半分、青い。9/25(火) 「必要のない戦いはしなくていい」カノを転校させようとするすずめ

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

学校であったできごとを花野(山崎莉里那)は鈴愛(永野芽郁)に隠していた。自分には何でも話してくれると思っていた鈴愛はショックを受ける。鈴愛は花野の抱える問題を解決するために転校を提案する。了承した花野だったが、その直後に家から姿を消してしまう。心配する鈴愛のもとに光江(キムラ緑子)から電話が入り、花野が家にやってきているという。さらに花野は、父の涼次(間宮祥太朗)に会いたいと言っているようで…。

引用:NHK公式ウェブサイト

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「必要のない戦いはしなくていい」カノを転校させようとするすずめ

※ここから先は個人的な感想です。

昨日、「もうすぐ!連続テレビ小説『まんぷく』」を見てから、半分、青い。を見る気が急激に薄れてしまったわたしです。

遊園地に『マジックハウス』ってありますよね。
ハウスの中に入ると、まっすぐ立とうとしても立てません。天井や床が傾斜して歩けません。視覚と重力感覚のずれで目まいがしそうな、気持ち悪いアトラクションです。

半年間、このドラマを見ていた間ずっと(最初の二週間は除く)、マジックハウスの中にいるようでした。でも、昨日『まんぷく』の予告番組を見たら、やっとまっすぐ建った建物の中にはいったような気がしました。

なんで半分、青い。が、歪んだ建物みたいなドラマになったのかというと、ひとつには、脚本家さんが自分の言いたい「セリフ」を言わせるために物語を作ったからじゃないか?と思っています。

たとえば今回ならば、カノとすずめの会話。

「カンちゃん弱虫じゃない?逃げていいの?」
「逃げるのではない、正しい場所に行くんです」
「必要のない戦いはしなくていい。場所を変えるのが手っ取り早い」

これは脚本家さん自身がどうしても(世の中に対して?)言いたかった言葉で、どうしても誰かに言わせたかったんだろうとわたしは思います。私は逃げるんじゃない、正しいところへ行くんだって自問自答した日々が、脚本家さんに あったんじゃないかな。

それはいいのですけど、題材として『カノが小学校でいじめられた件』を採用し、事件のきっかけ(おもらし)を震災の揺れが収まった直後ということにしたから、おかしくなっちゃった。

だってね、
揺れが収まった直後なんて非日常ですよ。余震もあってみんな恐怖でうろたえているときに、おもらしをからかうなんて日常的でのんきな光景はないと思うし、たかが、おもらしをからかわれたくらいのことで「正しい場所に行く」というのもねぇ…。その程度のいじめっ子はどこへ逃げたっているでしょうよ。

これでは、「何かイヤなことがあったら、自分を変えようとはせずに、すぐ場所を変えようとするんだな、この人たちは」って感想しか持てません。もっと強くなっていじめっ子にやり返すとかね、いまの場所でもできることは色々あるんじゃないの、って思います。

要するに、物語の作り方がヘタ、不十分なんですね。それに尽きるかも。
時間をかけて推敲したり、監督さんと話し合ったり、そういうことがあまりできてないんでしょうね。だから、作者の伝えたいことが表現できてないドラマになったのだと思います。プロの仕事でこれは失敗でしょうよ。

そんな作品に対してアレやコレやと感想を言ったところで、作者の意図が伝わってないのに何を言ってもナンセンスだし時間のムダやなぁ…と思っておりました。
でも、それもあと4日、もう少しです。

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