半分、青い。4/9(月) 律はなぜ、自分の思っていることを詳しく説明しないのか

※ネタバレ含んでいます。ご注意ください。

 ダイジェスト

律の母・和子(原田知世)に呼び出された晴(松雪泰子)。鈴愛(矢崎由紗)が律(高村佳偉人)を川に落としてしまったことを怒っているのではないかと気を張る晴だったが、和子の口から発せられたのは意外な一言だった。そのころ小学校では、テストの解答をめぐって律が、担任の豊島(佐藤夕美子)から厳しい説教を受ける。自分の真意を豊島に伝えようとしない律を見かねた鈴愛は、勇気を振りしぼって立ち上がるが…。

引用:Yahoo!Japan テレビ

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律はなぜ、自分の思っていることを詳しく説明しないのか

※ここから先は個人的な感想です。

このドラマの登場人物は、生き生きしている。
ミスキャストだと思う人もいません。萩尾ワコさんも西園寺ブッチャーもいい。

律の性格、ちょっと分かってきたような気がする。

サービス問題『かぐや姫』

国語のテストで、先生曰く「サービス問題」がありました。

かぐや姫が帰ったとき、お爺さんとおばあさんはどんな気持ちだったか?

1.さみしかった
2.かなしかった
3.せつなかった
4.せいせいした

この問題…4に○を付けてといわんばかり(笑)

4も正解だと思いますよ。
お爺さんとお婆さんは、もともとは竹を切る仕事で静かに暮らしていたのです。でも、かぐや姫の美貌が評判になって公家の男が次々に求婚。

牛車に乗ってお供を沢山連れたお公家さんが、貧しいお家にやってきます。お爺さんとお婆さんは、初めて接する身分の高い相手に、接待から姫の説得から丁重なお断りまで、気の張ることばっかり。正直、毎日ヘトヘトやった。

かぐや姫が月の世界の貴人と知ってからは、もうしんどくて一刻も早く月にお返ししたかった。なのに、帝にまで噂が知れてしまって、お后に欲しいと。なんと恐れ多い。拒否したら命はない。

やっと姫が月に帰ってくれることになったが、今度は帝の兵隊が家を取り囲んでそうはさせんという。迎えにきた月世界人と戦いが起こるかも…。

しかし兵隊は動けないまま、無事にかぐや姫は月に帰還。
ああ良かった。やれやれ。肩の荷が下りた。

そういうことです(笑)。

サービス問題なら全部正解でええのにね。

律はなぜ、自分の思っていることを詳しく説明しないのか

すずめはもう少し子供らしく「お爺さんやお婆さんはかぐや姫が可愛くて、心配ばかりしていたから、自分たちの手の届かないところへ行ってほっとしたのだろう」と。

律は「ちょっと違うんだけど、だいたいそんなところ」と答えています。
またまた、すずめの説明を利用…というか、うまく乗っかった形ですね。

律は、学校の先生をバカにしてる訳じゃない。
でも詳しく説明しないから、ほんとうはどう思っているのか理解されないんだよね。

なぜ律は、詳しく説明しないのか? わたしが思うに、

『言っても、解らないから』

という思いがあるんだと思う。

律は知能が高いのでしょうね。平凡な子が100回くらい教わって体験してやっと理解できることを、律は本を一度読んだだけで理解できるんでしょう。

律の考えていることを平凡な人たち(先生も含め)に理解してもらうためには、簡単な言葉だけを使っていちから全部説明しないといけなくて、それでもわかってもらえる保証はない。逆に、あきれられたり、めんどくさい奴と言われるかも知れない。

そこまで苦労して言及するようなことでもないから、すずめの説明に乗っかっておけばいいと。無駄なことにエネルギーを使わないようにしてるんだろうね。

であれば、無駄な自己主張はしないで、4以外に○を付けといたほうが賢かったかもね。

律はそれなりの大学へ行くべき

律になかなか友達ができないのも、律の知能が高すぎる所以かも知れないなぁ。

大きくなってそれなりの大学へ進学すれば、秀才どうし短い言葉でわかり会える友達ができる。知的好奇心を満たして余りある教育を受けられる。そうなったら律はもっと自分らしく生きられると思うな。

わたしは、京都大学をぜひともオススメします。

原田知世さんイメージぴったり。萩尾ワコさん

前作『わろてんか』では、藤岡家がピンチになったとたん横柄な態度で縁談を破棄する伊能家の当主とか、北村屋に後足で砂をかけて辞めていった番頭とか、必要以上に不義理な人が多かった。なんであんな描き方をするんだろう、いまでも不快です。

このドラマの登場人物はみんな、ちゃんとまっとうに生きている感じの人たちばかりなので、ホッとしますよ。

律の母、ワコさんは、キレイで上品で面白いおかあさん。原田知世さんイメージピッタリだと思う。『わたしの名はゴア・ゴア・ゴア』と、エコーもちゃんと付けて、マグマ大使のゴア様のセリフを披露。このエコーこそが、ゴア様の怖ろしさを表してるのです。

ワコさんは、本気で三途ノ川の糸電話をやろうとするすずめを「いい子」だと言う。どんだけ律が助けられとるかと。心の底から晴さんに感謝しました。

晴さんは、ワコさんに対してちょっと気後れしていたしコンプレックスもありそうだったけど、こんなに真っ直ぐに感謝されて感激。よかったね。

西園寺ブッチャー、今日もええ子や

西園寺ブッチャー龍之介くん、今日も冴えてるしええ子。

『魅せられて(ジュディ・オング)』の替え歌、絶妙ですやん(笑)

wind is blowing from aegean ~ にれのはバカ~

ああ、この続きが聴きたいわ(笑)。

すずめの投げた一斗缶がブッチャーにあたりそうになり、それを庇った律の頭に当たりました。

このシーンは律がどんくさすぎてちょっとね…。自分から当たりに行ってるし、手を出さずに頭で受け止めてるしね。これは律があかん。

病院の待合室で、ブッチャーは本当に泣いてます。
「律になにかあったらどうしたらええんや」

ブッチャーは「律しか友達がおらん」という。
いっぱいおるやんか、とすずめが言うと、

「あいつしか好きやない!」
「お金で繋がった関係はあかんて、お父ちゃんが言ってる」と。

西園寺家のお父さん、成金(?)で浮かれた人かと思いきや、そうでもないんですね。

あとがき

すずめの投げた一斗缶を頭で受け止める律。この事件は必要なんかなぁ?
大事にいたらなくて良かったですけどね。前作のように、不自然な騒動を起こして話をつなぐというのはね、できるだけないほうがいいな。

すずめのめまい。めまいって結構怖いんですよ、パーッと不安物質が身体中に広がって心臓がドキドキしてくる。あんな感覚が子供のすずめに起こるなんて、かわいそうになぁ。

こっちは必然だし避けて通れないエピソードですね。

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