやって来ましたよ。
神戸のおっちゃんと一緒に。大きなカーネーションの花束を持って(^^)

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