半分、青い。5/7,8,9 (月,火,水) 現実に負けた律。すずめは一足先に上京

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

結局、律(佐藤健)はセンター試験を受けることができず、京大をあきらめることになった。東京の名門私立大学に受かるも、きっかけを作ってしまった鈴愛(永野芽郁)や仙吉(中村雅俊)は責任を感じ、楡野家総出で萩尾家に詫(わ)びに行くことになる。だが一家が謝罪の言葉を述べていると、律の父・弥一(谷原章介)は思いもよらないことを語り始めるのだった。鈴愛はその言葉に少なからずショックを受け、律を問いただすが…。

卒業式を迎え、ともに育った鈴愛(永野芽郁)たち同級生4人が離れ離れになる日が近づいた。鈴愛と律(佐藤健)は東京へ、ブッチャー(矢本悠馬)は京都へ行くことになり、ひとり地元に残る菜生(奈緒)は、今まで秘めていた心の内を口にする。楡野家では、鈴愛の荷物が徐々に片付いていき、父・宇太郎(滝藤賢一)は鈴愛のためにあるものを作り始める。母・晴(松雪泰子)ら家族がさみしさを隠せない中、いよいよ上京前夜になり…

鈴愛(永野芽郁)が東京に旅立つ前の晩。子どものころのように、母・晴(松雪泰子)の布団にもぐりこみ、最後の時間をかみ締める。翌日、晴、宇太郎(滝藤賢一)、仙吉(中村雅俊)、草太(上村海成)らは、鈴愛を見送るため一家総出でバスターミナルを訪れる。大好きな家族と別れ、鈴愛は故郷・岐阜をあとにする。そして、東京。鈴愛は早速、秋風羽織(豊川悦司)のオフィスを訪ねるが、そこで待ち構えていたものは…。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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現実に負けた律。すずめは一足先に上京

※ここから先は個人的な感想です。

うーむ。最近はずっと、15分間が長~く感じます。

すずめと律は高校を卒業して、いよいよ自分の人生の第一歩!という不安と期待に満ちたワクワクの時代のはずですが、正直なところ、「つまらない」「引き込まれるものがない」と感じる毎日。なぜそう感じるのか。要因をまとめてみたいと思います。

『馴れ合い商法』はイヤ。

まずは、最近のNHK朝ドラマの特徴とも言える、ドラマ製作者と視聴者の「馴れ合い」が好きじゃないです。キャスト自身の姿や制作スタッフの姿を、ドラマの中で見せないで欲しいと思います。

ひよっこやわろてんかで良くやってた、俳優さんのカメラ目線や、脚本家の言いわけをセリフで伝えたり、楽屋落ちみたいなのは要らない。伝えたいことは、堂々とドラマ本筋で伝えて欲しいです。

このドラマもその制作方法を受け継いでいるのでしょうか、パロディやらオマージュ?とやらが多すぎますね。分かる奴だけ分かれば良い、でしょうけど(※1)。瞬間くすっと笑えるだけのこと。たまに出てくるならいいけど、多用するせいで自然な物語の運びが歪んでると感じるのですが。

それから、脚本家さんが直接、Twitterで視聴者に訴えるのは止めたほうがいい。あのシーンはこういう意味だった、現場は大変なんだから大目に見てくれ、そういうこと言ったらダメですよ。

(※1)『あまちゃん』の花巻さんのセリフ。あまちゃんもパロディ満載でしたが、面白く楽しく見てました。どこが違うんだろう?

物語に引き込まれないのは、なぜ?

主人公たちの魅力が…

主人公たちのキャラクタ設定に魅力がありません。

小学生の律の最大の魅力は「頭の良さ」だったのですが、律はその才能を生かすこと無く、自らの手で摘み取ってしまった。その結果、プライドだけは高く同性の友人もなく、すずめに仕える下僕のような、覇気のない気色悪い男子になってしまいました。

すずめはとにかく「幼稚」。
自己中心的で自己肯定感が強い、幼児と同じ。キョトン顔のふぎょぎょを見てると、なぜか崖の上のポニョを連想しちゃいます。

日常が描かれない

登場人物がみんな、毎日やっていることをしてない。

楡野家は食堂やってるんだから、両親もお祖父ちゃんも朝早くから仕入れや仕込みで忙しいはず。昼休みはちょっと寝て、夕方からまた忙しくなって、後片付けしてやれやれ一日が終わった、そういう当たり前の姿が描かれません。

高校生たちが昼休みにパンを買いに走るシーンは自然だったのに、一回だけで止めてしまいましたね。進路相談も模試も部活もほとんど描かれず。喫茶店にツケで入り浸るのが高校生の日常ですか?

大事なことを、セリフとナレーションで済ませる

大事なことをセリフとナレーションだけで伝えるのもどうかと。

たとえば、神童と言われた律の中学高校時代の苦悩と挫折。高校受験に失敗したこと、永久機関ができなかったこと。プライドに負け現実に負けたこと。6年間のすべてを、律本人のセリフ数行で説明してましたね。

永久機関について誰かと議論していたとか、近所の人に『律くん東大行くの?』と言われて複雑な気持ちだったとか、そういう描写は一切、なかったですね。

律の自分語りを聞かされたすずめの「えっそうだったのか。じゃ笛捨てる」反応もバカバカしい。6年間ものあいだ、いったい親友の何を見ていたの?

無駄が多いと思う

登場人物の日常を描かず、律の苦悩と挫折もナレーションですませて、いったい何に時間使ってるのでしょう?

まず、会話がダラダラ長いと感じます。
律とすずめは、どうでもいいことをずっとしゃべってる感じ。現実世界では、恋人同士がそばに居るだけで楽しくてダラダラすることありますけど、ドラマでそこまで忠実に時間を割かなくてもいいのでは。「ずっとずっと先のほうに、律の心の真ん中は…」などの感傷的なセリフも冗長な感じ。

旅立つすずめと家族のシーンも冗長な気が。
小学生のようにお母ちゃんの寝床に入ったり、バスに乗り込みドアステップに立ったまま一人ずつ別れの言葉を言わせたりね。不要だとはいわないですけど、長いんですよとにかく。

なんでこんなシーンが必要なの?と思うものも。
すき焼きのとき、草太が白身と黄身を分けて泡立ててくれたり、上京当日バス亭を間違えてなおちゃんに教えてもらったりは、不要だと思います。何のため入れたのか良くわからない。

 あとがき

楽しく見ている方々には、本当にすみません!
「面白くない。以上」だと身も蓋もないので、なんとか原因を説明したかったのです。ドラマを批判したくて書いてるわけではないんです。あしからず。

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