カーネーション(19,20) パッチ屋をクビになった糸子は、東京から来た根岸良子と出会う

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

桝谷パッチ店をやめさせられた糸子(尾野真千子)。落胆している糸子に、善作(小林薫)は「早く次の働き口を探せ」と言う。しかし仕事はなかなか見つからない。ある日、岸和田に洋服を着た美しい女性が現れた。根岸良子(財前直見)というミシンの販売員で、東京のメーカーから派遣されて営業に来たのだ。根岸は、木之元電キ店の店先で実演販売をすることに。糸子は、根岸の美貌や、掲げる洋服を目を輝かせて見つめる。

糸子(尾野真千子)は根岸(財前直見)に洋裁を教わりたいと頼み込む。根岸が心斎橋に開いたミシン教室に喜んで向かうが、その内容は簡単すぎた。本格的に学びたい糸子だが、そこまでは無理だと断られる。帰り道で出会った貞子(十朱幸代)は、ミシンを買ってやると言うが、善作(小林薫)が許さないと糸子は断る。その時、人気歌舞伎役者の中村春太郎(小泉孝太郎)を見かける。女たらしの春太郎の連れは、糸子がよく知る娘で…。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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パッチ屋をクビになった糸子は、東京から来た根岸良子と出会う

※ここから先は個人的な感想です。

パッチ屋を首になった糸子。「誰も悪ない」と何度もつぶやきながら、お湯のみやら草履やら全部風呂敷に包んで、しょんぼりと帰宅。可哀想に。

失意の糸ちゃんでしたが、最高に面白い家族とあれやこれやしているうち、次の希望もすぐ見えてきたね。糸子の修行時代の話は明るくて勢いがあって、ホント好き。

小原家のひとたち、笑わしてくれます

お父ちゃん 今日も最高。

「はよ次の仕事を見つけ!」とお父ちゃん。
「なんでワシがパッチ屋で働かせたかわかるか?」
「ウチが本気やったから」
「ちゃう!金がないからや!」

…苦しい事情をズバッと明かすお父ちゃん、いっそのこと清々しいな(笑)。

お前もいっちょ前の働き手や、ワシも腹を割って教えちゃる。お前の考えてる以上に、うちは苦しい。学費が浮いたから静子が女学校へ行けた。給料がはいったから清子も。アッパッパが売れたから来年光子が行ける。これで、給料もアッパッパもなくなったら、どうなる?」

「清子と光子が、行かれへんようになる…」と糸ちゃん。
「せや!」(ドヤ顔)

…お父ちゃんの得意顔。
どや?よう分かったやろ?お前はまだまだじゃ…とでも言いたげ(笑)。
親としては情けない話をしてるのに、糸子にはキッチリ威張るお父ちゃん。笑える。

そんな訳で、糸子は次の日から必死で仕事探して、疲れ果てて帰ってきたのに、お父ちゃんは隣のおっちゃんと将棋さしてご機嫌。この人は、もう…最高やわ(笑)

若い男が来ると華やぐお母ちゃん

お母ちゃんのボケも冴え渡ってます。
若い男(パッチ屋の山口さん)が糸子を訪ねてきたから、お母ちゃんは大興奮。
「いやーん糸子~!ええ人おったんや~」と、ひとり照れまくるお母ちゃん(笑)。

お母ちゃんは、若い男が来ると舞い上がってしまいます。
麻生祐未さんのお芝居がおかしくて、毎度まいど笑ってしまうんよね。
神戸のお嬢さんやったお母ちゃんは、結婚支度の着物を納めにきたお父ちゃんと駆け落ちのようにして結婚したらしいけど、そのあたりを詳しく見たいなぁ。

お祖母ちゃんは、根岸良子先生が嫌い

お祖母ちゃんも可笑しいです。パッチ屋を首になった糸子を慰めるよりも家計のことを考えてたところ、クールな大阪人らしい。

東京からミシンの根岸先生が来たけど、お祖母ちゃんは根岸先生のことを「けばけばしい格好して。あんな品のない女がしょうもない!」とひどい言いようです。初対面でどんな人かも知らんのにね。

たぶん、東京から来たモダンガールというだけで、アカンのでしょうね。
大阪の人は、だいたい東京は嫌いです。東京弁をしゃべる女、それだけでもう自分らとは違う人種のような感覚なんでしょう。お父ちゃんだって、根岸先生の前では緊張してうまくしゃべれへんもんね。

神戸のおばあちゃんは明るくて豪快

糸子がお父ちゃんに内緒で心斎橋のミシン教室に行った帰り、偶然に神戸のお祖母ちゃんたちに出会いました。

この前お祖父ちゃんに連れていってもらったカフェで、アイスクリームをごちそうしてもらう糸子。ええなぁ。カフェのBGMは「モン・パリ」です。

神戸のお祖母ちゃんは、辛気臭いことが嫌い。パーッとお金使って楽しく豪快な人。
ミシンを買わないと教えてもらえない、と嘆く糸子に、

「あんた、ミシン買うて個人授業してもらい-な」
「買うたる、ミシンくらいなんぼでも。お祖母ちゃん買うたるで。いまから行こか!」

と、いますぐにでも買いに行こうとする、決断が早い。気持ちいい人。
でもそういう訳にはいかんわね。糸子のお父ちゃんがミシンを家に置いてくれるわけがない。

糸子は、またお父ちゃんと正面から対決する気になりました。
「ホンマのこと全部言うて、根性入れてお父ちゃんに頼んでみる。絶対、ええて言わしたるよってな!」と、気合を入れる糸子。

糸ちゃんの、ウチは絶対負けへんでー!!って顔が好きです。

あとがき

登場人物がみんな好き。心底イヤな人はひとりもいません。
糸子に厳しく当たったパッチ屋の山口さんだって、自分の変わりに辞めされられた糸子を応援しに、ワザワザ来てくれたんですもんね。

山口さんに「お前のほうがワシより仕事できたのに」と言われて「そんな事…ないと思いますけど」と口ではいいながらも、ニヤっとする糸子。絶妙に面白かったです。

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