半分、青い。4/25,26(水,木) 「秋風羽織は、どこまでも自分のこだわりを押し通せる人」だとナレーションしてもらいたかった

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

夏休みも終わり、就職活動を始めた鈴愛(永野芽郁)。地元企業の試験を受けるも一向に決まらない。家族も心配するが、最後に残された農協から奇跡的に内定をもらうことができた。同級生たちも祝福してくれるが、聞いてみると皆、夢や目標をもって進路を決めたと言う。特にやりたいことのない鈴愛は少し取り残された気持ちになるが、そんな鈴愛に律(佐藤健)は、漫画を描いてみることを提案。鈴愛は一心不乱に漫画を描き始める。

律(佐藤健)に勧められるまま、秋風羽織(豊川悦司)の漫画を参考に、自作の漫画を描き始めた鈴愛(永野芽郁)。完全に自己流ながらものめりこんでいく。一方、律の受験勉強はひそかに行き詰まっていた。兼ねてから志望していた東大の合格率は限りなく低くなり、模試の合格判定の悪さに和子(原田知世)がショックを受けてしまう。当の律は、母の期待の大きさと自分の成績を推し量り、志望校を東大から変更するべきか悩んでいた。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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「秋風羽織は、どこまでも自分のこだわりを押し通せる人」だとナレーションしてもらいたかった

※ここから先は個人的な感想です。

うーむ。
悪くはないんですが、残念ながら、ますますこのドラマから気持ちが離れてきたなぁ。

今回、いちばんイヤだったのは、秋風羽織さんを「性根の腐った人」と言ったナレーション。言い間違いにしても、見当はずれもいいところ。これが決定的。

さらに、その場で急に思いついたように登場人物の個性が発揮されるのもなぁ…。

すずめが漫画描きに熱中?これまでそんな気配あったっけ?

すずめは、あんなに漫画が上手いのだから、よほど絵ばっかり書いてる子だったはず。なのにその姿がほとんど描かれて来ませんでした。これまでのすずめの描写は、律との関係で50%、耳のことで30%、家族関係10%、恋10%くらいの感じかな。絵や漫画を描くのが好きだという部分が非常に薄かった。

そんなすずめが、急に漫画描きに熱中するのは唐突な感じ。動機が「律に言われたから」というのも、すずめの軽薄な性格を強調してしまったような気が。

恋したい病や、拷問器具好きや、「大学はコンパでキャーキャーするところ」発言は、すずめの好感度を下げたと思います。すずめが「可愛げのあるアホ」に見えなくなりましたしね。「マンガばっかり描いてるへんな子」であれば、まだ良かったのになぁ。

かつての神童・律は、覇気のない高校生

小学校時代は、天才だ神童だと呼ばれた律ですが、信じられないような理由で高校受験を棒に振って、平凡な「秀才」レベルに自らを落としました。

高校生になった律は、つまらなそうな暗い顔をした覇気のない子になったと思う。勉強やスポーツでイキイキするでもなく、友達もなく、マーブルマシンを前にしても小学校時代ほど目が輝いていない。朝でも夜中でもおかまいなくすずめに笛で呼び出されて…マグマ大使というよりは「召使い」のよう。

高3の夏休みになってから受験勉強で忙しいと言い出したり、東大→京大へ変更すると言ったりはおかしいです。遅すぎます。いままで何やってたんだと。

佐藤健さんが高校生を演じるのも、無理があると思う。

ブッチャーは、大学より友達?

ブッチャーは、京大に志望を変更したと律から聞いて、俺も京都の大学へ行くと言い出しました。「律と一緒にいることが一番大事。大学よりも友達」だそうです。

小学校時代の律は、ブッチャーを「金づる」だと言ってたのに。
なぜブッチャーは律を好きなのか?
なぜ、思春期もすぎてそろそろ大人の歳になっても、律のそばにいたいのか?

そこが全然、わかりません。不自然極まりないです。

秋風羽織さんあっぱれ。ナレーション見当はずれ。

東京のひとたちは、新鮮味があって良い。
サングラス長髪の秋風羽織さんは、漫画ごとに固有のリズムを設定しメトロノームに合わせてアシスタントに執筆させてます。つまり、こだわりの強い変人。

「キスプラス・パイアール2乗」でしたっけ?
こだわり抜いて決めた漫画のタイトルを、一般受けするように変えたほうがいい…といいだす編集者を一蹴。出版社の編集長に電話して「世話になったが、来月からは別の出版社で続きを描く。さようなら」と絶縁します。あっぱれです。

でも、ナレーションが最悪最低!!

「このように、秋風羽織はあんなスイートな世界を描くのに性根は腐っていました…いまのは言い過ぎでした。大変に厳しい人でした」と廉子さん。

はあ?何言うてるんですか?!

漫画の作者が、タイトルも含めて、自分の作品にこだわり抜くのは当然のことです。
「年上に胸キュン」にしようなんて提案する編集者は何も分かってませんし、そんな編集者をよこす出版社は絶縁して良し!

…みんなそう思っていても、なかなかそうできないのが辛いところ。ご飯食べていかな、あかんしね。でも秋風羽織さんは自分のこだわりを通用させられる。それくらい売れてるんです。素晴らしいじゃないですか。

それなのに。きちんと礼を述べて出版社を絶縁する秋風さんに「性根は腐っていました」なんて…言い間違いにしても失礼すぎますし、(他人に)厳しい人、というのもちょっと違うと思います。

言うならば「自分のこだわりを押し通せる人」でしょ。変人だけど。

「性根が腐ってる」クリエイターって、逆に、自分の創造する世界への愛を捨てて、安易なウケ狙いや小ネタで稼ぐとかね。楽な方へ楽な方へと流れてしまった人のことだと思うわ!

いや、それだけではまだ「性根が腐ってる」なんて、わたしは言えませんよ。
自分の堕落ぶりを棚にあげて、アシスタントをいじめるとか、漫画賞の審査を金の力で操作するくらいでないとね。

ああ、また、まともに受け止めて憤慨してしまったな…。

あとがき

岐阜編にはがっかりしました。
アホらしいサンバランド騒動ばっかりで、岐阜の自然環境や文化の魅力があまり感じられなかったのが残念。脚本家さんは自分の故郷への愛はないの?
登場人物もいまいち魅力に欠けますなぁ…。

秋風羽織さんも、ピンクハウス着用の井川遥さんも面白い人っぽいので、東京編に期待します。

さて、不満ばかり書いてますが、このドラマが特別ひどい訳では、決してありません!

わたしは今、「カーネーション」の再放送を見ているので、どうしても他のドラマが魅力なしに見えるんだと思います。自分にとってベストのものに出会ったら、それ以降はずっと「自己ベストの更新」を求め続けてしまうんです。

『半分、青い。』を楽しく見ておられる皆さんごめんなさい。そういう訳です。お許しを。

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