カーネーション(39,40) 糸子の裁断サービスで、生地屋は大繁盛

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

安岡髪結い店で糸子(尾野真千子)の前に現れた奈津(栗山千明)は、元どおりの気位の高さだったが、糸子は奈津が涙した経緯を玉枝(濱田マリ)から聞き、一安心する。やがて生地屋の「末松商店」に勤め始めた糸子だったが、仕事はセーラー服の縫製だった。店を繁盛させねばと、糸子は店主(板尾創路)に談判し売り場に出るが、なかなか売り上げが伸びない。そこに洋服を作りたいという客・長谷ヤス子(中村美律子)がやって来る。

ある日、糸子(尾野真千子)が仕事から帰ると、千代(麻生祐未)が妙に浮かれている。意外にも紳士服店の職人・勝(駿河太郎)が訪ねて来ていたのだ。不思議がる糸子に勝は「顔を見にきた」と告げ、なぜか千代が照れる。一方、ヤス子(中村美律子)が洋服の出来に満足し、新たな客を連れて店に来る。糸子の生地選びと立体裁断のサービスはたちまち評判になり、客は次々に増え、店の縫い子たちまでが洋服を作りたがるようになる。

引用:Yahoo!Japan テレビ

スポンサーリンク

糸子の裁断サービスで、生地屋は大繁盛

※ここから先は個人的な感想です。

商売繁盛する話は楽しいね。

糸子はロイヤルを辞めて、生地屋さんに行きました。またお父ちゃんが見つけてきたようです。

あたらしい職場のおばちゃん達

あんな感じ悪い人たちの店なんか辞めて正解でした。
新しい職場の生地屋さんは、ミシン職人のおばちゃんらがお菓子食べながら仕事してます。ゆるい職場かと思えばそうでもなく、休憩時間はきっちり守るし一日に仕上げるセーラー服の量も決まってるみたい。

岸和田のおばちゃん達の姿がリアルで、笑いました。ええ職場です。おばちゃん達は長年一緒に働いているのでしょうね。

店を繁盛させなあかん糸子は、昼間に接客させてほしいと店主に頼みます。そのかわり、ミシン仕事は夜に(自宅で)仕上げるからと。

「店は損しません」って…糸子、あんたがタダ働きやん(^_^;)

でも、糸子のこの損得勘定抜きの情熱が、よい結果を生んで店は大繁盛。
やっぱり一番大事なのは、この仕事が好き、楽しい、ワクワクする、そういう気持ちなんやなぁ。

「立体裁断」の技を自然にやっていた糸子

糸子は、ワンピースが作りたくて生地を買いに来たヤス子さんに、生地の裁断までやってあげました。

普通なら、デザインを決めて採寸して型紙を作り、型紙通りに布を裁断するところを、糸子はなんと、布をヤス子さんに着せたまま直接ハサミでズズーっと裁断します。

これが、のちに高田賢三や金子功たちが実際に見て驚嘆した『立体裁断』ですね。

糸子は、ロイヤルでイブニングドレスを作っていたとき、『手を抜いて早よ作れ』と店主に急かされ、そのときに編み出したのが、この立体裁断の技です。

「手間は抜いたけど、手は抜いてへん」のです。

顧客満足度は最高

ヤス子さんは大喜び。
自分に似合う生地を丁寧に選んでもらったうえ、流行最先端のワンピースのデザイン決め、採寸、型紙作り、布の裁断までやってくれて、その分の工賃はタダ。こんなうれしい話はないわね。

当時は、婦人服のデザインをしたり型紙を作ったり、そういうことはプロの仕立て屋さんしかできなかったんでしょうね。家庭用ミシンが普及しても、自分で洋服を作る技術はまだ庶民には浸透してないわね。

ヤス子さんは、糸子の裁断した生地を縫い合わせてワンピースを作り、友達を連れて店に来てくれました。そして友達をたくさんつれてきました。

生地屋のミシン職人のおばちゃん達もみんな糸子に裁断してもらいたがり、休憩時間に列をなしました。

店は次第に繁盛するようになり、ついに『一時間待ち』の状況に。

従来どおり、ただ生地を売るだけの店員だったら、こうはならなかった。
店主だって、こんな商売のやり方があるなんて、考えても見なかった。

糸子は、どうやって店を繁盛させようか考えてはいたけど、最初から立体裁断サービスをしようとは思ってなかった。ただヤスコさんと一緒に楽しく布を選んでいるうちに、そういう流れになっただけ。そこがいいんです。

あとがき

今日一番笑ったのは…

糸子がミシン仕事(セーラー服)を家に持ち帰ったとき、妹たちやお母ちゃんは、
「懐かしいなぁ」「楽しいなぁ」と喜んで、うれしそうに手伝ってくれました。
心斎橋百貨店の制服のとき、こうやってみんなで夜なべしたなぁって言いながらね。それなのに、

「セーラー服はじきに誰も手伝うてくれんようになりました」

(笑)わかるわかる。現実はこんなもんやねえ。
二番目に笑ったのは、乱心するお母ちゃん。

ロイヤルの兄弟子、川本さんが小原呉服店を訪ねてきました。
喜びながらも、なんで?と不思議がる糸子に、川本さんは

「あんたの顔見に来たんや」と。
「いやーん!!」

と手で顔を覆って興奮したのは、糸子ではなくてお母ちゃんでした。パッチ屋の山口さんが来たときも、だいぶ騒いだはったしなぁ(^_^;)

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
error: Content is protected !!