カーネーション(29,30) 芸妓の駒子をべっぴんに見せる洋服を作って、糸子はごっつええ気分。でもお父ちゃんに泣かれた

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

糸子(尾野真千子)は小原「呉服店」で洋服作りを始め、妹の静子(柳生みゆ)が作ったチラシを配る。それを見た吉田屋の芸ぎ・駒子(宮嶋麻衣)が糸子の初めての客となる。別の店で作った洋服は失敗だったという駒子だが、糸子は体型や雰囲気に似合うデザインを考えて張り切る。しかし、生地代を善作(小林薫)から借りるのに一苦労する。一方、奈津(栗山千明)は結婚を控え、糸子には絶対に洋服を作ってもらわないと言い張る。

奈津の父が倒れたと聞き、糸子(尾野真千子)はひそかに心配する。一方、糸子が作った洋服の出来に喜んだ駒子(宮嶋麻衣)を説き伏せ、それを着て通りを歩かせ、糸子は大得意になる。女性を美しく装わせる喜びを知って舞い上がった糸子は、代金を払おうとする駒子に、次でよい、と受け取らなかった。しかし善作(小林薫)に、洋服の代金はおろか借りた生地代も返せず、商売は慈善事業ではないと一喝され…。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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芸妓の駒子をべっぴんに見せる洋服を作って、糸子はごっつええ気分。でもお父ちゃんに泣かれた

※ここから先は個人的な感想です。

糸子とお父ちゃんが戦いを繰り広げている間も、他の家ではいろいろなことが起こっているのでした(^^)。

奈津は、吉田屋で若女将修行中。もうすぐ婿さんを取ろうとしています。
今回始めて登場した駒ちゃんは、吉田屋に出入りする芸妓さん。

ふたりとも健気で、ええ子や。

そして糸子とお父ちゃんは、また衝突。
でも今回はちょっと様子が違う(^^)

吉田屋の奈津は若女将になっていた

何かといえば糸子と張り合って、糸子を見下すようなことをいう奈津。
糸子のことをどう思っているのか、本心は良くわかりません。口ではひどくけなしますけど、本当に嫌いだったらパッチ屋に糸子を訪ねてきたりしないでしょうね。

奈津は安岡さんとこの泰造兄ちゃんに恋心を抱いていましたが、泰造兄ちゃんは奈津のことは知らないまま結婚しました。

糸子がミシンが欲しくて神戸のお祖母ちゃんに相談していたとき、奈津は吹っ切れたように素敵な洋服を来て、心斎橋のカフェに現れました。一緒にいたのはなんと歌舞伎役者の春太郎でした。

奈津は吉田屋のひとり娘で、いずれは婿さんをもらって店を継ぐ定めです。大人になる前の短い間、ちょっと浮かれて男性と付き合って見たかったんかも知れんなぁ。しかし相手が女たらしの春太郎というのがねぇ…奈津らしいな。

春太郎は、忘れたころにときどき糸子の物語に登場します。いつもへんな大阪弁で、わたしは結構好き。春太郎役の小泉孝太郎さんハマり役やわ。

最近の奈津は、春太郎はとっくに別れたといい(多分振られたんでしょうけど)、吉田屋の若女将修行をはじめていました。奈津は、糸子みたいに自分のやりたいことで身を立てる訳にもいかず、産まれたときから決まっていた自分の運命を受け入れるしかないのです。

この先もずっと、奈津と糸子の縁は切れずに続きます。

芸妓の駒子は最初のお客さん

駒子は、吉田屋に出入りする芸妓さん。夕方になったら置屋から吉田屋のお座敷に呼ばれてくるんでしょうね。

駒子は糸子の最初の洋服のお客さん。駒子は以前に心斎橋の仕立て屋で洋服を作ったことがあるのですが、洋服はばっかり可愛くて自分が不細工に見えて、がっかりしていたのでした。

それは仕立て屋がヘタなんや。必ず似合うように作っちゃる!と張り切る糸子。

駒子は芸妓、器量の良し悪しで値打ちが決められてしまう。どんだけ芸を磨いても本を読んで勉強しても、べっぴんやなかったらバカにされても文句は言われへんのです。

とびきりのべっぴんというわけではない駒子は、厳しい道を歩いてきたんでしょう。そしてこれからも芸で生きていく覚悟が見て取れました。

べっぴんに見える洋服を作ってもらった駒子は、心から喜んで糸子に礼を言いました。
糸子、ええ仕事したな。

やっぱり、お父ちゃん&糸子は最高!

今日も、お父ちゃんのことを書かずに終われへんわ(^^)。

糸子は、駒子をべっぴんに見せる洋服ができて嬉しくて誇らしくてごっつええ気分になり、洋服を宣伝してくれたら充分や。と行って代金をもらいませんでした。

そんなことは知らんお父ちゃんは、上機嫌で痛い所を突いてきました。

「で、お前、なんぼ集金してきたんや?」
「2円50銭が生地代で…次の生地を買うた残りがお前の分や」

糸子は、まさかお金もろてへんとは言えずに、黙ったままです。
お父ちゃんは笑顔のまま、ネチネチと追い打ちをかけてきました。

「なんぼ集金したんやあ?」「なんぼやねん?」

もう、この責め方がものすごいイヤラしくて(笑)、視聴者は次に何が起こるかわかってますから、おかしくてたまりません。

「かんにん、もうてへんねん」「へっ?」

その直後のドターン!バーン!は映像なし。言わずもがな(^^)

夜になり、みんなが寝静まったあと布団の中で糸子が泣いてる…このシーンは以前にもありましたけど…あれっ!泣いてるのはお父ちゃんです。

「糸子はまだ若いさかい…」とお母ちゃんがなだめてますけど、
「歳なんか関係あるか!」
「やっとものになったと思ったらこのざまや。情けない…」

倒れ伏してワーワー泣くお父ちゃんの姿を、ふすまの陰でのぞき見る糸子。
「ウチはもう終いやぁ~!」のときと、逆です(笑)

お父ちゃんは、いかに自分がお金で苦労してきたか、糸子が全然わかってへんのが情けないんやろうね。自分以上にしっかりした商売人になって欲しいんやろうね。

それにしてもあそこまで大泣きするとは…歳を取って酒癖が悪うなったそうやから,そのせいもあるかも知れんなぁ。お父ちゃんは歳を取って、だんだん糸子を認めて頼りにするようになってきたんでしょうね。

並の朝ドラとはココが違う

過去と現在がちゃんと繋がってる

静子は印刷屋に就職し、糸子に小原呉服店のチラシを作らせました。姉ちゃんの仕事を手伝いたいといった静子は、どうやったら洋服着る人が増えるのか、自分なりに考えたのでしょう。

チラシを見て「これ根岸先生みたいやな」と言ったお祖母ちゃんは、イワシの煮物を褒めてくれた根岸先生のことを忘れてません。

「お父ちゃんは酒癖がちょっと悪くなりました」という糸子のナレーションで、善作さんが少し歳をとったことがうかがえます。

このように、カーネーションでは過去と現在がちゃんと繋がっています。
当たり前といえば当たり前なんですが、これすらできてないNHK朝ドラマも普通にあるしね…。

安っぽい感動はさせません

「ウチほんま嬉しいねん。糸ちゃんおおきに」涙で感謝する駒子。

糸子は「駒ちゃんが最初のお客でよかった、ええ勉強させてもろたわ」
「代金は今度でええねん。ウチの洋服を着て宣伝してくれたら、それで充分や」

そう言って、駒子から代金をもらいませんでした。

並の朝ドラならば、ココぞとばかり感動BGMで盛り上げて終わらせることでしょう。
しかし、カーネーションは並の朝ドラとは違います!

「ごっつええ気分!ウチは大物やと思いました。器のでかい情の深い、一流の人間やと、思いました」

と、得意満面の糸子(笑)
さすがやな。

あとがき

勘助の見事な岸和田弁が、気持ちいいわぁ。カーネーションではおかしな方言をしゃべる人がいないので、ストレスがありません。

あ、春太郎だけはおかしな大阪弁ですけど、またそれが味になってると思います(^^)。

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