半分、青い。8/23(木) 「俺は何者でもない」という律、何を悩むことがあるのか?キミカ先生も和子さんも律を弄ぶかのよう

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

鈴愛(永野芽郁)、律(佐藤健)、ブッチャー(矢本悠馬)、菜生(奈緒)が協力して、話すぬいぐるみ・岐阜犬が完成した。鈴愛の発案で岐阜犬の声は、和子(原田知世)に任されることになった。センキチカフェに岐阜犬が置かれて以来、多くの人が岐阜犬に悩みを相談に来るようになり、和子は人々の秘密を知るようになるとともに、やりがいを得て体調も安定する。律は、そんな母の姿を見て貴美香(余貴美子)に本音を語り始める。

引用:NHK公式ウェブサイト

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「俺は何者でもない」という律、何を悩むことがあるのか?キミカ先生も和子さんも律を弄ぶかのよう

※ここから先は個人的な感想です。

おかしいよと言いたいことはいっぱいあります。たとえば、

なんで町医者のキミカ先生が、心臓に重病を抱えた和子さんを診てるの?
キミカ先生は産婦人科でしょ。心臓血管外科か循環器内科かわたしはよくわからないですけど、なんで大病院の専門医に託さない?

それから、重病人でもうすぐ亡くなるらしい和子さんが、椅子に座って悩み相談の仕事をしたりクッキー焼いたりできるとは驚き。よほど体調の良いある日を切り取った、スライス・オブ・ライフなんでしょうかね。

でも、これらは物語の根幹には影響しなさそうだから、見なかったことにして我慢できます(他のドラマではありえないレベルですけど)。それより今回は、物語の核心の部分でぜんぜん理解できないことがあって、そっちのほうが気になりました。

律は何を悩んでいるの?ようわからん

律がキミカ先生に悩みを語るシーンがありました。
律が自分の内面を語るなんて、この物語始まっていらいじゃないでしょうか。

「俺は何者でもないから。与えられないと、どうしていいか判らん」

…また、唐突なことを言うね(-_-;)。

すずめの人格はハッキリしてます。『バカで非常識で図太くて、なんでも自分に都合のいいように解釈する自己中のかたまり』ね。

でも律は、特に大人になってからは、ただ無気力で暗い目をしてようわからん人だった。「役を与えられないと、どうしていいか判らん」なんて今回始めて聞いたわ。そんな描写見た記憶ないよ。

でも、役割を与えられたらできるわけだから、結構なことじゃないですか。
すずめに対しては、マグマ大使のようなヒーロー。和子さんには、ノーベル賞を目指してもおかしくないような秀才。それに、会社では優秀なエンジニア、理想の上司、より子さんには良い夫を演じてやればいい。子供には良いお父さんね。役割はいっぱいあるから困らないはず。

社会の中で生きるかぎり、だれしも何らかの役目役割はありますよ。親、子供、友達、親戚、同僚、取引先、市民、国民… 世捨て人でもない限り、なんらかの役割を生きるわたしたち。一生に一回くらい、こういうのを全部捨てて、自分のためだけに思うままに生きる時期があってもいいとは思う。でもそんなん死ぬ前だけでいいような気が、わたしはする。

律は何を悩んでいるの?
さらに「俺は生きるのヘタだ」とまで発言してて、もう何いってんだか。
役割を演じられるのなら「生きるの上手」じゃないの?

キミカ先生の発言、ますますわからん

「律くんを見てると悲しなる」
「きれいで悲しなる。心もきっときれいや」

ハァ? 唐突に何言うてるの?

あまりにも美しい人を見ると悲しくなる…ってのはなんとなくわかる。芸術への感動に打たれたときと同じ、神の足元にひれ伏すようなメランコリックな気持ちになるんですよね。でもそこまで美しい人は滅多にいない。

もし仮に律が、見る人を悲しくさせるほどの美形だとしても(わたしはそうは思わないけど)、キミカ先生、何を酔いしれてるんだろう?

律はもう、40歳近いりっぱなオジさんですよ?
自分の家庭もあり社会的責任もある、もう中年にさしかかった歳の律が「自分は何ものでもない」と悩むなんて恥ずかしくて聞いてられないのに、キミカ先生まで異次元にコンタクトしてしまったね。

作者は何を伝えたかったのか、本当にわからない。
ただ、律…じゃなく佐藤健さんを、美しい美しいと愛でるおばさんたちが気持ち悪いです。

和子さん、なんで律のことばっかり?

和子さんのところに、根菜のスープを持っていったすずめ。
二人きりになった和子さんは、すずめにたのみがあるという。

これは何かあるね!BGMも意味ありげに盛り上げてるし。

…と思ったら、和子さんは、律が生まれてからずっと書いていた育児日記・生育記録をすずめに見せて、わたしが死んだら律に渡してと。

はぁー!?ですよもう。
律はもう40歳近いオジさんなの。結婚して自分の子供もいるお父さんなの!
そのオジさんの育児記録を愛おしそうに見て、あの子を置いて逝くのがつらいって、和子さん頭がおかしいです。

律は、自分の看護をしてくれてる大人なんだからさ。
後始末を頼むとか、お父さんと家業を守ってくれとか、そういう気持ちになるならわかるけど、和子さんは、まるで小学生の男の子を残して死ぬ母のよう。

それに、なんで孫のことは一言もいわないの?

和子さん、なんですずめに渡す?

しかも和子さんは、律の育児記録をすずめに渡しました。ヤレヤレ。

普通に考えたら、律に直接ですね。あるいは弥一さん。
男は弱虫であかんのやったら、より子さんでしょう。妻なんだし。
または、目に付きやすいところに遺言状を置いといて、そこに書いてあるとかね。
いろいろ手はあるのに、全部無視してすずめに渡すというのがムリヤリすぎて呆れます。

すずめに渡したら最後、律のすべてが、すずめ、楡野家、そして街中に筒抜けになりますよ。
律だってそんなのイヤでしょうに。

40歳近いオジさんの意思は全く無視され、二人の女に品物のように弄ばれ転がされ、これもまた気持ち悪いハナシでした。

あとがき

このドラマ、どこまでも女に都合のよい思い込みと雰囲気だけのセリフで、とりとめもなくダラダラと流れていくばかり。わたしが男性だったら、こんなドラマは見るに耐えず全く興味もないと思うんだけど。実際、男性視聴者のみなさんはどうなんでしょう。

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