ひよっこ 8/5(土) 実とみね子の新しい暮らしが始まる

ダイジェスト

赤坂、すずふり亭の前。
実はここに来たことがあるという。最近通りかかったことがあるらしい。

すずふり亭で再会する実と省吾

休憩時間の店に入ると、鈴子と省吾が飛び出してきた。
みね子の帰りを待っていた様子。

みね子は二人に、父を紹介する。
「ご苦労様でした」

お辞儀をする鈴子。
「また会えて嬉しいです」と握手を求める省吾。
「大丈夫、私が覚えています」
実と省吾は、しっかりと握手した。

みね子と実が去ったあと、鈴子と省吾が話している。
「ねえ省ちゃん。私ちょっとだけ思っていた。あまりに辛くて悲しいことがあって逃げ出したのかなって。自分を捨てたのかなって」
「うん。それはそれで責められないね」
「でも違った。あの目をみたらね」
「うん」

あかね荘の歓迎会

あかね荘。管理人室に富さんがいない。

廊下では時子が待っていた。
「おかえりなさい、実さん。みね子、いがったね」

廊下の向こうで愛子が手招きした。
一階に下りてみると、アパートの面々が一同に集まり、テーブルの上には料理が並んでいた。

席につく、みね子と実。時子が説明する。
「愛子さんがね、お父さんの歓迎会をしようと。集まって迎えようと」

会食が始まった。
慣れない雰囲気にすこし緊張しながらも、実も食事する。

「あのお、助言とでもいうんでしょうか」富さんが話しはじめた。
「私、生まれは明治22年。そうはみえないでしょ。14の時に花柳界にはいりましてね。赤坂一の美人芸者に..ホホホ」
「歳を取りますとね、色々なことを忘れてしまうんです。それは悲しいことでもあるけど、毎日新しい出来事はあるから、生きていけるの」

正座したまま、じっと聞く実。
「はい、ありがとうございます」

宴がおわった。
漫画家たちは、みね子の父も漫画に登場させている様子。

愛子の部屋。
「実さん楽しそうで、ありがとうございます。見事な仕切りです」と、時子。
「ウフフ。舎監の血が騒いじゃったかな~」

きっと大丈夫

みね子の部屋。
みね子の差し出したパジャマを押し頂く実。

「疲れたでしょ、お父ちゃん」
「みんないい人達だ」
「いまちょっと訛ったね。ウフフ」

「謝らないといけないね。私がいなくなって苦労させたんだよね」
「ううん、それはいいの。アパートの人達も、すずふり亭のみんなも乙女寮の仲間も、一生の親友だし、東京に来なかったら出会えなかったでしょ。嬉しいことや楽しいことのほうが多いんだ」
「そうか。ありがとう」
「うれしいよ私。お父ちゃんと会えて。おやすみ、お父ちゃん」

(大丈夫って私は思いました。たとえ何も覚えてなくても、やっぱり優しいお父ちゃんに変わりはなくて。時間はかかるかもしれないけど、きっと大丈夫)

感想

お父さんとみね子の暮らしが、無事にスタートしそうで、よかったです。
しかし今日の展開に、私はとても疑問を感じました。

美代子はなぜさっさと帰ったのか

まず、お母さんは、さっさと茨城に帰ってしまい、お父さんを預けるあかね荘にも、すずふり亭にも挨拶に来ませんでした。
記憶をなくした上に、どの程度日常生活が送れるか解らない半病人を、みね子一人に任せて。

また、みね子はお父さんを病院へ連れて行く気配がありません。

無神経なあかね荘の歓迎会

すずふり亭の親子の対応は、常識的で好感が持てますが、あかね荘の住人達がひどすぎる。

同じ店子とはいえ、他人の家の事情、しかも、かなり深刻な事情にズケズケと立ち入り、いままで引きこもっていた記憶障害の半病人を、まだみね子の部屋で腰も降ろしていないのに、歓迎会に引っ張り出すんですか?

なんという、無神経さなんですか。
しばらくそっとしておいてあげる、様子を見る、というしごく当然の思いやりはないのでしょうか。

親切の押し売り!
感謝の言葉を強要!

富さんが年取ってもの忘れするのと、記憶障害とは話が違います。
参考にもならないことを初対面の半病人に聞かせ、かしこまって礼まで言わせるとは、どういう神経でしょうか。

見事な仕切りだったでしょ、と自慢げな愛子さん。
私、この人が嫌いになりそう。

さっそくお父さんをネタに漫画を書く、漫画家二人。
私は、永久にこの人達を応援する気が起こらないと思います。

このドラマ、前半(乙女寮編)まではとても良かったのですよ。
こんな無神経な演出がされたことは、なかったと思います。

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不自然すぎるお父さんの失踪

お父さんの失踪理由は、このドラマ最大のエピソードです。
この件こそ、丁重にディテールを積み上げて、きちんと描いてほしいと思いました。

考えてみると、世津子さんが、有名な女優さんでなければならない理由も、よくわからない。昭和の大女優が、誰にも知られずに男性をかくまっていたというのは、どう考えても不自然。また、社会的な影響力も責任も大きい、人気商売の女優さんが、警察にも病院にも届けず、誰にも相談しなかったというのは、ちょっとありえない。

これがもし、名もない一庶民の無知な女性だったのなら、まだ納得できたかもしれません。彼女自身、何か訳ありの人であれば、説得力があったと思います。

なのに、どうして大女優にしたのか?
美代子さんとの対比を、センセーショナルに煽りたかったのではないか。制作側の意図がみえそうで、嫌なのですよね…。

ああ、いけない
制作側の大人の事情を、あれこれ考えるのはやめましょう。
いち視聴者として、純朴にドラマの世界を楽しみたいです。

今日はとても不満でした。
来週からは、気持ちを切り替えて、また楽しみに見ようと思います。

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