ひよっこ 8/16(水) 綿引元巡査が谷田部家を訪問。実の記憶はまだ戻らない

ダイジェスト

実の記憶はまだ戻らない

奥茨城の谷田部家。
実が帰ってきてから一ヶ月がたった。

畑仕事も板についてきた実。
茂から畑仕事を教わり、ちよ子と進と笑いあい、美代子の料理を美味しく食べて平穏な日常を送っている。

ただ、記憶は戻っていない。
好物だったジャガイモの煮っ転がしを、初めて食べるもののように喜んでいる。

ひどくうなされる実

みね子のところに、母美代子から手紙が来た。

(田植えの時は大変な思いをさせてごめんなさい。
お父ちゃんは元気です。
思い出すとかそう言うのはないけど、元の谷田部実になろうとしてくれてます。頑張ってくれてます)

(でも…時々、夜ひどくうなされます。その顔は、とてもとても悲しそうです。
見てるのが辛くなります)

暗い寝室の中で、実はうなされている。
襖を少し開けて、美代子と茂じいちゃんが心配そうに覗いている。
横に寝ていたちよ子が手を握ると、実は落ち着いた。

綿引さんが、出稼ぎ時代の実について語る

美代子の手紙は続く。

(昨日、綿引さんが来てくれました。)

居間で綿引さんと実が対面した。
綿引さんは、実の顔をつくづくと見てから口を開いた。

「ずっと写真で見てたから、実物に会ったらスターに会ったみたいなヘンな気分です」
「でも嬉しいです。本当にいがった。みね子ちゃん喜んだでしょう」

綿引さんは、実の出稼ぎ時代について、知っていることを話してくれた。

「実さんが霞ヶ関のビル現場で一緒にいた人に会いました」

(ビルの工事現場、足場の上。サイレンが鳴る。弁当箱でお茶を飲む実が、同僚と世間話している。『稲刈りには帰りますか。もうすぐですね。きれいだろうなぁ今頃、田んぼは』)

「その人は『実さんは仕事に手を抜かず、残業には必ず手を挙げていた。お互い励まし合っていた』と言ってました。私が話せるのはこれくらいしかなくて..すみません」

「これ、お預かりしていた谷田部実さんの写真。お返しします。もう必要ないですからね」

手渡された写真をじっと見て、「ありがとうごさいました」と実は涙声になった。

実は、家族に何が起こったのかを詳しく聞く

夜、谷田部家の囲炉裏端。
茂と実が縄をなっており、美代子は繕い物をしている。

実は改まった様子で口を開き、自分がいなくなってから家族に何があったのか詳しく話して欲しい、ちゃんと知りたいのだ。という。

美代子はお茶を入れ、家族のこれまでの事を詳しく話して聞かせた。

  • 稲刈りが終わって東京に戻ったすぐあと、郵便物が『転居先不明』で戻ってきた。
  • 宿泊所に電話したら、何日も帰ってきてないと言う。
  • 美代子ひとりで東京へ行き、宿にも建設会社にも行ったが、手がかりは全く無かった。
  • みね子が、東京で働きながらお父ちゃんを見つけると言ってくれた。
  • みね子は家族と別れ、東京へ旅だった。ちよ子と進はバスを追いかけて別れを惜しんだ。

夜更けの暗い部屋。
実はひとりで、すすり泣いている。
美代子は台所で、それを聞いていた。

アプレ娘由香が、みね子に接近遭遇

東京赤坂、すずふり亭。
一日の仕事が終わり、厨房でみね子とヒデが後片付けを終えた。

「ご苦労様、また明日」
みね子にきちんと挨拶をして、ヒデは帰っていく。

みね子は大きく伸びをして夜空を見上げ、
「お父ちゃん、みね子は大丈夫だよ」とつぶやいた。

その時突然、

「..ふ~ん」

とおかしな声が聞こえ、みね子は驚いた。

「へえ~、星に向かって語りかけちゃったりするんだぁ」

アパートの階段を下りてきたのは..
アプレ娘の由香だ。

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感想

記憶障害の原因、やはり何か訳があるのでは

お父さん、ひどくうなされて『とてもとても悲しそう』というのは、やはり尋常ではないようです。

引ったくりに会い殴られたことは、災難ではありますが、「どうしようもなく理不尽で悲しく辛い出来事」とまでは、いかないように思う。と私は過去の記事にも書きましたが、今日の放映をみて、やはり何か深い訳がありそう、という思いが強くなりました。

  • マジメで優しいお父さんが、そこまで苦しめられている出来事は何だったのか
  • 部分的な記憶喪失ではなく、自分の名前もわからないほど深刻なのはどうして

このあたり、今後のドラマの中で明かされ最後まで描れるといいのになぁと思います。

実お父さんの苦しみが昇華されるといいなぁ。それを見届けたいと思います。でないと、あまりにもかわいそう。

アプレゲール由香

「アプレ」とは「アプレゲール」の略で、戦後の若い人々を示していった言葉らしいですが、高齢の父のいうには、いい意味では使われてなかったそうです。

年配の人が、若者の無軌道ぶりを嘆く時などに使っていた。
でも戦後の一時期だけ流行って、すぐに使われなくなったとのこと。

「近頃の若いモンは…」と年寄りが嘆くのは、いつの時代も同じです。

私も若い頃、さんざん言われましたし、父も子供のころ
「明治の男はもっと立派だった。昭和生まれはなっとらん」という声を良く聞いたらしい(笑)

アプレ娘由香は、どこでどういう暮らしをしているのか分かりません。
ちょっと斜めに構えていますが、退廃した暮らしをしている様子はなく、少し実家と離れたいという、ごくマトモな感受性を持った娘のように思えます。

由香も、すずふり亭に帰ってきてみね子と一緒にホールの仕事すればいいのにね。育ちも性格も、かなり自分と違うみね子と接することで、何かしら気づくんじゃないかなぁ。楽しそうだし。

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