半分、青い。8/11,13,14,15(土,月,火,水) つくし食堂2号店。気合だけで乗りきろうとする楡野家に呆れた

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

いまだに仕事が見つからない鈴愛(永野芽郁)を心配し、ブッチャー(矢本悠馬)は自分の会社で働かないかと提案するが鈴愛はあっさり拒否。それどころか、とある構想のため晴(松雪泰子)に金を貸してくれと懇願する。

晴は勢いで家を飛び出してしまうが、行くあてもなく、萩尾家を訪ねる。和子(原田知世)が闘病中にも関わらず、夜に押しかけたことを晴は謝罪するが、和子はそんな晴を温かく迎え入れる。不安を打ち明ける晴に、和子はあるアドバイスを伝える。

つくし食堂2号店開店に向け、鈴愛(永野芽郁)は仙吉(中村雅俊)から五平餅作りの特訓を受ける。宇太郎(滝藤賢一)や晴(松雪泰子)も準備に大忙し。花野(山崎莉里那)は和子(原田知世)への差し入れを持って萩尾家に初めてのおつかいに行き、律は鈴愛が漫画家だったとつい口をすべらせる。

鈴愛は律に電話をかけ、自分がかつて漫画家だったことを花野には知られたくなかったと抗議する。その電話で、花野が「ママに一度も絵を描いてもらったことがない」と律に打ち明けていたことを知った鈴愛は、その夜、誰もいない茶の間で、久しぶりにペンを持つ…

引用:NHK公式ウェブサイト

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つくし食堂2号店。気合だけで乗りきろうとする楡野家に呆れた

※ここから先は個人的な感想です。

母が入院してドタバタ忙しく、本日まとめて4回分を視聴しました。

ハァ、なるほどねぇ(ため息)。

頭も悪いしめんどくさい、でも一発当てたい 楡野家の人々

結局、楡野家は2号店を出すことにしたようですね。
楡野家はすくなくとも仙吉さんの代から食堂をやっていたようだけど、『味がイマイチ』だと最初のころに明かされてましたからね、ぱっとしない店だったと思う。

名作漫画がズラッと並んでいるから漫画を読むにはいいけど、あまり美味しくなく値段も安くはなく、これといって特徴もない田舎食堂。その上、たびたび家族の都合で『臨時休業』するというやる気のなさ。外食チェーンが台頭する中、潰れないのが不思議なくらいでした。

近年は草太のカツ丼で繁盛してるらしいけど、あの看板みたら、ああダメだこりゃ。って思った。シェフがイケメンだとかメレンゲ卵の上にカツが乗ってるとか、ようするにこのドラマお得意の『外見が一番』『奇をてらって気を引く』やり方だもんね。昔ながらの昭和食堂の厨房にひとりシェフ姿の草太がいるのも滑稽だったし『らっしゃいー』掛け声も安っぽかった。

間違いなく、草太カツ丼は一過性のブームで終わりもとのパッとしない食堂に戻ると思うよ。なのにリスク分析もせず、つくし食堂2号店出店を一晩のうちに決めてしまった楡野家…。

経営戦略なんて言葉は持ち出さなくても、五平餅は一日何本売れるのか、収支はどうなっていつプラスマイナスゼロになるか、それくらい試算しようとする晴さんだけど、誰も興味を示しません。男性陣は「めんどくさい」、すずめは「なんかかっこええな」と。晴さんも結局「数字はようわからん、気合や!」と。

これはあかんわ。

わたしはいつも思うんだけど、ドラマの登場人物がバカでもアホでも自己中でもいいの。失敗したり周囲の顰蹙をかったりしながら、一生バカを貫き通す人間のドラマだったら許せる。

本作は、バカをバカとしてきっちり愛情を持って描く、ということができてないの。頭も悪いしやる気もない人達が、難しいことはイヤ努力もいや、何かウマイことやって一発当てようとする、それを「是」とするドラマだから腹立たしいの。

本作の制作方針もそうなんだろうね。

カンちゃんと律の近さが…

カンちゃんは、なんで「律」と呼び捨てするんでしょう、感じ悪い。
律とカンちゃんの会話、「なんで律がおる!」「自分の家だし」は、かつてすずめと律が交わした会話と同じ。すずめのぶつ切り話法を、カンちゃんが引き継いだのか。ぞっとするわ。

律は律で、自分の家族を放ったらかしで実家に入りびたって何してるのかね。
和子さんの看病をするようすもないし、自分の家族に連絡するようすもない。父親らしい雰囲気はまったくない、高校生の息子と両親の生活のようだ。そこにカンちゃんやすずめがどんどん近づいて来てる。危ないと思うけどもう手遅れかも。

空中に腕を伸ばして手を握りしめ「お母さんの笑い声を掴んだ」という律、なんちゅう突飛な演出、なんちゅう臭いセリフ、恥ずかしくて見てられないわ。

極めつけはやはりすずめ

やはり極めつけの人物は、すずめ。
あの甲高い割れた叫び声とぶつ切り話法が、どうにも聴いてられない。そもそもそこがもう、受け付けないんだわ。

その上、考えてることも、さっぱりわからない。

『一瞬に咲け』を律から借りて帰宅したカンちゃんを、「その漫画返して!」と追い回す、すずめ。律の本なのに「返して」とはどういうことよ?

なんで子供に絵を描いてやらないのかと聞かれ「ペンを持つと本気になりそうで怖い」「ただもんでないと思われたら怖い」と答えてるんだけど、何が怖いのかよくわからない。思いつきで適当に言ってるだけかな。

漫画家だったことを隠す理由は、「挫折した、ドロップアウトや、かっこ悪い」「かっこ悪いことは知られたない」とのこと。貧弱な語彙だけどまあ意味は伝わる。

でも、挫折したことがかっこ悪いと思える感受性があるなら、

・いい大人が(娘まで)親に養ってもらってることは、かっこ悪くないの?
・涼ちゃんを支えると言ってたのにころっと態度変えた事は、かっこわるくないの?
・いつまでも律につきまとう依存ぶりは?
・長文が組み立てられず、ぶつ切りでしか会話できないことは?
・かっとなったら見境がつかなくなる性格は、恥ずかしくないの?

それから、漫画家を辞めてからずっと漫画を描いたことはなく、100円ショップのPOPも描かずに来たのに、仙吉さんに「かっこ悪ないぞ。お前は頑張ったんや」「人間いつまでも子供や」と言われただけでまた漫画を描く気になった。これもよくわからない、どこが琴線に触れてどう心が動いたのか、全然わからない。

あとがき

喫茶ともしびのママさんが、「お母さんどう?」なんて律に話しかけました。
いつも客の会話を盗み聞きするこの人が、思いやりでこんな会話を仕掛けてくるとは思えないからね。律が話に乗らなかったのは賢明でした。

ほんとうにこのドラマ、脇役に至るまで『愛』を感じないわ。

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