カーネーション(17,18) 糸子が作った男物のアッパッパが売れだした

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

パッチ屋に来て2年がたった昭和5年。糸子(尾野真千子)は、パッチ作りは一とおりのことができるようになった。しかし、泰蔵の妻でセンスのよい八重子(田丸麻紀)から「洋服も作ってみたら」と言われ、洋服作りという本来の夢を思い出す。幼い頃もらったドレスを窓際で眺めていると、洋服姿の奈津(栗山千明)を偶然見かけ、糸子は悔しさが込み上げる。洋服を作るとなれば善作(小林薫)が反対するのは目に見えていた。

善作(小林薫)を説得しようと、男物のアッパッパを贈ることにした糸子(尾野真千子)。工夫を重ねたアッパッパが完成するが、機嫌が悪い善作に捨てろと言われる。千代(麻生祐未)は困った末、店に隠すが、客に見つかり50銭で売れることに。驚いた善作は、洋服作りの条件として、糸子にアッパッパを商品として作らせる。結局は善作も気に入り、それを着て商店街をかっ歩する。だが糸子には新たな苦難が降りかかろうとしていた。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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糸子が作った男物のアッパッパが売れだした

※ここから先は個人的な感想です。

カーネーションは俳優さんたちもすごくいい。
今日は街の子どもたちに感心してしまいました。無心で紙芝居を見る表情が演技には見えません。端役の子どもたちにまで、演技指導が行き届いてる。

安岡家のひとたち

泰造兄ちゃん(たいぞうにいちゃん)の嫁、八重子さんが登場しました。
八重子役は、田丸麻紀さん。女優さんやから他のドラマにも沢山出てるはずなのですが、わたしにとってこの人は、八重子さんでしかないです。はまり役だと思います。

勘助は、紡績工場の仕事がキツイし、鬼みたいな班長がいて、行くのイヤやと毎日言ってるようです。安岡のおばちゃんは「そこまでいやなんやったら、止めさせたほうがええんかな」と言ってます。甘いですね。

勘助がウジウジ言うて糸子が叱る、この姿もずっとは続かへんのやなぁと思ったら涙が出そう。勘助のこの先を知ってるだけに。

一山越えたら、次の課題が

糸ちゃんはパッチ屋で働き始めて2年。裁断から仕上げまでひととおりできるようになったそうです。山口さんからは「雑用5年、ミシン触らせてもらえるのはその後」と聞いて覚悟してたのに、それよりずっと早く上達しました。

そんなもんですよね。
山ほど大きい課題から逃げているうちは、いつまでも山ほど大きい。
でも覚悟を決めてやり始めたら、そこまで大変じゃなく、意外とやれるもんです。

そして、一つの山を超えたらいきなり次の課題が見えてくるのも、良くあること。
糸子は、パッチ修行という山を超えたから、洋服作りの夢を思い出したんやね。

「うちがぼけっとしてる間に、奈津が洋服着てた」と悔しがる糸ちゃんですが…、ボケッとなんかしてへんでしょ、必死で勉強してたんやしね。自分の成長を自分では気づかないというのも、あるあるです。

パッチ屋の人たちが糸子を認めてくれた

あんなに怖く厳しかったパッチ屋のひとたちも、洋服を縫いたくなった糸子を応援してくれまた。いきなり洋服は難しいからアッパッパを縫うてみたらどうやと。女将さんは、アッパッパ用に上等な生地をくれました。

「これ、お父ちゃんのアッパッパに使い」
あんたは洋服作れるようにならんとあかんさかい。必ずこれで作って認めてもらい」

ミシンで洋服を作るんやという夢、糸子自身は毎日必死で忘れてたのに、女将さんはちゃんと覚えててくれたんやな…。

パッチ屋のみなさんは、出来上がった糸子のアッパッパに感心して、褒めてくれました。
あんなに怖くて厳しかった人たちが…と思うと感慨もひとしおやわ。
パッチ屋で過ごせるときもあと少しです。糸子は、ここでええ勉強させてもろて、良かったなぁ。

お父ちゃん、笑わしてくれはる

お父ちゃんは、下駄屋に「靴アリマス」の張り紙があるのを見て激怒し、どういうこっちゃ!と怒鳴り込み。

下駄屋のおっちゃんはタジタジですが、そこに現れたのがおばちゃん。

「小原さん。しゃあないがな。世間の人が下駄より靴買うようになったんやし」
「世の中変わっていってんやて!」
(よっしゃ。おばちゃん、もっと言うたり!)

お父ちゃんも内心はわかってる。悔しいけど反論はでけへん。
こんなとき、相手がお母ちゃんやったら、うるさい!って怒鳴ったら終わりです。
けど、まさか、よそのおかみさんに怒鳴るわけにもいかんから、変な表情をつくって「とうとうワシを怒らしたな…」と凄むのが精一杯の抵抗(笑)。

この人は、大人やし男やし親やから威張ってるだけ。中身は子供と同じ(笑)。
糸子は子供やから、精神構造が自分とあんまり変わらんようなお父ちゃんを、恐れて怖がって、何をするにもお伺いをたてお許しを請わなあかん訳ですね。

昔の子供の立場は、弱かったんやなぁ。

お母ちゃんグッジョブ!

意を決して、仕上げた男物のアッパッパをお父ちゃんに渡そうとする糸子。

晩ごはんの用意をしていたお祖母ちゃんは「ご飯のあとに、し」といいます。
だって、せっかく用意したごはんが台無しになったらイヤやからね(笑)。糸子の顔をみて、これはまた何かひと騒動起きそうやと思ったんやろうね。さすがするどいです。

案の定、お父ちゃんは糸子のアッパッパをみて「おい、ほかせ」とお母ちゃんに指示。
下駄屋で敗北した直後で機嫌も悪いしね。

お母ちゃんは「へえ」と返事しました。

でも、そのアッパッパはなぜか店頭に置かれており、カンカン帽をかぶったお客さんの目に留まり、絶賛された上売れたのでした(^^)。

この件で、お父ちゃんの態度がコロッっと変わりました。
2日に一着のペースで糸子にアッパッパを作らせ、自分でも着て商店街を歩いてます。

「アッパッパや、知らんか。涼しいし動きやすい、言うことないで」

よう言うわ。この前まで大反対してたくせに(笑)。
コロっと機嫌を治して、全然悪びれません。そういうところ、糸子とお父ちゃんはそっくりです。

あとがき

糸子のパッチ屋も、そろそろ終わり…毎日二話づつなのでペースが早いなぁ。

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